2011/04/22(金) - 07:57
2011年はプレオリンピックイヤー。オリンピック出場枠を賭けて例年に増して各国間の激しいポイント争いが展開される。片山梨絵(Team Specialized Japan)が順調にランキングを上げている。ロンドン五輪への出場は叶うのか? 片山梨絵の動きを追う新連載。
一人の日本人女子MTBクロスカントリーの選手がUCIランキングに名を連ねる。個人ランキング14位・国別ランキング15位「Rie KATAYAMA」。ロンドン・オリンピックへのボーダーラインである18位を遂に突破した片山梨絵(Team Specialized Japan)をランキングへと導いたのが、五輪出場枠獲得を目指した海外遠征だった。正念場のワールドカップ開幕目前、片山梨絵に迫った。(聞き手 竹之内脩平)
北京での惨敗。そして、ロンドンを志す
そもそも、片山選手がロンドン五輪を目指したきっかけは何だったのだろう?
北京五輪にも出場した片山選手。しかし、日本人最高位の20位とはいえ、納得できるレースではなかった。
「確かに競技生活を続けることは苦しかった。しかし、北京五輪が終わった時点ではこのままではやめられない。と言うのが正直な気持ちでした」と片山は当時を振り返る。
しかし次のオリンピックまで4年。それは彼女にとって決して短い時間ではなかった。
そこで、北京五輪とロンドン五輪の間に開かれる2010年のアジアンゲームに照準を合わせた。
アジアンゲームの調整を狙って行った昨年のヨーロッパ遠征。ワールドカップや各国のMTBレースを走って、片山はヨーロッパのレースに目覚める。日本では独走して勝利することが多い片山。しかし、ヨーロッパでは、ダイナミックなコース、そしてそのコース上で繰り広げられるライバルとの激しいポジション争い。彼女が触れたことのない熱いレースがそこにあった。
「ここでもっとっ闘ってみたい、もっと強くなりたい!」MTBに乗り始めて13年目。今までに無いほどヨーロッパのレースに心は魅了され彼女は、次第にロンドンオリンピックを意識するようになっていく。
苦難の遠征実現への道のり
しかし、心に決めたロンドンへの道は、決して平坦ではなかった。ロンドン五輪への出場枠を取るには、UCIレースに出場しポイントを集める必要がある。ルール上、本来なら各国3人までのポイントを計上できるが、日本の女子XC界で現状ポイントを獲得出来る選手は、ほぼ片山だけに限られていた。競合する他国は、国家プロジェクトの様相で3人体制でポイントを集めてくるに違いない。
片山に残された選択肢は、ワールドカップに照準を合わせつつも早期にヨーロッパ入りし、各国のUCIレースを徹底的にまわり、地道にかつ確実にUCIポイントを稼ぐことだった。
その結果練り上がったのが、毎週末ヨーロッパ各地でレースを行うという過酷なスケジュールだった。
しかし遠征実現までの道のりは、資金集めをはじめやるべきことが山積みだった。自らスポンサーを探して回り、会う人会う人に自分の想いと、どうすればロンドンにたどり着けるのか、自分の夢を語り続けた。より多くの人に知ってもらえるようにウェブサイト OFF ROAD TO LONDON も立ち上げた。
2010年9月からスタートした遠征準備だったが、デスクワークが片山の時間を奪う。自らのマネージメントも基本的に自分で行う片山は、机に噛り付き、練習も思ったように出来ないもどかしい日々が続いた。
「選手としてこれでよいのか」と思うときもあったことだろう。しかし、彼女の努力は実を結び、メインスポンサーであるスペシャライズドを筆頭に、ポラール・ジャパンや宇都宮の自転車店「じてんしゃの杜」、オージーケーカブトなどのスポンサーを獲得。彼女自身も、たくさんの人に言葉にして何故ヨーロッパへ行きたいのか、何故、早くなりたいのかを伝えることで、改めて「走る」ということを再認識出来たと言う。遂にロンドンへ向けての遠征出発の時を迎える。
