2012/01/10(火) - 23:38
1月10日、イタリアのRCSスポルトはプレスリリースを出し、同団体が主催するジロ・デ・イタリア、ティレーノ〜アドリアティコ、ミラノ〜サンレモ、ジロ・ディ・ロンバルディアのワイルドカード招待チームを発表した。ユーロップカーはいずれのレースにも招待されず。アックア・エ・サポーネがジロに招待されないというサプライズも。
RCSスポルトが主催するジロ・デ・イタリア、ティレーノ〜アドリアティコ、ミラノ〜サンレモ、ジロ・ディ・ロンバルディアは、いずれもUCIワールドカレンダーに登録されたUCIワールドツアーレース。UCIワールドツアーライセンスを保有する18のUCIプロチームは規定により自動的に出場権を得る。
RCSスポルトは予めワイルドカードの候補チームとして14のUCIプロコンチネンタルチームをピックアップし、今年1月1日に発表。その中からそれぞれの出場チーム枠に応じたワイルドカード招待チームを選出した。各レースの招待チームは以下の通り。
ジロ・デ・イタリア出場チーム:
UCIプロチーム(18チーム) + アンドローニ・ジョカトリ、コルナゴ・CSFイノックス、ファルネーゼヴィーニ、チームネットアップ
ティレーノ〜アドリアティコ出場チーム
UCIプロチーム(18チーム) + アックア・エ・サポーネ、コルナゴ・CSFイノックス、コロンビア・コルデポルテス、ファルネーゼヴィーニ
ミラノ〜サンレモ出場チーム
UCIプロチーム(18チーム) + アックア・エ・サポーネ、コルナゴ・CSFイノックス、コロンビア・コルデポルテス、ファルネーゼヴィーニ、プロジェクト1t4i、チームタイプ1、ウテンシルノルド・ネイムド
ジロ・ディ・ロンバルディア出場チーム
UCIプロチーム(18チーム) + アックア・エ・サポーネ、アンドローニ・ジョカトリ、コルナゴ・CSFイノックス、コロンビア・コルデポルテス、ファルネーゼヴィーニ、プロジェクト1t4i、ウテンシルノルド・ネイムド
すべてのレースへの招待を得たのはコルナゴ・CSFイノックスとファルネーゼヴィーニのみ。ステファノ・ガルゼッリ(イタリア)とダニーロ・ディルーカ(イタリア)という2人の総合優勝経験者を擁するアックア・エ・サポーネはジロに招待されなかった。
その一方で、昨年UCIプロコンチネンタルチームに昇格したドイツのチームネットアップがジロのワイルドカードに選ばれるというサプライズも。同チームのチームマネージャーを努めるラルフ・デンク氏はプレスリリースの中で「ニュースを聞いたとき言葉を失った。自信を前面に出して(ワイルドカード枠に)申し込んだが、チャンスは無いと思っていたんだ。すでにシーズン1勝目を飾ったような気分。若いチームに信頼を置いてくれたRCSの判断に感謝している」と語っている。
新城幸也が所属するユーロップカーや中国のチャンピオンシステムは、ワイルドカード候補チームリストに入っていたが、いずれも今回発表されたワイルドカード招待リストの中に入らず。土井雪広が所属するプロジェクト1t4i(旧スキル・シマノ)はミラノ〜サンレモとジロ・ディ・ロンバルディアへの出場を決めている。
text:Kei Tsuji
RCSスポルトが主催するジロ・デ・イタリア、ティレーノ〜アドリアティコ、ミラノ〜サンレモ、ジロ・ディ・ロンバルディアは、いずれもUCIワールドカレンダーに登録されたUCIワールドツアーレース。UCIワールドツアーライセンスを保有する18のUCIプロチームは規定により自動的に出場権を得る。
RCSスポルトは予めワイルドカードの候補チームとして14のUCIプロコンチネンタルチームをピックアップし、今年1月1日に発表。その中からそれぞれの出場チーム枠に応じたワイルドカード招待チームを選出した。各レースの招待チームは以下の通り。
ジロ・デ・イタリア出場チーム:
UCIプロチーム(18チーム) + アンドローニ・ジョカトリ、コルナゴ・CSFイノックス、ファルネーゼヴィーニ、チームネットアップ
ティレーノ〜アドリアティコ出場チーム
UCIプロチーム(18チーム) + アックア・エ・サポーネ、コルナゴ・CSFイノックス、コロンビア・コルデポルテス、ファルネーゼヴィーニ
ミラノ〜サンレモ出場チーム
UCIプロチーム(18チーム) + アックア・エ・サポーネ、コルナゴ・CSFイノックス、コロンビア・コルデポルテス、ファルネーゼヴィーニ、プロジェクト1t4i、チームタイプ1、ウテンシルノルド・ネイムド
ジロ・ディ・ロンバルディア出場チーム
UCIプロチーム(18チーム) + アックア・エ・サポーネ、アンドローニ・ジョカトリ、コルナゴ・CSFイノックス、コロンビア・コルデポルテス、ファルネーゼヴィーニ、プロジェクト1t4i、ウテンシルノルド・ネイムド
すべてのレースへの招待を得たのはコルナゴ・CSFイノックスとファルネーゼヴィーニのみ。ステファノ・ガルゼッリ(イタリア)とダニーロ・ディルーカ(イタリア)という2人の総合優勝経験者を擁するアックア・エ・サポーネはジロに招待されなかった。
その一方で、昨年UCIプロコンチネンタルチームに昇格したドイツのチームネットアップがジロのワイルドカードに選ばれるというサプライズも。同チームのチームマネージャーを努めるラルフ・デンク氏はプレスリリースの中で「ニュースを聞いたとき言葉を失った。自信を前面に出して(ワイルドカード枠に)申し込んだが、チャンスは無いと思っていたんだ。すでにシーズン1勝目を飾ったような気分。若いチームに信頼を置いてくれたRCSの判断に感謝している」と語っている。
新城幸也が所属するユーロップカーや中国のチャンピオンシステムは、ワイルドカード候補チームリストに入っていたが、いずれも今回発表されたワイルドカード招待リストの中に入らず。土井雪広が所属するプロジェクト1t4i(旧スキル・シマノ)はミラノ〜サンレモとジロ・ディ・ロンバルディアへの出場を決めている。
text:Kei Tsuji
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