2010/09/13(月) - 11:33
2010年9月12日、ブエルタ・ア・エスパーニャ(UCIヒストリカル)第15ステージが行なわれ、地元アストゥリアス州出身のカルロス・バレード(スペイン、クイックステップ)が難関ラゴス・デ・コバドンガを制した。総合3位のエセキエル・モスケラ(スペイン、シャコベオ・ガリシア)がマイヨロホに対して11秒のリードを奪った。
ラゴス・デ・コバドンガで飛び立ったバレード
スペイン北部、アストゥリアス州にそびえ立つ難関山岳ラゴス・デ・コバドンガにゴールする第15ステージ。コースレイアウトは非常に特徴的で、コバドンガの上り口まで山岳は皆無。大西洋に面した平坦路をひたすら175km走った後、ラスト12kmで標高1120mまで一気に駆け上がる。
重要な山岳3連戦の2戦目。この日も序盤から激しいアタック合戦が繰り広げられた。
逃げが決まったのは、スタートから1時間半後。フレフ・ファンアフェルマート(ベルギー、オメガファーマ・ロット)やカルロス・バレード(スペイン、クイックステップ)、オリヴィエ・カイセン(ベルギー、オメガファーマ・ロット)ら6名が先頭グループを形成し、降り始めた雨の中を逃げ始めた。
総合で大きく遅れた選手たちの逃げ(最高位の総合47位・39分16秒遅れのバレード)は、メイン集団の追走意欲を削いだ。リクイガスやケースデパーニュが集団コントロールを担ったものの、メイン集団のペースは上がらず、先頭グループのリードは広がるばかり。
ゴールまで50kmを残してタイム差は最大9分35秒に。コバドンガの上りが近づいてようやくシャコベオ・ガリシアがメイン集団のペースを上げたが、逃げグループとのタイム差が劇的に縮まることは無かった。
降り続く冷たい雨の中、7分のアドバンテージを得てコバドンガの上りに突入した6名の先頭グループ。この中で最もモチヴェーションが高いのは、地元アストゥリアス州出身のバレードに違いなかった。
「コバドンガは思い出の詰まった上り。子どもの頃、祖父の提案でマウンテンバイクを借りてこの上りを走った。頂上まで走り切ったので、そのご褒美として父にロードバイクを買ってもらったんだ」。上りを知り尽くしたバレードは、マーティン・ベリトス(スロバキア、チームHTC・コロンビア)のアタックに反応する形でペースアップ。バレードはベリトスを引き千切り、独走態勢に持ち込んだ。
最大勾配が15%に達するコバドンガをシッティングを多用して上るバレード。雨が降り、霧が立ち込める急坂の沿道には沢山の観客たち。最後の最後までリードを守り切ったバレードが、歓喜のガッツポーズでゴールに飛び込んだ。
バレードはレース後のインタビューで喜びが爆発。「地元で勝利するなんて最高の喜びだ!今日のゴールから僅か30kmの場所で育ったんだ。去年のクラシカ・サンセバスティアン以降、ずっとこんな勝利を待ち続けていた。このコバドンガと明日のコトベジョのステージは前から注目していた」。
「上りでベリトスがアタックした時は焦ったけど、それが自分のアドバンテージになった。この上りは知り尽くしている。最も勾配のある区間でリードを守ることが出来れば、逃げ切れると信じていた。1週間前の第9ステージでも逃げたけど、その時はハンガーノックで失速した。それ以降、ずっと総合順位を落としながら逃げるチャンスを待っていたんだ」。
バレードはポーにゴールするツール・ド・フランスの第16ステージでも逃げを試みたが、独走の末にラスト1kmで吸収。惜しくもステージ優勝を逃している。これまで何度も何度も逃げを試みた29歳のバレードが、9度目のグランツール出場で念願のステージ優勝を掴んだ。
モスケラ渾身のアタック ニーバリの牙城は崩れず
コバドンガのもう一つの闘い、それがマイヨロホを懸けた総合争いだ。本格的な上りが始まるとリクイガスがメイン集団をコントロール。オリバー・ザウグ(スイス)とロマン・クロイツィゲル(チェコ)の2人が、マイヨロホのヴィンチェンツォ・ニーバリ(イタリア)を手厚くサポートした。
ゴールまで7kmを残して、総合10位につけていたカルロス・サストレ(スペイン、サーヴェロ・テストチーム)が静寂を敗った。
