2011/11/03(木) - 08:45
ジャパンカップに出場する海外トップ選手たちと一緒にコースを走り、交流を楽しめるのが毎年恒例のフリーランだ。大会イメージキャラクターの近藤未来さん、タレントの川畑一志さん、さらにJALのキャビンアテンダントさんたちも参加した。
CW編集部員が自転車で一緒に走り、密着「おっかけ」取材を行った。その実走レポートをお届けします。
ジャパンカップの幕を開けるフリーランは、ゆっくりペースで選手たちと走りつつ、おしゃべりを楽しむことのできるファンイベントだ。
翌日のレースを走る海外プロチームの選手たちに加え、別府史之(レディオシャック)が参加。
ニュートラルサポートカーも伴走しているので、まるでツール・ド・フランスを自分が走っているかのような体験ができると評判だ。
今回タレントの近藤未来(こんどう・みく)さん、川畑一志(かわばた・いっし)さん、そしてJALのキャビンアテンダントさんお二人がフリーランを走るとのこと。CW新人編集部員である私、磯部聡(いそべ・そう)が自転車に乗って同行し、密着取材を行った。
私はフリーランを走るのは今回が初めての体験。いつもは観戦を楽しむだけだったが、今回はロードレーサーを持ち込み、実走取材。私自身海外プロレーサーと走れるとあって、とても楽しみである。
約1か月前に初めてスポーツバイクを手にしたという俳優の川畑一志さんと、大会イメージキャラクターの近藤未来さん。二人ともスポーツが得意というだけあって、初心者にしてはかなりモノにしているという印象を受けた。
前日試走中にその様子を拝見したが、慣れない上りではフラフラと危なっかしい。翌日完走できるかな...。と不安に思っていたが、近藤未来さんは「大勢で走るのは今回が初めて。たくさんの参加者と一緒に走れるのが楽しみでわくわくしています。少しだけ上りが不安ですが、頑張って走り切りたいです。」とやる気満々だ。
一方JALのキャビンアテンダントである岡本亜希子さん、鈴木千晴さんのお二人はスポーツバイク経験者。岡本さんは昨年のフリーランを走りきってはいるが、制限時間外でタイムアウトになった。
鈴木千晴さんはホノルルセンチュリーライドに数年前参加したことがある健脚なので、心配はない。でもしばらく乗っていなかったということで、当日に向けて坂道での練習もしてきたそうだ。
なお近藤さんとCAさんたちがスペシャライズドコンセプトストアで行ったフィッティングや、オリジナルウェア製作の様子はこちら。
そして迎えた当日。天候はあいにくの雨となったが、スタートラインにはたくさんの参加者が並んだ。
その最前列には海外招待選手とゲストライダーさんたち。JALのCAさんお二人は、得意の会話力を活かしてもうすでにプロ選手たちと仲良くなっていた。さすがです。もっとも、プロ選手の方から積極的に寄ってくるので、女性は得なのである。
ここでお披露目となったルコックのウェアは、さすがに可愛く、カッコイイ。北井菜々さんと正木千恵さんのふたりはまだまだ初心者ということで、このフリーランは走らない。でも4人揃って写真は撮りましょうということで、スタートラインには並んだ。
そう、このフリーランのコースはジャパンカップのコースと同じ1周を走る。古賀志林道の上りと、鶴カントリークラブの上りは、かなりの激坂だから、まったくの初心者にはちょっと難しいのだ。いや、これを走って初めて、この激坂を飛ぶように走るプロたちの凄さが実感できるとも言えるのだが。
そして9時ちょうど、選手たちはファンたちとおしゃべりをしながらスタートを切って行く。
勾配のキツい古賀志林道の上りでは、選手たちが女性ライダーの背中を押してあげるサービスを披露してくれた。
CAのお二人は、上りでも不安の無いペダリングを披露していたが、鈴木さんはその美貌でちゃっかりジェネシスの選手に2人がかりでアシストしてもらっていた。今になって写真を見返すと、ジャパンカップに優勝したネイサン・ハース選手だ!
