2010/09/29(水) - 00:01
4km団体追抜き予選、吉田、入部、野口、元砂の榛生昇陽高校OB4人を集めたチームが、異次元の走りで大会新記録を樹立して決勝へ。地元千葉県も大健闘で3-4位決定戦へ進出を決めた。
千葉国体3日目、トラック競技2日目はすべてが予選競技。
チーム・スプリントは大分県が唯一1分4秒台でトップタイム。2位の栃木県チームと決勝戦へ。3・4位決定戦へは神奈川、山梨が進出。予選5位以下は順位が確定した。なお、本種目と団体追抜は、少年と成年混合での選手構成だ。
国体で最も盛り上がるのが4km団体追抜だ。選ばれた選手たちが自身の県の威信をかけて戦う。応援にも熱がこもる。
2組目出走の愛知県がいきなり4分36秒の好タイムをマーク。じつに18組目の和歌山県が上回るまでトップタイム。
地元千葉県は20組目に出走。地元小学生など大声援をバックに快走、4分30秒の好タイムで3-4位決定戦へ進出。
そして最終組は昨年の1位2位の奈良県と福島県。奈良県は吉田隼人、野口正則、元砂勇雪の鹿屋体育大学勢と早稲田大学の入部正太朗。
この4人は全員が榛生昇陽高校出身。しかも1年生から3年生で、このメンバーを中心に選抜、インターハイ、国体など数々を戦ってきたメンバー。どのチームよりも綺麗にまとまった走りでラスト2周まで4人揃って走る。タイムは4分25秒092の大会新記録。3年前の大分国体で福島県の出した記録を0秒3縮めた。
この種目もチーム・スプリント同様に5位以下の順位は確定した。
なお、天候悪化、雷のためレースが2時間ほど中断。予定されていたスプリント1/4決勝とケイリン2回戦は順延された。
女子のエキシビジョンレースとしてスプリン競技が行われた。女子のトラックレースは、国体ではまだ実施していない。しかし都道府県対抗やインカレではかねてより行われており、世界を目指すためにも国体での早期実施を願いたい。
当日は和地恵美、近藤美子ら実業団、学連の強豪選手が参加。翌日にはチームスプリントとケイリンが予定されている。
4km速度競争予選では有力選手はおよそ予選を通過。昨年まででインターハイと国体の両方でこの種目3連覇を達成した元砂勇雪(奈良・鹿屋体育大学)は、初めて成年で出場。もちろん危なげなく予選通過だ。
結果
チーム・スプリント予選
1位 大分(中堀、一丸、大西)1分4秒847 決勝へ
2位 栃木(坂本、西村、田中)1分5秒313 決勝へ
3位 神奈川(亀山、巴、市山)1分5秒403 3位決定戦へ
4位 山梨(伊藤、末木、沼田)1分5秒453 3位決定戦へ
5位 兵庫(池野、石口、奥村)1分6秒047 以下順位確定
6位 三重(勝谷、小川、谷口)1分6秒384
7位 秋田(石川、佐藤、大山)1分6秒394
8位 熊本(野口、古庄、小山)1分6秒428
4km団体追抜予選
1位 奈良(吉田、入部、野口、元砂)4分25秒092 大会新記録 決勝へ
2位 岐阜(大場、高橋、矢野、橋本)4分29秒367 決勝へ
3位 福島(窪木、久保田、我妻、緑川)4分30秒503 3位決定戦へ
4位 千葉(辻本、湯浅、大川、半田)4分30秒769 3位決定戦へ
5位 福井(井上、中島、山本、碇)4分34秒780 以下順位確定
6位 和歌山(森田、木守、和田、北村)4分34秒852
7位 大分(六峰、黒枝、越海、横谷)4分36秒344
8位 愛知(河合、中根、矢次、榊原)4分36秒431
photo&text:高木秀彰
千葉国体3日目、トラック競技2日目はすべてが予選競技。
チーム・スプリントは大分県が唯一1分4秒台でトップタイム。2位の栃木県チームと決勝戦へ。3・4位決定戦へは神奈川、山梨が進出。予選5位以下は順位が確定した。なお、本種目と団体追抜は、少年と成年混合での選手構成だ。
国体で最も盛り上がるのが4km団体追抜だ。選ばれた選手たちが自身の県の威信をかけて戦う。応援にも熱がこもる。
2組目出走の愛知県がいきなり4分36秒の好タイムをマーク。じつに18組目の和歌山県が上回るまでトップタイム。
地元千葉県は20組目に出走。地元小学生など大声援をバックに快走、4分30秒の好タイムで3-4位決定戦へ進出。
そして最終組は昨年の1位2位の奈良県と福島県。奈良県は吉田隼人、野口正則、元砂勇雪の鹿屋体育大学勢と早稲田大学の入部正太朗。
この4人は全員が榛生昇陽高校出身。しかも1年生から3年生で、このメンバーを中心に選抜、インターハイ、国体など数々を戦ってきたメンバー。どのチームよりも綺麗にまとまった走りでラスト2周まで4人揃って走る。タイムは4分25秒092の大会新記録。3年前の大分国体で福島県の出した記録を0秒3縮めた。
この種目もチーム・スプリント同様に5位以下の順位は確定した。
なお、天候悪化、雷のためレースが2時間ほど中断。予定されていたスプリント1/4決勝とケイリン2回戦は順延された。
女子のエキシビジョンレースとしてスプリン競技が行われた。女子のトラックレースは、国体ではまだ実施していない。しかし都道府県対抗やインカレではかねてより行われており、世界を目指すためにも国体での早期実施を願いたい。
当日は和地恵美、近藤美子ら実業団、学連の強豪選手が参加。翌日にはチームスプリントとケイリンが予定されている。
4km速度競争予選では有力選手はおよそ予選を通過。昨年まででインターハイと国体の両方でこの種目3連覇を達成した元砂勇雪(奈良・鹿屋体育大学)は、初めて成年で出場。もちろん危なげなく予選通過だ。
結果
チーム・スプリント予選
1位 大分(中堀、一丸、大西)1分4秒847 決勝へ
2位 栃木(坂本、西村、田中)1分5秒313 決勝へ
3位 神奈川(亀山、巴、市山)1分5秒403 3位決定戦へ
4位 山梨(伊藤、末木、沼田)1分5秒453 3位決定戦へ
5位 兵庫(池野、石口、奥村)1分6秒047 以下順位確定
6位 三重(勝谷、小川、谷口)1分6秒384
7位 秋田(石川、佐藤、大山)1分6秒394
8位 熊本(野口、古庄、小山)1分6秒428
4km団体追抜予選
1位 奈良(吉田、入部、野口、元砂)4分25秒092 大会新記録 決勝へ
2位 岐阜(大場、高橋、矢野、橋本)4分29秒367 決勝へ
3位 福島(窪木、久保田、我妻、緑川)4分30秒503 3位決定戦へ
4位 千葉(辻本、湯浅、大川、半田)4分30秒769 3位決定戦へ
5位 福井(井上、中島、山本、碇)4分34秒780 以下順位確定
6位 和歌山(森田、木守、和田、北村)4分34秒852
7位 大分(六峰、黒枝、越海、横谷)4分36秒344
8位 愛知(河合、中根、矢次、榊原)4分36秒431
photo&text:高木秀彰
フォトギャラリー
Amazon.co.jp