2011/07/20(水) - 10:45
序盤からアタックに次ぐアタック。平均スピードが46.1km/hに達する山岳ステージで、トル・フースホフト(ノルウェー、ガーミン・サーヴェロ)が2勝目をマークした。そして静観と見られた総合争いは、アルベルト・コンタドール(スペイン、サクソバンク・サンガード)の攻撃によって興味深い動きを見せた。
開幕から2週間が経過し、2回目の休息日を明けたツールはアルプスに脚を踏み入れた。とは言っても第16ステージの難易度は低め。サンポール・トロワ・シャトーからガップまでの162.5kmに登場するカテゴリー山岳は、ゴール11.5km手前の2級山岳マンス峠だけだ。
しかしこのマンス峠が展開を分からないものにした。平均勾配5.2%・登坂距離9.5kmの登りだけでなく、ガップへの下りがテクニカル。2003年大会でホセバ・ベロキ(スペイン)が落車し、直後を走っていたアームストロングが草むらに避けて事なきを得た下りは、この日、雨に濡れた。
プロトンは追い風に押されるようにサンポール・トロワ・シャトーをスタート。登り基調にも関わらず平均スピードが51.4km/h(最初の1時間)に達する展開で、アタックと吸収を繰り返しながらプロトンは進む。
逃げが決まったのは、レース開始から2時間経過後の97km地点。フースホフトやトニ・マルティン(ドイツ、HTC・ハイロード)、エドヴァルド・ボアッソン(ノルウェー、チームスカイ)、ミハイル・イグナチエフ(ロシア、カチューシャ)、そしてジェレミー・ロワ(フランス、FDJ)を含む10名が飛び出すと、メイン集団はようやくペースを落とした。
逃げが形成された時点で、レースはすでに後半戦。降り始めた雨が路面を濡らす。逃げに選手を送り損ねたアージェードゥーゼルがメイン集団を率いて逃げグループを追う。しかし逃げを吸収する意図はなく、先頭10名は6分20秒のリードを築いた状態で2級山岳マンス峠に突入した。
雨のマンス峠で逃げグループからイグナチエフが飛び出し、遅れてライダー・ヘジダル(カナダ、ガーミン・サーヴェロ)がこれに合流。ヘジダルはそのまま独走に持ち込み、単独でマンス峠登頂を果たす。
逃げグループはボアッソンのアタックによって崩壊し、これに世界チャンピオンのフースホフトだけが合流。先頭ヘジダルから15秒遅れで頂上を通過したボアッソンとフースホフトは、テクニカルな下りで先頭合流。3名のままガップのゴール地点にやってきた。
ガーミン・サーヴェロ2名(フースホフトとヘジダル)vsチームスカイ1名(ボアッソン)という一方的なゴールスプリント。献身的な走りを見せたヘジダルの後ろからラスト200mでスプリントを開始したフースホフトが、同じノルウェー出身のボアッソンを下して勝利。アルカンシェルが大きく両手を広げた。
「今年のツールでは全てが100%上手く行っている」。ピレネーの第13ステージに続く今大会2度目の逃げ切り勝利を飾ったフースホフトは喜びを言葉に乗せる。
「最後の登り(マンス峠)ではライダー・ヘジダルで僕のためにペースを作ってくれた。でも彼の調子があまりにも良さそうだったので、アタックするよう言ったんだ。彼はそのまま独走して良い展開に持ち込んだ。僕はエドヴァルド・ボアッソンの付き位置をキープ。(前にチームメイトが逃げているので戦略上)エドヴァルドに協力できなくて申し訳なかった」。
フースホフトは過去に2度マイヨヴェールを獲得してるスプリンターだが、初めからポイント賞は狙わず、平坦ステージの集団スプリントではタイラー・ファラー(アメリカ)のアシストに徹し、そして他のスプリンターが苦しむ山岳ステージで果敢に攻撃。「自分が勝てると思う日に全力を注ぎ込んでいる」という言葉がそのスタイルを表している。
「今日の勝利は本当に信じられない。深い幸せに包まれている。前回のルルドの勝利は独走という最高のシチュエーションだったけど、今回も同じく素晴らしい勝利。ヘジダルの助けを借りて、抜群のタイミングでスプリントを開始。僕はスプリントが苦手ではないけど、エドヴァルドをスプリントで破るのは決して簡単なことじゃないよ」。フースホフトは今大会マイヨジョーヌ着用&ステージ2勝の大活躍。ガーミン・サーヴェロは(16ステージ中)4勝目をマークした。