初戦に学んだ遠征レース
2011年2月中旬。地中海に浮かぶキプロス島へと片山は乗り込んだ。温暖な気候を利用し、シーズン初めてのMTBレースが幕を開ける。それは片山にとってもロンドンへ向けての大切な2011年シーズンのスタートレースだ。しかし、キプロス島でのステージレースを含む3連戦は、シリーズ総合では3位に輝くものの各レースでは表彰台に手は届かなかった。
「ロンドン・オリンピックを目指します!」そう周囲に語り続けてきたにも関わらず、走りはキレを欠いていた。「昨年より強くなっていないとロンドンへの可能性はない。」次第に心にも焦りが見えてくる。
ターニングポイントとなったスペイン・ラウンド
キプロス島での3連戦で、片山の身体は極限にまで疲れきっていた。レースをキャンセルするという選択肢さえ脳裏をかすめる。片山はコーチである竹谷賢二に相談しながら、連戦の中でも自分がターゲットとするレースにしっかり的を絞っていくという方法を選択した。
レースはスペイン2連戦に舞台を移す。スペインでの1レース目、無理してトップを追わず確実に2位をキープしながら 体調の回復を再確認する。
そして照準をあわせた翌週のスペインの首都マドリッドで行われたUCIクラス1レース。
自身も好きな高速コース。オランダチャンピオンに執拗にマークされるも、自分の得意セクションでアタックをかけ、20秒のリードを守ったまま優勝。UCIクラス1での初勝利という栄光を掴んだ。
「決して良くないコンディション。しかし、上手に心身をコントロールして狙ったレースで勝つことが出来ました」と片山。その言葉通り翌週のポルトガル2連戦でも最初のレースでは2位につけると、翌週のクラス1レースではまたしても優勝を勝ち取っている。連戦が続く遠征中は決してベストコンディションとは限らない。しかし、そんな中でも狙ったレースは確実に勝つ。心身共にコントロールして勝利を目指す術を彼女は遠征の中で掴んでいった。
ランキングの持つ意味とは
2011年4月4日付で「Rie KATAYAMA」の名前はUCI国別14位。個人15位にまで上昇してきた。オリンピック出場へのボーダーであるこのランキングについては、
「まだ、よくわかりません」と複雑そうな心境だ。
「確かに、遠征の成果としてボーダーラインである18位を突破したことは嬉しく思っている。しかし、今のこの順位が安心できる位置でないことはわかっている」。
事実、ランキングの15位から25位はポイント差が少なく、大混戦の様相を呈している。
真の勝負はワールドカップで
インタビュー時翌日には、ワールドカップの初戦南アフリカ遠征へと旅立つ片山梨絵。やや緊張気味に「ワールドカップは、不安と楽しみが交錯しています」と語ってくれた。
UCIポイントの配点も大きく各国が全力で挑んでくるワールドカップ。開幕前の気持ちを「プレゼントの箱のリボンに手をかけ、今まさに中身を確認する瞬間」と 片山は例える。
今年を占うワールドカップ初戦の南アフリカ。 彼女が目指すは、「トップ20」。果たしてそれに手が届くだろうか。そして各国どのような体制でオリッピっクを狙ってくるのか。「4年の間隔で、世界のスピードは確実に上がっている。」と片山。
確かに自分自身のスピードアップは感じている。しかし、オリンピックにあわせて各国の選手も早く成長してくることは確実だ。
日本に向けてのメッセージ
3月11日に日本を襲った東北関東大震災は、海外で走る彼女にも大きな影響を与えている。最後に明るく力強いメッセージをくれた。
「今世界に出ると、日本人ということを意識させられます。日本人として世界に恥じない走りをしたい。自分が初めてMTBレースで優勝したとき 周囲のみんなに笑顔の花が咲いたことが忘れられない。自分がロンドンという夢にチャレンジすることで日本に元気を届けられればと思います」。