サストレには総合3位のモスケラが合流。このアタックに伴うペースアップでメイン集団からは総合4位のシャビエル・トンド(スペイン、サーヴェロ・テストチーム)が脱落してしまう。
サストレは吸収され、モスケラがメイン集団を引き離しながら霧のコバドンガを駆け上がる。クロイツィゲルは脱落し、マイヨロホのニーバリ自らがメイン集団を率いてモスケラを追走する展開に。
ニーバリに食らいついたのはホアキン・ロドリゲス(スペイン、カチューシャ)とピーター・ベリトス(スロバキア、チームHTC・コロンビア)の2人だけ。フランク・シュレク(ルクセンブルク、サクソバンク)やニコラス・ロッシュ(アイルランド、アージェードゥーゼル)は後退してしまう。
結局モスケラはメイン集団は捕まることなくゴール。しかし一定ペースを刻んだニーバリから奪っ他リードは僅かに11秒だった。
この日の結果を受け、マイヨロホはニーバリが守り、変わらず4秒差でロドリゲス、タイム差11秒を詰めたモスケラが39秒差の総合3位に。トンドが遅れたため、ニーバリに最後まで食らいついたPベリトスが総合4位に浮上した。
総合リーダーとして、落ち着いた走りを見せたニーバリ。レース後のコメントも、25歳とは思えない落ち着きっぷり。「アンドラではモスケラのペースに惑わされて自爆した。同じ過ちは繰り返さない。今日は自分の総合リードを守ることだけを考えて走った。今日もチームメイトの働きは素晴らしく、コバドンガではザウグとクロイツィゲルの走りが光った。状況を上手くコントロール出来ていたと思う。麓から頂上までずっと一定ペースで上ったんだ。ラスト3kmの下りで後輪が滑らせたことが唯一のミスだった」。
「モスケラよりもサストレを恐れていたんだ。モスケラはラスト5kmをヘトヘトになるまで走ったけど、その成果はたったの11秒だ。トラブル無く一日を終えることが出来て満足している。ビッグレースでリーダージャージを着るのは初めての経験じゃない。でも今回は最後までジャージを守り抜きたいと強く思う」。
個人タイムトライアルを得意とするニーバリは、グランツール初制覇に向けて駒を一つ前に進めた。最大のライバルと目されるロドリゲスは「調子が悪かったわけじゃない。ニーバリが強かった。決して自分向きとは言えない個人タイムトライアルが控えているので、明日のステージでは彼からリードを奪う必要がある」とコメント。総合3位のモスケラも「今日は最後の最後まで全力で走った。明日も攻撃してニーバリからタイムを奪いたい」と臨戦態勢だ。
翌第16ステージは3つの難関山岳が登場する。1級山岳サンロレンソ峠と1級山岳コベルトリア峠を越え、最後は登坂距離10km・平均勾配8.1%のコトベジョ峠を駆け上がってゴール。難易度の高い山岳ステージだが、マイヨロホのニーバリは「明日も今日と同じような展開になると思う。上りが多いけど、チームワークで状況をコントロールする自信がある。今の総合リードを保ったまま個人タイムトライアルに挑みたい」と、自信を覗かせている。
選手コメントはレース公式リリースより。
ブエルタ・ア・エスパーニャ2010第15ステージ結果
1位 カルロス・バレード(スペイン、クイックステップ) 4h33'09"
2位 ニコ・シーメンス(ベルギー、コフィディス) +1'07"
3位 マーティン・ベリトス(スロバキア、チームHTC・コロンビア) +1'43"
4位 フレフ・ファンアフェルマート(ベルギー、オメガファーマ・ロット)+2'06"
5位 ピエール・カゾー(フランス、フランセーズデジュー) +2'10"
6位 オリヴィエ・カイセン(ベルギー、オメガファーマ・ロット) +2'12"
7位 エセキエル・モスケラ(スペイン、シャコベオ・ガリシア) +2'15"
8位 ヴィンチェンツォ・ニーバリ(イタリア、リクイガス) +2'26"
9位 ピーター・ベリトス(スロバキア、チームHTC・コロンビア)
10位 ホアキン・ロドリゲス(スペイン、カチューシャ)
11位 トム・ダニエルソン(アメリカ、ガーミン・トランジションズ) +2'45"
12位 ニコラス・ロッシュ(アイルランド、アージェードゥーゼル) +3'02"
13位 フランク・シュレク(ルクセンブルク、サクソバンク)
14位 カルロス・サストレ(スペイン、サーヴェロ・テストチーム) +3'03"