一方、6分遅れで2級山岳マンス峠を登っていたメイン集団ではコンタドールが動いた。総合順位を下げていたコンタドールは、チームメイトの力も借りず、鋭い登りアタックでメイン集団を抜け出す。ピレネーで精彩を欠いていたディフェンディングチャンピオンが息を吹き返す走り。
ライバルのカデル・エヴァンス(オーストラリア、BMCレーシングチーム)やシュレク兄弟(ルクセンブルク、レオパード・トレック)、そしてトマ・ヴォクレール(フランス、ユーロップカー)はすぐさまこれに反応。
しかしコンタドールの本気踏みは続き、エヴァンスとサムエル・サンチェス(スペイン、エウスカルテル)だけがコンタドールに食らいつく。
コンタドール、サンチェス、エヴァンスの3名はメイン集団を15秒引き離してマンス峠をクリア。テクニカルな下りでそのタイム差はむしろ広がり、エヴァンスを先頭にステージ優勝者から4分23秒遅れでゴールに飛び込む(コンタドールとサンチェスは4分26秒遅れ)。
マイヨジョーヌのヴォクレールを含むメイン集団は4分44秒遅れ。しかしその中にアンディやバッソの姿は無い。テクニカルな下りで失速したアンディは、メイン集団から48秒、コンタドールから1分06秒のビハインドを食らった。
本格的なアルプス3連戦を前にしたコンタドールの攻撃。ヴォクレールはマイヨジョーヌを守ったが、エヴァンスとサンチェス、そしてコンタドールとのタイム差は縮まった。
すでに8日間マイヨジョーヌを着ているヴォクレールは「アルベルト(コンタドール)のアタックは予期していなかった。でもツールは佳境に入っているので、全てに注意しなければならないということ。それがスポーツだ。他の選手が自分と同じことを考えているとは限らない。脚は悪くなかったけど、総合狙いの3人からタイムを失ってしまった。アタックに反応したけど付いていけなかった。自分の走りが一線を越えていたのだと思う。ここからは毎日様子を見ながら走るしかない。何も後悔していない」とコメント。ヴォクレールの真価が問われる山岳3連戦が始まる。
選手コメントはレース公式サイトより。
ツール・ド・フランス2011第16ステージ結果
1位 トル・フースホフト(ノルウェー、ガーミン・サーヴェロ) 3h31'38"
2位 エドヴァルド・ボアッソン(ノルウェー、チームスカイ)
3位 ライダー・ヘジダル(カナダ、ガーミン・サーヴェロ) +02"
4位 トニ・マルティン(ドイツ、HTC・ハイロード) +38"
5位 ミハイル・イグナチエフ(ロシア、カチューシャ) +52"
6位 アラン・ペレス(スペイン、エウスカルテル) +1'25"
7位 ジェレミー・ロワ(フランス、FDJ)
8位 マルコ・マルカート(イタリア、ヴァカンソレイユ・DCM) +1'55"
9位 ドリス・デヴェナインス(ベルギー、クイックステップ)
10位 アンドレー・グリブコ(ウクライナ、アスタナ) +1'58"
11位 カデル・エヴァンス(オーストラリア、BMCレーシングチーム) +4'23"
12位 アルベルト・コンタドール(スペイン、サクソバンク・サンガード) +4'26"
13位 サムエル・サンチェス(スペイン、エウスカルテル)
14位 ホセホアキン・ロハス(スペイン、モビスター) +4'44"
15位 フィリップ・ジルベール(ベルギー、オメガファーマ・ロット)
18位 トマ・ヴォクレール(フランス、ユーロップカー)
19位 フランク・シュレク(ルクセンブルク、レオパード・トレック)
23位 ダミアーノ・クネゴ(イタリア、ランプレ・ISD)
28位 トム・ダニエルソン(アメリカ、ガーミン・サーヴェロ) +5'02"
30位 イヴァン・バッソ(イタリア、リクイガス・キャノンデール) +5'17"
36位 アンディ・シュレク(ルクセンブルク、レオパード・トレック) +5'32"
