2009/05/19(火) - 09:05
5月19日、新城幸也がBboxブイグテレコム(フランス)のツール・ド・フランスの第一次選抜メンバー15人に入ったことが発表された。
最終的にはこの中の9人が7月4日(土)にモナコをスタートする第96回ツール・ド・フランスに出場することになる。
春先から好調の新城はアムステルゴールドレースで逃げに乗る活躍を見せ、キャトル・ジュール・ド・ダンケルクでは総合9位の好成績を挙げ、プロ入り1年目の日本人が1週間のオークラス(HC)のレースでトップ10に入る実力があることを証明している。
新城の本来の年間のレース参戦スケジュールにはツール・ド・フランスは入っておらず、グランツールではブエルタ・ア・エスパーニャへの参戦が予定されていた。
新城は4月のアムステルゴールドレース後のシクロワイアードによるインタビューにおいてツール・ド・フランス出場メンバーに選出されることを視野に入れて走っていることを表明している。
ほかに日本人では5月7日には別府史之(スキル・シマノ)の第一次ツールメンバー選抜に残ったことが発表されている。
最終決定まではまだ分からないが、2人の日本人選手がツールに出場する可能性も出てきた。
日本人選手で近代ツール・ド・フランスに出場したのは1996年の今中大介(当時チームポルティ)のみ。最終的に新城や別府らがチーム内でツール出場9人のメンバーに選ばれれば、日本人として2人目の近代ツール出場選手となる。
以下、新城のマネジメントを行うシクリスムジャポンからの紹介より抜粋して紹介する。
UCI(国際自転車連盟)プロツアーチーム「Bboxブイグテレコム」(仏)は、新城幸也(あらしろゆきや)を世界最大の自転車レース「ツール・ド・フランス」2009の第一次出場候補選手15人のうちの1人として選出致しました。出場選手の最終決定(9 名+補欠)は各選手のレース成績を厳密に精査した後、6 月中旬頃発表予定です。
2009年度よりアジアの強豪チーム「エキップアサダ」(日本、2009年度登録チーム名「EQA-梅丹本舗-グラファイトデザイン」)から「Bboxブイグテレコム」へと移籍した新城幸也の活躍は、チームにとって大きな驚きと収穫の連続でした。
特に新城幸也の活躍が際立った例としては、トマ・ヴォクレール(Trophee des Grimpeurs優勝)、ピエリック・フェドリゴ(4 jours de Dunkerque第5ステージ優勝)の勝利を献身的なアシストで導き出したうえ自らも上位に食い込む走り、そして「アムステルゴールドレース」で魅せた100km以上に及ぶエスケープへの参加です。
チームの総監督であるジャン-ルネ・ベルノドーは「ユキヤ(新城幸也)は我々が期待していた以上の結果を出してくれている。彼はアタックする事を止めず、決して挫ける事がない非常に打たれ強い選手だ。ツール・ド・フランス2009へ出場する9選手の最終決定までは今後も熾烈なセレクシオン(選抜)を勝ち抜いて貰わなければならないが、少なくともユキヤが残している結果は世界最高峰レースの厳しさに耐え得るカリテ(素質)が彼にある事を示している。」と新城幸也の事を評しています。
2009年度 新城幸也の主な戦績:
4 jours de Dunkerque ダンケルクの四日間(UCI 2.HC) 総合9位
Trophee des Grimpeurs トロフェ・デ・グランプール (UCI 1.1) 10位
Amstel Gold Race アムステルゴールドレース (UCI プロツアー) 122位
世界最大の自転車レース「ツール・ド・フランス2009」は7月4日にモナコをスタート、7月26日にパリへゴールいたします。
「Bboxブイグテレコム」チームの「ツール・ド・フランス2009」での活躍に乞うご期待ください。(シクリスムジャポン)
text:綾野 真
最終的にはこの中の9人が7月4日(土)にモナコをスタートする第96回ツール・ド・フランスに出場することになる。
春先から好調の新城はアムステルゴールドレースで逃げに乗る活躍を見せ、キャトル・ジュール・ド・ダンケルクでは総合9位の好成績を挙げ、プロ入り1年目の日本人が1週間のオークラス(HC)のレースでトップ10に入る実力があることを証明している。
新城の本来の年間のレース参戦スケジュールにはツール・ド・フランスは入っておらず、グランツールではブエルタ・ア・エスパーニャへの参戦が予定されていた。
新城は4月のアムステルゴールドレース後のシクロワイアードによるインタビューにおいてツール・ド・フランス出場メンバーに選出されることを視野に入れて走っていることを表明している。
ほかに日本人では5月7日には別府史之(スキル・シマノ)の第一次ツールメンバー選抜に残ったことが発表されている。
最終決定まではまだ分からないが、2人の日本人選手がツールに出場する可能性も出てきた。
日本人選手で近代ツール・ド・フランスに出場したのは1996年の今中大介(当時チームポルティ)のみ。最終的に新城や別府らがチーム内でツール出場9人のメンバーに選ばれれば、日本人として2人目の近代ツール出場選手となる。
以下、新城のマネジメントを行うシクリスムジャポンからの紹介より抜粋して紹介する。
新城幸也を「ツール・ド・フランス2009」第一次出場候補選手15人の1人に選出
UCI(国際自転車連盟)プロツアーチーム「Bboxブイグテレコム」(仏)は、新城幸也(あらしろゆきや)を世界最大の自転車レース「ツール・ド・フランス」2009の第一次出場候補選手15人のうちの1人として選出致しました。出場選手の最終決定(9 名+補欠)は各選手のレース成績を厳密に精査した後、6 月中旬頃発表予定です。
2009年度よりアジアの強豪チーム「エキップアサダ」(日本、2009年度登録チーム名「EQA-梅丹本舗-グラファイトデザイン」)から「Bboxブイグテレコム」へと移籍した新城幸也の活躍は、チームにとって大きな驚きと収穫の連続でした。
特に新城幸也の活躍が際立った例としては、トマ・ヴォクレール(Trophee des Grimpeurs優勝)、ピエリック・フェドリゴ(4 jours de Dunkerque第5ステージ優勝)の勝利を献身的なアシストで導き出したうえ自らも上位に食い込む走り、そして「アムステルゴールドレース」で魅せた100km以上に及ぶエスケープへの参加です。
チームの総監督であるジャン-ルネ・ベルノドーは「ユキヤ(新城幸也)は我々が期待していた以上の結果を出してくれている。彼はアタックする事を止めず、決して挫ける事がない非常に打たれ強い選手だ。ツール・ド・フランス2009へ出場する9選手の最終決定までは今後も熾烈なセレクシオン(選抜)を勝ち抜いて貰わなければならないが、少なくともユキヤが残している結果は世界最高峰レースの厳しさに耐え得るカリテ(素質)が彼にある事を示している。」と新城幸也の事を評しています。
2009年度 新城幸也の主な戦績:
4 jours de Dunkerque ダンケルクの四日間(UCI 2.HC) 総合9位
Trophee des Grimpeurs トロフェ・デ・グランプール (UCI 1.1) 10位
Amstel Gold Race アムステルゴールドレース (UCI プロツアー) 122位
世界最大の自転車レース「ツール・ド・フランス2009」は7月4日にモナコをスタート、7月26日にパリへゴールいたします。
「Bboxブイグテレコム」チームの「ツール・ド・フランス2009」での活躍に乞うご期待ください。(シクリスムジャポン)
text:綾野 真