2010/09/08(水) - 19:13
イタリアを代表する、そして高級バイクのブランドの代表的存在であるデローザの2011モデルのビッグニュースはエントリーモデルの完成車R848の発表だろう。
「いつかはデローザ」そう形容されるほどの高嶺の花的な存在のデローザ。価格も高めで手の届かない存在であるがゆえに人気もあるというのが本当のところか。しかし、そんなデローザがエントリー層に近づいてきてくれるのがこのR848だ。
フルカーボン製のデローザで、カンパニョーロのVELOCEを中心としたフルコンポ搭載で、日本でも30万円を切る価格で発売される予定であるという。
しかしそこは真のレーシングブランドであるデローザ。安っぽい造作は見られず、高級感を身にまとっている。そして今までのデローザにない流行のデザインを取り入れている。フレームに入れられたライン、ロゴ、それらは流行に乗ったテイストだ。R848という名前からしてその響きだ。
本格的なレースバイクよりも扱いやすい専用スケルトンを持ち、剛性などのスペックもエントリー層にふさわしいものにチューニングしてある。
高い操作性と信頼性をもったカーボンフレームは、BIO SP(Biometric Specific Profiles)テクノロジーが採用される。これはフレームサイズに関わらず均一の剛性感をもたせる技術で、違うサイズでも剛性は均一にコントロールされ、同一のポテンシャルを発揮するという。
ラメが光るスターダストペイント
ハイエンドバイクのラインナップからKING3が消え、KING RSに完全に置き換わった。そのほか大きな変更はないが、2011上位モデルにはラメの入った塗装「スターダストペイント」が加わった。これは光線により様々な顔を見せる特別なペイントで、会場内の光線の具合でも角度によって色合いが変わり、かつ上品さがあるなんとも魅力的な塗装だ。
キングRS、メラク、アイドルなどに採用されるこのカラー。まずは写真で見て欲しい(写真ではつたえきれないが)。
スターダストペイントは日本円では1万5000円程度のオプションカラーということで、またひとつ選択肢が増えた。
スターダストペイントが施されるカラーはモデル毎に限定され、KING3 RSのSavanaカラー、MERAKのCamaleonteカラー、IDOLのGoldカラーとなる。各モデルのフレーム価格に対して日本では15,000円のアップチャージとなるという。
また、キングRSなどには標準の10サイズが用意されるが、日本においてもカスタムサイズも発注が可能だという。このあたりの詳細は総代理店の日直商会へ問い合わせて欲しい。
シングルスピード SCATTOFISSO
トラック競技向けに設計されたシングルスピードモデル「SCATTOFISSO(スカットフィッソ)」にチタンフレームがデビューする。2010にデビューしたTIG溶接のスチールモデルに加え、デローザファミリーのチタンの魔術師ドリアーノ・デローザのみが生み出せる3.25チタニウムフレームがラインナップに加わり、全てがカスタムメイドで供給されるという。
photo&text:Takashi.Kayaba
edit:Makoto.AYANO
「いつかはデローザ」そう形容されるほどの高嶺の花的な存在のデローザ。価格も高めで手の届かない存在であるがゆえに人気もあるというのが本当のところか。しかし、そんなデローザがエントリー層に近づいてきてくれるのがこのR848だ。
フルカーボン製のデローザで、カンパニョーロのVELOCEを中心としたフルコンポ搭載で、日本でも30万円を切る価格で発売される予定であるという。
しかしそこは真のレーシングブランドであるデローザ。安っぽい造作は見られず、高級感を身にまとっている。そして今までのデローザにない流行のデザインを取り入れている。フレームに入れられたライン、ロゴ、それらは流行に乗ったテイストだ。R848という名前からしてその響きだ。
本格的なレースバイクよりも扱いやすい専用スケルトンを持ち、剛性などのスペックもエントリー層にふさわしいものにチューニングしてある。
高い操作性と信頼性をもったカーボンフレームは、BIO SP(Biometric Specific Profiles)テクノロジーが採用される。これはフレームサイズに関わらず均一の剛性感をもたせる技術で、違うサイズでも剛性は均一にコントロールされ、同一のポテンシャルを発揮するという。
ラメが光るスターダストペイント
ハイエンドバイクのラインナップからKING3が消え、KING RSに完全に置き換わった。そのほか大きな変更はないが、2011上位モデルにはラメの入った塗装「スターダストペイント」が加わった。これは光線により様々な顔を見せる特別なペイントで、会場内の光線の具合でも角度によって色合いが変わり、かつ上品さがあるなんとも魅力的な塗装だ。
キングRS、メラク、アイドルなどに採用されるこのカラー。まずは写真で見て欲しい(写真ではつたえきれないが)。
スターダストペイントは日本円では1万5000円程度のオプションカラーということで、またひとつ選択肢が増えた。
スターダストペイントが施されるカラーはモデル毎に限定され、KING3 RSのSavanaカラー、MERAKのCamaleonteカラー、IDOLのGoldカラーとなる。各モデルのフレーム価格に対して日本では15,000円のアップチャージとなるという。
また、キングRSなどには標準の10サイズが用意されるが、日本においてもカスタムサイズも発注が可能だという。このあたりの詳細は総代理店の日直商会へ問い合わせて欲しい。
シングルスピード SCATTOFISSO
トラック競技向けに設計されたシングルスピードモデル「SCATTOFISSO(スカットフィッソ)」にチタンフレームがデビューする。2010にデビューしたTIG溶接のスチールモデルに加え、デローザファミリーのチタンの魔術師ドリアーノ・デローザのみが生み出せる3.25チタニウムフレームがラインナップに加わり、全てがカスタムメイドで供給されるという。
photo&text:Takashi.Kayaba
edit:Makoto.AYANO
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