個人総合成績 マイヨ・ジョーヌ
1位 トマ・ヴォクレール(フランス、ユーロップカー) 69h00'56"
2位 カデル・エヴァンス(オーストラリア、BMCレーシングチーム) +1'45"
3位 フランク・シュレク(ルクセンブルク、レオパード・トレック) +1'49"
4位 アンディ・シュレク(ルクセンブルク、レオパード・トレック) +3'03"
5位 サムエル・サンチェス(スペイン、エウスカルテル) +3'26"
6位 アルベルト・コンタドール(スペイン、サクソバンク・サンガード)+3'42"
7位 イヴァン・バッソ(イタリア、リクイガス・キャノンデール) +3'49"
8位 ダミアーノ・クネゴ(イタリア、ランプレ・ISD) +4'01"
9位 トム・ダニエルソン(アメリカ、ガーミン・サーヴェロ) +6'04"
10位 リゴベルト・ウラン(コロンビア、チームスカイ) +7'55"
ポイント賞 マイヨ・ヴェール
1位 マーク・カヴェンディッシュ(イギリス、HTC・ハイロード) 319pts
2位 ホセホアキン・ロハス(スペイン、モビスター) 285pts
3位 フィリップ・ジルベール(ベルギー、オメガファーマ・ロット) 250pts
山岳賞 マイヨ・ブラン・ア・ポワ・ルージュ
1位 イェーレ・ファネンデルト(ベルギー、オメガファーマ・ロット) 74pts
2位 サムエル・サンチェス(スペイン、エウスカルテル) 72pts
3位 ジェレミー・ロワ(フランス、FDJ) 45pts
新人賞 マイヨ・ブラン
1位 リゴベルト・ウラン(コロンビア、チームスカイ) 69h08'51"
2位 レイン・ターラマエ(エストニア、コフィディス) +1'07"
3位 ピエール・ロラン(フランス、ユーロップカー) +1'58"
チーム総合成績
1位 ガーミン・サーヴェロ 206h31'24"
2位 レオパード・トレック +7'01"
3位 ユーロップカー +8'14"
敢闘賞
ミハイル・イグナチエフ(ロシア、カチューシャ)
text:Kei Tsuji
photo:Makoto Ayano, Cor Vos
開幕から2週間が経過し、2回目の休息日を明けたツールはアルプスに脚を踏み入れた。とは言っても第16ステージの難易度は低め。サンポール・トロワ・シャトーからガップまでの162.5kmに登場するカテゴリー山岳は、ゴール11.5km手前の2級山岳マンス峠だけだ。
しかしこのマンス峠が展開を分からないものにした。平均勾配5.2%・登坂距離9.5kmの登りだけでなく、ガップへの下りがテクニカル。2003年大会でホセバ・ベロキ(スペイン)が落車し、直後を走っていたアームストロングが草むらに避けて事なきを得た下りは、この日、雨に濡れた。
プロトンは追い風に押されるようにサンポール・トロワ・シャトーをスタート。登り基調にも関わらず平均スピードが51.4km/h(最初の1時間)に達する展開で、アタックと吸収を繰り返しながらプロトンは進む。
逃げが決まったのは、レース開始から2時間経過後の97km地点。フースホフトやトニ・マルティン(ドイツ、HTC・ハイロード)、エドヴァルド・ボアッソン(ノルウェー、チームスカイ)、ミハイル・イグナチエフ(ロシア、カチューシャ)、そしてジェレミー・ロワ(フランス、FDJ)を含む10名が飛び出すと、メイン集団はようやくペースを落とした。
逃げが形成された時点で、レースはすでに後半戦。降り始めた雨が路面を濡らす。逃げに選手を送り損ねたアージェードゥーゼルがメイン集団を率いて逃げグループを追う。しかし逃げを吸収する意図はなく、先頭10名は6分20秒のリードを築いた状態で2級山岳マンス峠に突入した。
雨のマンス峠で逃げグループからイグナチエフが飛び出し、遅れてライダー・ヘジダル(カナダ、ガーミン・サーヴェロ)がこれに合流。ヘジダルはそのまま独走に持ち込み、単独でマンス峠登頂を果たす。