鈴木さん、あなたを押してくれたのは優勝者のハース選手ですよっ!
ハース選手は頂上まで鈴木さんを押し上げると、ウインクをキメて下っていった。さすがの余裕。なんて格好いいんだ! 私自身も参考になりました。(?)
プロ選手たちは、濡れた下りでは皆さんに危険の無いように、参加者の皆さんのペースをコントロールしていた。このようなホスピタリティ精神はやはりプロフェッショナルだな、と感じる。
慣れない下りでゲストの川畑一志さんが落車してしまうアクシデントが発生したものの、持ち前のガッツで再スタート。脚に血を滲ませて走る川畑さん。月刊雑誌JUNONが主催する美男子コンテスト「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」のファイナリストでもあるイケメンだが、なんのなんの、強いオトコである。
「このくらいの傷は普段から撮影で慣れっこですから大丈夫です。でも転んでしまったのは悔しい。もっと練習して上手くなりたいです。」とは川畑さん。不屈の俳優魂を見せつけられました。凄い。
後半強まった雨脚に海外選手たちが先を急ぐ一方、後方に残ってファンたちと走っていたのは別府史之選手。坂では女性サイクリストを押してあげ、走りながらファンとのおしゃべりを楽しみ、記念写真にも気前よく応じる。もちろん、一緒に走った人は大喜びだ。
ファンサービスを大事にするその姿勢に、フミの人柄が強く感じられた。
フミは「こんな大勢で一緒に走れるのは、僕たち選手自身も楽しいし、ありがたいですよね。普段応援してくれるファンに恩返しするつもりで楽しんでいます!」と言う。
近藤未来さんもフミにフォローされつつ、無事にゴールを果たした。
「上りがキツかったですが、別府さん始め皆さんにフォローされて完走することができました。本当に嬉しいです。皆と一緒に走るのは初体験でしたが、とても楽しかったです。またいろいろなイベントにも参加してみたくなりました。」とコメントしてくれた。
各ゲストライダーにとって、新たな自転車の楽しみを発見する良い機会となったことでしょう。
また来年も走りたいな! (磯部聡)
photo&text:So.ISOBE
CW編集部員が自転車で一緒に走り、密着「おっかけ」取材を行った。その実走レポートをお届けします。
ジャパンカップの幕を開けるフリーランは、ゆっくりペースで選手たちと走りつつ、おしゃべりを楽しむことのできるファンイベントだ。
翌日のレースを走る海外プロチームの選手たちに加え、別府史之(レディオシャック)が参加。
ニュートラルサポートカーも伴走しているので、まるでツール・ド・フランスを自分が走っているかのような体験ができると評判だ。
今回タレントの近藤未来(こんどう・みく)さん、川畑一志(かわばた・いっし)さん、そしてJALのキャビンアテンダントさんお二人がフリーランを走るとのこと。CW新人編集部員である私、磯部聡(いそべ・そう)が自転車に乗って同行し、密着取材を行った。
私はフリーランを走るのは今回が初めての体験。いつもは観戦を楽しむだけだったが、今回はロードレーサーを持ち込み、実走取材。私自身海外プロレーサーと走れるとあって、とても楽しみである。
約1か月前に初めてスポーツバイクを手にしたという俳優の川畑一志さんと、大会イメージキャラクターの近藤未来さん。二人ともスポーツが得意というだけあって、初心者にしてはかなりモノにしているという印象を受けた。
前日試走中にその様子を拝見したが、慣れない上りではフラフラと危なっかしい。翌日完走できるかな...。と不安に思っていたが、近藤未来さんは「大勢で走るのは今回が初めて。たくさんの参加者と一緒に走れるのが楽しみでわくわくしています。少しだけ上りが不安ですが、頑張って走り切りたいです。」とやる気満々だ。
一方JALのキャビンアテンダントである岡本亜希子さん、鈴木千晴さんのお二人はスポーツバイク経験者。岡本さんは昨年のフリーランを走りきってはいるが、制限時間外でタイムアウトになった。