15位 ダヴィ・モンクティエ(フランス、コフィディス) +3'26"
23位 シャビエル・トンド(スペイン、サーヴェロ・テストチーム) +4'06"
44位 ルーベン・プラサ(スペイン、ケースデパーニュ) +8'08"
個人総合成績(マイヨロホ)
1位 ヴィンチェンツォ・ニーバリ(イタリア、リクイガス) 65h31'14"
2位 ホアキン・ロドリゲス(スペイン、カチューシャ) +04"
3位 エセキエル・モスケラ(スペイン、シャコベオ・ガリシア) +39"
4位 ピーター・ベリトス(スロバキア、チームHTC・コロンビア) +2'29"
5位 シャビエル・トンド(スペイン、サーヴェロ・テストチーム) +2'30"
6位 ニコラス・ロッシュ(アイルランド、アージェードゥーゼル) +2'47"
7位 フランク・シュレク(ルクセンブルク、サクソバンク) +2'48"
8位 トム・ダニエルソン(アメリカ、ガーミン・トランジションズ) +3'48"
9位 カルロス・サストレ(スペイン、サーヴェロ・テストチーム) +4'29"
10位 ウラディミール・カルペツ(ロシア、カチューシャ) +5'27"
ポイント賞(プントス)
1位 マーク・カヴェンディッシュ(イギリス、チームHTC・コロンビア) 111pts
2位 タイラー・ファラー(アメリカ、ガーミン・トランジションズ) 90pts
3位 ヴィンチェンツォ・ニーバリ(イタリア、リクイガス) 82pts
山岳賞(モンターニャ)
1位 ダヴィ・モンクティエ(フランス、コフィディス) 45pts
2位 セラフィン・マルティネス(スペイン、シャコベオ・ガリシア) 36pts
3位 ゴンサロ・ラブニャル(スペイン、シャコベオ・ガリシア) 25pts
複合賞(コンビナーダ)
1位 ホアキン・ロドリゲス(スペイン、カチューシャ) 11pts
2位 ヴィンチェンツォ・ニーバリ(イタリア、リクイガス) 13pts
3位 エセキエル・モスケラ(スペイン、シャコベオ・ガリシア) 14pts
チーム総合成績
1位 カチューシャ 196h12'13"
2位 ケースデパーニュ +3'45"
3位 サーヴェロ・テストチーム +7'47"
text:Kei Tsuji
photo:Cor Vos, Unipublic
ラゴス・デ・コバドンガで飛び立ったバレード
スペイン北部、アストゥリアス州にそびえ立つ難関山岳ラゴス・デ・コバドンガにゴールする第15ステージ。コースレイアウトは非常に特徴的で、コバドンガの上り口まで山岳は皆無。大西洋に面した平坦路をひたすら175km走った後、ラスト12kmで標高1120mまで一気に駆け上がる。
重要な山岳3連戦の2戦目。この日も序盤から激しいアタック合戦が繰り広げられた。
逃げが決まったのは、スタートから1時間半後。フレフ・ファンアフェルマート(ベルギー、オメガファーマ・ロット)やカルロス・バレード(スペイン、クイックステップ)、オリヴィエ・カイセン(ベルギー、オメガファーマ・ロット)ら6名が先頭グループを形成し、降り始めた雨の中を逃げ始めた。
総合で大きく遅れた選手たちの逃げ(最高位の総合47位・39分16秒遅れのバレード)は、メイン集団の追走意欲を削いだ。リクイガスやケースデパーニュが集団コントロールを担ったものの、メイン集団のペースは上がらず、先頭グループのリードは広がるばかり。
ゴールまで50kmを残してタイム差は最大9分35秒に。コバドンガの上りが近づいてようやくシャコベオ・ガリシアがメイン集団のペースを上げたが、逃げグループとのタイム差が劇的に縮まることは無かった。
降り続く冷たい雨の中、7分のアドバンテージを得てコバドンガの上りに突入した6名の先頭グループ。この中で最もモチヴェーションが高いのは、地元アストゥリアス州出身のバレードに違いなかった。
「コバドンガは思い出の詰まった上り。子どもの頃、祖父の提案でマウンテンバイクを借りてこの上りを走った。頂上まで走り切ったので、そのご褒美として父にロードバイクを買ってもらったんだ」。上りを知り尽くしたバレードは、マーティン・ベリトス(スロバキア、チームHTC・コロンビア)のアタックに反応する形でペースアップ。バレードはベリトスを引き千切り、独走態勢に持ち込んだ。