逃げグループはボアッソンのアタックによって崩壊し、これに世界チャンピオンのフースホフトだけが合流。先頭ヘジダルから15秒遅れで頂上を通過したボアッソンとフースホフトは、テクニカルな下りで先頭合流。3名のままガップのゴール地点にやってきた。
ガーミン・サーヴェロ2名(フースホフトとヘジダル)vsチームスカイ1名(ボアッソン)という一方的なゴールスプリント。献身的な走りを見せたヘジダルの後ろからラスト200mでスプリントを開始したフースホフトが、同じノルウェー出身のボアッソンを下して勝利。アルカンシェルが大きく両手を広げた。
「今年のツールでは全てが100%上手く行っている」。ピレネーの第13ステージに続く今大会2度目の逃げ切り勝利を飾ったフースホフトは喜びを言葉に乗せる。
「最後の登り(マンス峠)ではライダー・ヘジダルで僕のためにペースを作ってくれた。でも彼の調子があまりにも良さそうだったので、アタックするよう言ったんだ。彼はそのまま独走して良い展開に持ち込んだ。僕はエドヴァルド・ボアッソンの付き位置をキープ。(前にチームメイトが逃げているので戦略上)エドヴァルドに協力できなくて申し訳なかった」。
フースホフトは過去に2度マイヨヴェールを獲得してるスプリンターだが、初めからポイント賞は狙わず、平坦ステージの集団スプリントではタイラー・ファラー(アメリカ)のアシストに徹し、そして他のスプリンターが苦しむ山岳ステージで果敢に攻撃。「自分が勝てると思う日に全力を注ぎ込んでいる」という言葉がそのスタイルを表している。
「今日の勝利は本当に信じられない。深い幸せに包まれている。前回のルルドの勝利は独走という最高のシチュエーションだったけど、今回も同じく素晴らしい勝利。ヘジダルの助けを借りて、抜群のタイミングでスプリントを開始。僕はスプリントが苦手ではないけど、エドヴァルドをスプリントで破るのは決して簡単なことじゃないよ」。フースホフトは今大会マイヨジョーヌ着用&ステージ2勝の大活躍。ガーミン・サーヴェロは(16ステージ中)4勝目をマークした。
一方、6分遅れで2級山岳マンス峠を登っていたメイン集団ではコンタドールが動いた。総合順位を下げていたコンタドールは、チームメイトの力も借りず、鋭い登りアタックでメイン集団を抜け出す。ピレネーで精彩を欠いていたディフェンディングチャンピオンが息を吹き返す走り。
ライバルのカデル・エヴァンス(オーストラリア、BMCレーシングチーム)やシュレク兄弟(ルクセンブルク、レオパード・トレック)、そしてトマ・ヴォクレール(フランス、ユーロップカー)はすぐさまこれに反応。
しかしコンタドールの本気踏みは続き、エヴァンスとサムエル・サンチェス(スペイン、エウスカルテル)だけがコンタドールに食らいつく。
コンタドール、サンチェス、エヴァンスの3名はメイン集団を15秒引き離してマンス峠をクリア。テクニカルな下りでそのタイム差はむしろ広がり、エヴァンスを先頭にステージ優勝者から4分23秒遅れでゴールに飛び込む(コンタドールとサンチェスは4分26秒遅れ)。
マイヨジョーヌのヴォクレールを含むメイン集団は4分44秒遅れ。しかしその中にアンディやバッソの姿は無い。テクニカルな下りで失速したアンディは、メイン集団から48秒、コンタドールから1分06秒のビハインドを食らった。
本格的なアルプス3連戦を前にしたコンタドールの攻撃。ヴォクレールはマイヨジョーヌを守ったが、エヴァンスとサンチェス、そしてコンタドールとのタイム差は縮まった。
すでに8日間マイヨジョーヌを着ているヴォクレールは「アルベルト(コンタドール)のアタックは予期していなかった。でもツールは佳境に入っているので、全てに注意しなければならないということ。それがスポーツだ。他の選手が自分と同じことを考えているとは限らない。脚は悪くなかったけど、総合狙いの3人からタイムを失ってしまった。アタックに反応したけど付いていけなかった。自分の走りが一線を越えていたのだと思う。ここからは毎日様子を見ながら走るしかない。何も後悔していない」とコメント。ヴォクレールの真価が問われる山岳3連戦が始まる。