鈴木千晴さんはホノルルセンチュリーライドに数年前参加したことがある健脚なので、心配はない。でもしばらく乗っていなかったということで、当日に向けて坂道での練習もしてきたそうだ。
なお近藤さんとCAさんたちがスペシャライズドコンセプトストアで行ったフィッティングや、オリジナルウェア製作の様子はこちら。
そして迎えた当日。天候はあいにくの雨となったが、スタートラインにはたくさんの参加者が並んだ。
その最前列には海外招待選手とゲストライダーさんたち。JALのCAさんお二人は、得意の会話力を活かしてもうすでにプロ選手たちと仲良くなっていた。さすがです。もっとも、プロ選手の方から積極的に寄ってくるので、女性は得なのである。
ここでお披露目となったルコックのウェアは、さすがに可愛く、カッコイイ。北井菜々さんと正木千恵さんのふたりはまだまだ初心者ということで、このフリーランは走らない。でも4人揃って写真は撮りましょうということで、スタートラインには並んだ。
そう、このフリーランのコースはジャパンカップのコースと同じ1周を走る。古賀志林道の上りと、鶴カントリークラブの上りは、かなりの激坂だから、まったくの初心者にはちょっと難しいのだ。いや、これを走って初めて、この激坂を飛ぶように走るプロたちの凄さが実感できるとも言えるのだが。
そして9時ちょうど、選手たちはファンたちとおしゃべりをしながらスタートを切って行く。
勾配のキツい古賀志林道の上りでは、選手たちが女性ライダーの背中を押してあげるサービスを披露してくれた。
CAのお二人は、上りでも不安の無いペダリングを披露していたが、鈴木さんはその美貌でちゃっかりジェネシスの選手に2人がかりでアシストしてもらっていた。今になって写真を見返すと、ジャパンカップに優勝したネイサン・ハース選手だ!
鈴木さん、あなたを押してくれたのは優勝者のハース選手ですよっ!
ハース選手は頂上まで鈴木さんを押し上げると、ウインクをキメて下っていった。さすがの余裕。なんて格好いいんだ! 私自身も参考になりました。(?)
プロ選手たちは、濡れた下りでは皆さんに危険の無いように、参加者の皆さんのペースをコントロールしていた。このようなホスピタリティ精神はやはりプロフェッショナルだな、と感じる。
慣れない下りでゲストの川畑一志さんが落車してしまうアクシデントが発生したものの、持ち前のガッツで再スタート。脚に血を滲ませて走る川畑さん。月刊雑誌JUNONが主催する美男子コンテスト「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」のファイナリストでもあるイケメンだが、なんのなんの、強いオトコである。
「このくらいの傷は普段から撮影で慣れっこですから大丈夫です。でも転んでしまったのは悔しい。もっと練習して上手くなりたいです。」とは川畑さん。不屈の俳優魂を見せつけられました。凄い。
後半強まった雨脚に海外選手たちが先を急ぐ一方、後方に残ってファンたちと走っていたのは別府史之選手。坂では女性サイクリストを押してあげ、走りながらファンとのおしゃべりを楽しみ、記念写真にも気前よく応じる。もちろん、一緒に走った人は大喜びだ。
ファンサービスを大事にするその姿勢に、フミの人柄が強く感じられた。
フミは「こんな大勢で一緒に走れるのは、僕たち選手自身も楽しいし、ありがたいですよね。普段応援してくれるファンに恩返しするつもりで楽しんでいます!」と言う。
近藤未来さんもフミにフォローされつつ、無事にゴールを果たした。
「上りがキツかったですが、別府さん始め皆さんにフォローされて完走することができました。本当に嬉しいです。皆と一緒に走るのは初体験でしたが、とても楽しかったです。またいろいろなイベントにも参加してみたくなりました。」とコメントしてくれた。
各ゲストライダーにとって、新たな自転車の楽しみを発見する良い機会となったことでしょう。
また来年も走りたいな! (磯部聡)
photo&text:So.ISOBE
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