いよいよワールドカップ開幕まで2週間を切った。ロンドンへと続くワールドカップ。その大きな箱を開き、自身の成長とオリンピックへの距離を確認する瞬間がもうそこまで迫ってきている。
2011年シーズン これまでの遠征スケジュールと成績 (2011年4月中旬現在)
2月20日 Cyprus Sunshine Cup #1 Voroklini (地中海・キプロス島)6位
2月25~27日 Cyprus Sunshine Cup #2 - Afxentia - Macheras Forestステージレース総合5位
3月6日 Cyprus Sunshine Cup #3 - Amathous - Agios Tychon 8位
~Cyprus Sunshine Cup 総合3位~
3月13日 Gran Premio Massi #1 - Banyoles 2位(UCIクラス2)
3月20日 Open de Espana #1 - Madrid - Casa de Campo1位(UCIクラス1)
3月27日 Portugal Cup #1 - Torres Vedras 2位(UCIクラス2)
4月3日 Portugal Cup #2 - Povoa de Lanhoso(UCIクラス1)
text&photo:Shuhey.TAKENOUCHI
profile 片山梨絵(チームスペシャライズド・ジャパン)
1979年9月13日生、大阪府吹田市出身。
岡山大学に在学中にマウンテンバイクに出会う。飛び入りで参加した草レースで3位入賞を果たした事がレーサーとしての第1歩。それ以来レースに熱中し、99年にトップカテゴリーであるJCFエリートクラスに登録。MTBジャパンシリーズへの参戦を開始する。
2003年に初優勝を果たすと、翌2004年には全日本選手権など国内主要タイトルを総ナメにし、現在7連覇と向かうところ敵なし。2006年からは海外レースにも参加するなど競技活動も本格化。2008年、念願の北京オリンピック出場。男女を通じこの種目で日本人選手過去最高位を獲得。2009年は更なるフィジカルレベルアップを狙い、約700km8日間かけて走り続けるケープエピックで日本人として初めて完走を果たした。2010年はロンドン五輪の出場枠獲得をかけてワールドカップに全戦参戦。競技歴12年目にしてもなお、進化の途中だ。
片山梨絵オフィシャルブログ RIDE! RIE! RIDE!
http://rie-katayama.aspota.jp/
OFFROAD TO LONDON
http://www.offroad2london.com/
サポーターズサイト TEAM OFFROAD TO LONDON
http://www.offroad2london.com/TEAM-O2L/about-o2l.html
片山梨絵twitter http://twitter.com/#!/riekatayama
OFFROAD TO LONDON twitter http://twitter.com/#!/offroad2london
一人の日本人女子MTBクロスカントリーの選手がUCIランキングに名を連ねる。個人ランキング14位・国別ランキング15位「Rie KATAYAMA」。ロンドン・オリンピックへのボーダーラインである18位を遂に突破した片山梨絵(Team Specialized Japan)をランキングへと導いたのが、五輪出場枠獲得を目指した海外遠征だった。正念場のワールドカップ開幕目前、片山梨絵に迫った。(聞き手 竹之内脩平)
北京での惨敗。そして、ロンドンを志す
そもそも、片山選手がロンドン五輪を目指したきっかけは何だったのだろう?