選手コメントはレース公式サイトより。
ツール・ド・フランス2011第16ステージ結果
1位 トル・フースホフト(ノルウェー、ガーミン・サーヴェロ) 3h31'38"
2位 エドヴァルド・ボアッソン(ノルウェー、チームスカイ)
3位 ライダー・ヘジダル(カナダ、ガーミン・サーヴェロ) +02"
4位 トニ・マルティン(ドイツ、HTC・ハイロード) +38"
5位 ミハイル・イグナチエフ(ロシア、カチューシャ) +52"
6位 アラン・ペレス(スペイン、エウスカルテル) +1'25"
7位 ジェレミー・ロワ(フランス、FDJ)
8位 マルコ・マルカート(イタリア、ヴァカンソレイユ・DCM) +1'55"
9位 ドリス・デヴェナインス(ベルギー、クイックステップ)
10位 アンドレー・グリブコ(ウクライナ、アスタナ) +1'58"
11位 カデル・エヴァンス(オーストラリア、BMCレーシングチーム) +4'23"
12位 アルベルト・コンタドール(スペイン、サクソバンク・サンガード) +4'26"
13位 サムエル・サンチェス(スペイン、エウスカルテル)
14位 ホセホアキン・ロハス(スペイン、モビスター) +4'44"
15位 フィリップ・ジルベール(ベルギー、オメガファーマ・ロット)
18位 トマ・ヴォクレール(フランス、ユーロップカー)
19位 フランク・シュレク(ルクセンブルク、レオパード・トレック)
23位 ダミアーノ・クネゴ(イタリア、ランプレ・ISD)
28位 トム・ダニエルソン(アメリカ、ガーミン・サーヴェロ) +5'02"
30位 イヴァン・バッソ(イタリア、リクイガス・キャノンデール) +5'17"
36位 アンディ・シュレク(ルクセンブルク、レオパード・トレック) +5'32"
個人総合成績 マイヨ・ジョーヌ
1位 トマ・ヴォクレール(フランス、ユーロップカー) 69h00'56"
2位 カデル・エヴァンス(オーストラリア、BMCレーシングチーム) +1'45"
3位 フランク・シュレク(ルクセンブルク、レオパード・トレック) +1'49"
4位 アンディ・シュレク(ルクセンブルク、レオパード・トレック) +3'03"
5位 サムエル・サンチェス(スペイン、エウスカルテル) +3'26"
6位 アルベルト・コンタドール(スペイン、サクソバンク・サンガード)+3'42"
7位 イヴァン・バッソ(イタリア、リクイガス・キャノンデール) +3'49"
8位 ダミアーノ・クネゴ(イタリア、ランプレ・ISD) +4'01"
9位 トム・ダニエルソン(アメリカ、ガーミン・サーヴェロ) +6'04"
10位 リゴベルト・ウラン(コロンビア、チームスカイ) +7'55"
ポイント賞 マイヨ・ヴェール
1位 マーク・カヴェンディッシュ(イギリス、HTC・ハイロード) 319pts
2位 ホセホアキン・ロハス(スペイン、モビスター) 285pts
3位 フィリップ・ジルベール(ベルギー、オメガファーマ・ロット) 250pts
山岳賞 マイヨ・ブラン・ア・ポワ・ルージュ
1位 イェーレ・ファネンデルト(ベルギー、オメガファーマ・ロット) 74pts
2位 サムエル・サンチェス(スペイン、エウスカルテル) 72pts
3位 ジェレミー・ロワ(フランス、FDJ) 45pts
新人賞 マイヨ・ブラン
1位 リゴベルト・ウラン(コロンビア、チームスカイ) 69h08'51"
2位 レイン・ターラマエ(エストニア、コフィディス) +1'07"
3位 ピエール・ロラン(フランス、ユーロップカー) +1'58"
チーム総合成績
1位 ガーミン・サーヴェロ 206h31'24"
2位 レオパード・トレック +7'01"
3位 ユーロップカー +8'14"
敢闘賞
ミハイル・イグナチエフ(ロシア、カチューシャ)
text:Kei Tsuji
photo:Makoto Ayano, Cor Vos
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