最大勾配が15%に達するコバドンガをシッティングを多用して上るバレード。雨が降り、霧が立ち込める急坂の沿道には沢山の観客たち。最後の最後までリードを守り切ったバレードが、歓喜のガッツポーズでゴールに飛び込んだ。
バレードはレース後のインタビューで喜びが爆発。「地元で勝利するなんて最高の喜びだ!今日のゴールから僅か30kmの場所で育ったんだ。去年のクラシカ・サンセバスティアン以降、ずっとこんな勝利を待ち続けていた。このコバドンガと明日のコトベジョのステージは前から注目していた」。
「上りでベリトスがアタックした時は焦ったけど、それが自分のアドバンテージになった。この上りは知り尽くしている。最も勾配のある区間でリードを守ることが出来れば、逃げ切れると信じていた。1週間前の第9ステージでも逃げたけど、その時はハンガーノックで失速した。それ以降、ずっと総合順位を落としながら逃げるチャンスを待っていたんだ」。
バレードはポーにゴールするツール・ド・フランスの第16ステージでも逃げを試みたが、独走の末にラスト1kmで吸収。惜しくもステージ優勝を逃している。これまで何度も何度も逃げを試みた29歳のバレードが、9度目のグランツール出場で念願のステージ優勝を掴んだ。
モスケラ渾身のアタック ニーバリの牙城は崩れず
コバドンガのもう一つの闘い、それがマイヨロホを懸けた総合争いだ。本格的な上りが始まるとリクイガスがメイン集団をコントロール。オリバー・ザウグ(スイス)とロマン・クロイツィゲル(チェコ)の2人が、マイヨロホのヴィンチェンツォ・ニーバリ(イタリア)を手厚くサポートした。
ゴールまで7kmを残して、総合10位につけていたカルロス・サストレ(スペイン、サーヴェロ・テストチーム)が静寂を敗った。
サストレには総合3位のモスケラが合流。このアタックに伴うペースアップでメイン集団からは総合4位のシャビエル・トンド(スペイン、サーヴェロ・テストチーム)が脱落してしまう。
サストレは吸収され、モスケラがメイン集団を引き離しながら霧のコバドンガを駆け上がる。クロイツィゲルは脱落し、マイヨロホのニーバリ自らがメイン集団を率いてモスケラを追走する展開に。
ニーバリに食らいついたのはホアキン・ロドリゲス(スペイン、カチューシャ)とピーター・ベリトス(スロバキア、チームHTC・コロンビア)の2人だけ。フランク・シュレク(ルクセンブルク、サクソバンク)やニコラス・ロッシュ(アイルランド、アージェードゥーゼル)は後退してしまう。
結局モスケラはメイン集団は捕まることなくゴール。しかし一定ペースを刻んだニーバリから奪っ他リードは僅かに11秒だった。
この日の結果を受け、マイヨロホはニーバリが守り、変わらず4秒差でロドリゲス、タイム差11秒を詰めたモスケラが39秒差の総合3位に。トンドが遅れたため、ニーバリに最後まで食らいついたPベリトスが総合4位に浮上した。
総合リーダーとして、落ち着いた走りを見せたニーバリ。レース後のコメントも、25歳とは思えない落ち着きっぷり。「アンドラではモスケラのペースに惑わされて自爆した。同じ過ちは繰り返さない。今日は自分の総合リードを守ることだけを考えて走った。今日もチームメイトの働きは素晴らしく、コバドンガではザウグとクロイツィゲルの走りが光った。状況を上手くコントロール出来ていたと思う。麓から頂上までずっと一定ペースで上ったんだ。ラスト3kmの下りで後輪が滑らせたことが唯一のミスだった」。
「モスケラよりもサストレを恐れていたんだ。モスケラはラスト5kmをヘトヘトになるまで走ったけど、その成果はたったの11秒だ。トラブル無く一日を終えることが出来て満足している。ビッグレースでリーダージャージを着るのは初めての経験じゃない。でも今回は最後までジャージを守り抜きたいと強く思う」。
個人タイムトライアルを得意とするニーバリは、グランツール初制覇に向けて駒を一つ前に進めた。最大のライバルと目されるロドリゲスは「調子が悪かったわけじゃない。ニーバリが強かった。決して自分向きとは言えない個人タイムトライアルが控えているので、明日のステージでは彼からリードを奪う必要がある」とコメント。総合3位のモスケラも「今日は最後の最後まで全力で走った。明日も攻撃してニーバリからタイムを奪いたい」と臨戦態勢だ。
