2012年から始動のUCIコンチネンタルチーム、キャノンデール・スペースゼロポイントの戦いが始まる。チーム初戦の、全日本実業団自転車競技連盟主催Jプロツアー第1戦は、3月11日千葉県下総フレンドリーパークで行われる。チームは地元での初戦に向けて1月から合宿を中心に強化を図ってきた。

キャノンデール・スペースゼロポイントキャノンデール・スペースゼロポイント

開幕戦に備えるチームの意気込みを、チームスポンサーであるキャノンデール・ジャパンよりのリリースによりお伝えする。

チーム合宿を行うキャノンデール・スペースゼロポイントチーム合宿を行うキャノンデール・スペースゼロポイント 目標は世界で戦える選手の輩出

チームの大きな目標は若手の育成。そのために今強い選手よりも伸びしろの大きな若手選手をあえて選んだ。その指導役は、ベテランの鈴木真理と小室雅成で、この2人には結果も求める。この絶妙なバランスでチームはスタートする。
シーズンインを迎えるメンバーの意気込みを紹介しよう。

佐藤成彦監督:若手育成と結果を出すことの両方を追い求めたい。簡単ではないからこそやりがいがある。

鈴木真理選手:若手の花を咲かせるまでの過程にやりがいを感じる。アシストがなくとも勝てる選手に育てることが到達点。もちろん自分も勝ちに行く。

キャノンデール・スペースゼロポイントキャノンデール・スペースゼロポイント 小室雅成選手:ゴール前のアシストや自身の結果など、自分に出来ることをやりたい。

遠藤績穂選手:多忙な社会人レーサーのため、今回の合宿には不参加。深夜に帰宅後、ローラーに乗る努力家。「自分の結果を求める走りをさせたい」(佐藤監督談)

高田雄太選手:若いメンバーが多くやりがいがある。最後の勝負どころにいられるようになりたい。自転車の組み付けは自分で全部やった(実家はショップ)。

成毛千尋選手:真理さん小室さんからはたくさんのことを吸収したい。存在感のある走りが出来ればと。

原川浩介選手:アンダー最後の年なので結果を出したい。上りが得意だが、今は平地の練習が多く、思った以上にスプリントに参加できている。

岡泰誠選手:監督と真理さんに会っていなければ今の自分はなかったと思う。人間的にもまだまだなので自転車以外でも成長したい。

鈴木真理(キャノンデール・スペースゼロポイント)鈴木真理(キャノンデール・スペースゼロポイント) 小室雅成(キャノンデール・スペースゼロポイント)小室雅成(キャノンデール・スペースゼロポイント) 高田雄太(キャノンデール・スペースゼロポイント)高田雄太(キャノンデール・スペースゼロポイント) 成毛千尋(キャノンデール・スペースゼロポイント)成毛千尋(キャノンデール・スペースゼロポイント)

原川浩介(キャノンデール・スペースゼロポイント)原川浩介(キャノンデール・スペースゼロポイント) 岡 泰誠(キャノンデール・スペースゼロポイント)岡 泰誠(キャノンデール・スペースゼロポイント) 遠藤績穂(キャノンデール・スペースゼロポイント) 遠藤績穂(キャノンデール・スペースゼロポイント)  佐藤成彦ゼネラルマネージャー	(キャノンデール・スペースゼロポイント)佐藤成彦ゼネラルマネージャー (キャノンデール・スペースゼロポイント)


チームはジュニア世代の強化にも力を入れる。サテライトチームのSPACE ZEROPOINTに、JCFジュニアロード強化指定選手の岡篤志(岡泰誠の弟)選手を迎え、長期計画で育成を続けている。