北京五輪にも出場した片山選手。しかし、日本人最高位の20位とはいえ、納得できるレースではなかった。
「確かに競技生活を続けることは苦しかった。しかし、北京五輪が終わった時点ではこのままではやめられない。と言うのが正直な気持ちでした」と片山は当時を振り返る。
しかし次のオリンピックまで4年。それは彼女にとって決して短い時間ではなかった。
そこで、北京五輪とロンドン五輪の間に開かれる2010年のアジアンゲームに照準を合わせた。
アジアンゲームの調整を狙って行った昨年のヨーロッパ遠征。ワールドカップや各国のMTBレースを走って、片山はヨーロッパのレースに目覚める。日本では独走して勝利することが多い片山。しかし、ヨーロッパでは、ダイナミックなコース、そしてそのコース上で繰り広げられるライバルとの激しいポジション争い。彼女が触れたことのない熱いレースがそこにあった。
「ここでもっとっ闘ってみたい、もっと強くなりたい!」MTBに乗り始めて13年目。今までに無いほどヨーロッパのレースに心は魅了され彼女は、次第にロンドンオリンピックを意識するようになっていく。
苦難の遠征実現への道のり
しかし、心に決めたロンドンへの道は、決して平坦ではなかった。ロンドン五輪への出場枠を取るには、UCIレースに出場しポイントを集める必要がある。ルール上、本来なら各国3人までのポイントを計上できるが、日本の女子XC界で現状ポイントを獲得出来る選手は、ほぼ片山だけに限られていた。競合する他国は、国家プロジェクトの様相で3人体制でポイントを集めてくるに違いない。
片山に残された選択肢は、ワールドカップに照準を合わせつつも早期にヨーロッパ入りし、各国のUCIレースを徹底的にまわり、地道にかつ確実にUCIポイントを稼ぐことだった。
その結果練り上がったのが、毎週末ヨーロッパ各地でレースを行うという過酷なスケジュールだった。
しかし遠征実現までの道のりは、資金集めをはじめやるべきことが山積みだった。自らスポンサーを探して回り、会う人会う人に自分の想いと、どうすればロンドンにたどり着けるのか、自分の夢を語り続けた。より多くの人に知ってもらえるようにウェブサイト OFF ROAD TO LONDON も立ち上げた。
2010年9月からスタートした遠征準備だったが、デスクワークが片山の時間を奪う。自らのマネージメントも基本的に自分で行う片山は、机に噛り付き、練習も思ったように出来ないもどかしい日々が続いた。
「選手としてこれでよいのか」と思うときもあったことだろう。しかし、彼女の努力は実を結び、メインスポンサーであるスペシャライズドを筆頭に、ポラール・ジャパンや宇都宮の自転車店「じてんしゃの杜」、オージーケーカブトなどのスポンサーを獲得。彼女自身も、たくさんの人に言葉にして何故ヨーロッパへ行きたいのか、何故、早くなりたいのかを伝えることで、改めて「走る」ということを再認識出来たと言う。遂にロンドンへ向けての遠征出発の時を迎える。
初戦に学んだ遠征レース
2011年2月中旬。地中海に浮かぶキプロス島へと片山は乗り込んだ。温暖な気候を利用し、シーズン初めてのMTBレースが幕を開ける。それは片山にとってもロンドンへ向けての大切な2011年シーズンのスタートレースだ。しかし、キプロス島でのステージレースを含む3連戦は、シリーズ総合では3位に輝くものの各レースでは表彰台に手は届かなかった。
「ロンドン・オリンピックを目指します!」そう周囲に語り続けてきたにも関わらず、走りはキレを欠いていた。「昨年より強くなっていないとロンドンへの可能性はない。」次第に心にも焦りが見えてくる。
ターニングポイントとなったスペイン・ラウンド
キプロス島での3連戦で、片山の身体は極限にまで疲れきっていた。レースをキャンセルするという選択肢さえ脳裏をかすめる。片山はコーチである竹谷賢二に相談しながら、連戦の中でも自分がターゲットとするレースにしっかり的を絞っていくという方法を選択した。
レースはスペイン2連戦に舞台を移す。スペインでの1レース目、無理してトップを追わず確実に2位をキープしながら 体調の回復を再確認する。
そして照準をあわせた翌週のスペインの首都マドリッドで行われたUCIクラス1レース。
自身も好きな高速コース。オランダチャンピオンに執拗にマークされるも、自分の得意セクションでアタックをかけ、20秒のリードを守ったまま優勝。UCIクラス1での初勝利という栄光を掴んだ。
「決して良くないコンディション。しかし、上手に心身をコントロールして狙ったレースで勝つことが出来ました」と片山。その言葉通り翌週のポルトガル2連戦でも最初のレースでは2位につけると、翌週のクラス1レースではまたしても優勝を勝ち取っている。連戦が続く遠征中は決してベストコンディションとは限らない。しかし、そんな中でも狙ったレースは確実に勝つ。心身共にコントロールして勝利を目指す術を彼女は遠征の中で掴んでいった。