翌第16ステージは3つの難関山岳が登場する。1級山岳サンロレンソ峠と1級山岳コベルトリア峠を越え、最後は登坂距離10km・平均勾配8.1%のコトベジョ峠を駆け上がってゴール。難易度の高い山岳ステージだが、マイヨロホのニーバリは「明日も今日と同じような展開になると思う。上りが多いけど、チームワークで状況をコントロールする自信がある。今の総合リードを保ったまま個人タイムトライアルに挑みたい」と、自信を覗かせている。
選手コメントはレース公式リリースより。
ブエルタ・ア・エスパーニャ2010第15ステージ結果
1位 カルロス・バレード(スペイン、クイックステップ) 4h33'09"
2位 ニコ・シーメンス(ベルギー、コフィディス) +1'07"
3位 マーティン・ベリトス(スロバキア、チームHTC・コロンビア) +1'43"
4位 フレフ・ファンアフェルマート(ベルギー、オメガファーマ・ロット)+2'06"
5位 ピエール・カゾー(フランス、フランセーズデジュー) +2'10"
6位 オリヴィエ・カイセン(ベルギー、オメガファーマ・ロット) +2'12"
7位 エセキエル・モスケラ(スペイン、シャコベオ・ガリシア) +2'15"
8位 ヴィンチェンツォ・ニーバリ(イタリア、リクイガス) +2'26"
9位 ピーター・ベリトス(スロバキア、チームHTC・コロンビア)
10位 ホアキン・ロドリゲス(スペイン、カチューシャ)
11位 トム・ダニエルソン(アメリカ、ガーミン・トランジションズ) +2'45"
12位 ニコラス・ロッシュ(アイルランド、アージェードゥーゼル) +3'02"
13位 フランク・シュレク(ルクセンブルク、サクソバンク)
14位 カルロス・サストレ(スペイン、サーヴェロ・テストチーム) +3'03"
15位 ダヴィ・モンクティエ(フランス、コフィディス) +3'26"
23位 シャビエル・トンド(スペイン、サーヴェロ・テストチーム) +4'06"
44位 ルーベン・プラサ(スペイン、ケースデパーニュ) +8'08"
個人総合成績(マイヨロホ)
1位 ヴィンチェンツォ・ニーバリ(イタリア、リクイガス) 65h31'14"
2位 ホアキン・ロドリゲス(スペイン、カチューシャ) +04"
3位 エセキエル・モスケラ(スペイン、シャコベオ・ガリシア) +39"
4位 ピーター・ベリトス(スロバキア、チームHTC・コロンビア) +2'29"
5位 シャビエル・トンド(スペイン、サーヴェロ・テストチーム) +2'30"
6位 ニコラス・ロッシュ(アイルランド、アージェードゥーゼル) +2'47"
7位 フランク・シュレク(ルクセンブルク、サクソバンク) +2'48"
8位 トム・ダニエルソン(アメリカ、ガーミン・トランジションズ) +3'48"
9位 カルロス・サストレ(スペイン、サーヴェロ・テストチーム) +4'29"
10位 ウラディミール・カルペツ(ロシア、カチューシャ) +5'27"
ポイント賞(プントス)
1位 マーク・カヴェンディッシュ(イギリス、チームHTC・コロンビア) 111pts
2位 タイラー・ファラー(アメリカ、ガーミン・トランジションズ) 90pts
3位 ヴィンチェンツォ・ニーバリ(イタリア、リクイガス) 82pts
山岳賞(モンターニャ)
1位 ダヴィ・モンクティエ(フランス、コフィディス) 45pts
2位 セラフィン・マルティネス(スペイン、シャコベオ・ガリシア) 36pts
3位 ゴンサロ・ラブニャル(スペイン、シャコベオ・ガリシア) 25pts
複合賞(コンビナーダ)
1位 ホアキン・ロドリゲス(スペイン、カチューシャ) 11pts
2位 ヴィンチェンツォ・ニーバリ(イタリア、リクイガス) 13pts
3位 エセキエル・モスケラ(スペイン、シャコベオ・ガリシア) 14pts
チーム総合成績
1位 カチューシャ 196h12'13"
2位 ケースデパーニュ +3'45"
3位 サーヴェロ・テストチーム +7'47"
text:Kei Tsuji
photo:Cor Vos, Unipublic
Amazon.co.jp