ランキングの持つ意味とは
2011年4月4日付で「Rie KATAYAMA」の名前はUCI国別14位。個人15位にまで上昇してきた。オリンピック出場へのボーダーであるこのランキングについては、
「まだ、よくわかりません」と複雑そうな心境だ。
「確かに、遠征の成果としてボーダーラインである18位を突破したことは嬉しく思っている。しかし、今のこの順位が安心できる位置でないことはわかっている」。
事実、ランキングの15位から25位はポイント差が少なく、大混戦の様相を呈している。
真の勝負はワールドカップで
インタビュー時翌日には、ワールドカップの初戦南アフリカ遠征へと旅立つ片山梨絵。やや緊張気味に「ワールドカップは、不安と楽しみが交錯しています」と語ってくれた。
UCIポイントの配点も大きく各国が全力で挑んでくるワールドカップ。開幕前の気持ちを「プレゼントの箱のリボンに手をかけ、今まさに中身を確認する瞬間」と 片山は例える。
今年を占うワールドカップ初戦の南アフリカ。 彼女が目指すは、「トップ20」。果たしてそれに手が届くだろうか。そして各国どのような体制でオリッピっクを狙ってくるのか。「4年の間隔で、世界のスピードは確実に上がっている。」と片山。
確かに自分自身のスピードアップは感じている。しかし、オリンピックにあわせて各国の選手も早く成長してくることは確実だ。
日本に向けてのメッセージ
3月11日に日本を襲った東北関東大震災は、海外で走る彼女にも大きな影響を与えている。最後に明るく力強いメッセージをくれた。
「今世界に出ると、日本人ということを意識させられます。日本人として世界に恥じない走りをしたい。自分が初めてMTBレースで優勝したとき 周囲のみんなに笑顔の花が咲いたことが忘れられない。自分がロンドンという夢にチャレンジすることで日本に元気を届けられればと思います」。
いよいよワールドカップ開幕まで2週間を切った。ロンドンへと続くワールドカップ。その大きな箱を開き、自身の成長とオリンピックへの距離を確認する瞬間がもうそこまで迫ってきている。
2011年シーズン これまでの遠征スケジュールと成績 (2011年4月中旬現在)
2月20日 Cyprus Sunshine Cup #1 Voroklini (地中海・キプロス島)6位
2月25~27日 Cyprus Sunshine Cup #2 - Afxentia - Macheras Forestステージレース総合5位
3月6日 Cyprus Sunshine Cup #3 - Amathous - Agios Tychon 8位
~Cyprus Sunshine Cup 総合3位~
3月13日 Gran Premio Massi #1 - Banyoles 2位(UCIクラス2)
3月20日 Open de Espana #1 - Madrid - Casa de Campo1位(UCIクラス1)
3月27日 Portugal Cup #1 - Torres Vedras 2位(UCIクラス2)
4月3日 Portugal Cup #2 - Povoa de Lanhoso(UCIクラス1)
text&photo:Shuhey.TAKENOUCHI
profile 片山梨絵(チームスペシャライズド・ジャパン)
1979年9月13日生、大阪府吹田市出身。
岡山大学に在学中にマウンテンバイクに出会う。飛び入りで参加した草レースで3位入賞を果たした事がレーサーとしての第1歩。それ以来レースに熱中し、99年にトップカテゴリーであるJCFエリートクラスに登録。MTBジャパンシリーズへの参戦を開始する。
2003年に初優勝を果たすと、翌2004年には全日本選手権など国内主要タイトルを総ナメにし、現在7連覇と向かうところ敵なし。2006年からは海外レースにも参加するなど競技活動も本格化。2008年、念願の北京オリンピック出場。男女を通じこの種目で日本人選手過去最高位を獲得。2009年は更なるフィジカルレベルアップを狙い、約700km8日間かけて走り続けるケープエピックで日本人として初めて完走を果たした。2010年はロンドン五輪の出場枠獲得をかけてワールドカップに全戦参戦。競技歴12年目にしてもなお、進化の途中だ。
片山梨絵オフィシャルブログ RIDE! RIE! RIDE!
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