2010/08/28(土) - 17:21
2010年8月27日、ツール・ド・ポワトゥー・シャラント(UCI2.1)第5ステージが行なわれ、逃げグループ内でのスプリントを制したジミー・カスペール(フランス、ソール・ソジャサン)が優勝。同じ逃げに乗ったチームメイトのジミー・アングルヴァン(フランス)が総合優勝に輝いた。別府史之(レディオシャック)は総合50位完走。
ツール・ド・ポワトゥー・シャラントの最終日はニオールからポワティエまでの197.6km。前日の個人タイムトライアルで優勝したマルケル・イリサール(スペイン、レディオシャック)がリーダージャージを着てスタートしたが、総合2位以下は僅差の混戦状態。ボーナスタイムが勝負の行方を担った。
まず動いたのは0秒差で総合2位につけていたマルティン・エルミガー(スイス、アージェードゥーゼル)。最初の中間スプリントポイントでボーナスタイムを稼いだエルミガーは、イリサールを抜いて暫定総合首位に。
やがて50km地点で10名の逃げグループが形成され、総合9位のドミニク・ロラン(カナダ、サーヴェロ・テストチーム)や総合11位のアングルヴァンがこの中に。これらの選手たちはボーナスタイムを加算しながら逃げ続けた。
メイン集団は暫定リーダーのエルミガー擁するアージェードゥーゼルがコントロール。しかし逃げグループとのタイム差は最後まで縮まらず、メイン集団を1分16秒引き離した逃げグループ内でのスプリントでカスペールが優勝を飾った。
中間スプリントポイントでのボーナスタイムにより、アングルヴァンがロランを僅かに上回って総合優勝。ソール・ソジャサンがステージ優勝と逆転総合優勝を一度に手にしている。
レース終盤に集団牽引というチームワークに徹したフミは3分26秒遅れのステージ45位でゴール。フミは自身のTwitterで「今日は200kmも嵐の中でヒドイ一日だった。終盤の周回コースでルカトル、マルケル、ポポ、自分の4人で、横風を使った走法で2周回引き続けて集団を20人くらいに分裂させたけど、他のチームの選手たちも疲れきっていて、最終的に逃げを集団を捕まえることが出来なかった」と語っている。フミは総合50位で4日間のレースを終えた。
レース展開はフランスのdirectvelo.comより。
ツール・ド・ポワトゥー・シャラント2010第5ステージ結果
1位 ジミー・カスペール(フランス、ソール・ソジャサン) 4h22'20"
2位 セドリック・ピノー(フランス、ルーベ・リール)
3位 ティボー・ピノ(フランス、フランセーズデジュー)
4位 マチュー・クロード(フランス、Bboxブイグテレコム) +03"
5位 ジミー・アングルヴァン(フランス、ソール・ソジャサン) +05"
6位 ドミニク・ロラン(カナダ、サーヴェロ・テストチーム)
7位 ケヴィン・ネイリンク(ベルギー、ランドバウクレジット)
8位 トニー・ユーレル(フランス、Bboxブイグテレコム) +1'16"
9位 ワウテル・ポエルス(オランダ、ヴァカンソレイユ)
10位 ダニーロ・ウィス(スイス、BMCレーシングチーム) +1'17"
45位 別府史之(日本、レディオシャック) +3'26"
個人総合成績
1位 ジミー・アングルヴァン(フランス、ソール・ソジャサン) 15h43'59"
2位 ドミニク・ロラン(カナダ、サーヴェロ・テストチーム)
3位 マルティン・エルミガー(スイス、アージェードゥーゼル) +28"
4位 アイマル・スベルディア(スペイン、レディオシャック) +32"
5位 マルケル・イリサール(スペイン、レディオシャック) +48"
6位 ジミー・カスペール(フランス、ソール・ソジャサン) +50"
7位 セドリック・ピノー(フランス、ルーベ・リール) +1'01"
8位 ワウテル・ポエルス(オランダ、ヴァカンソレイユ) +1'03"
9位 イグナタス・コノヴァロヴァス(リトアニア、サーヴェロ・テストチーム)+1'05"
10位 ケヴィン・ネイリンク(ベルギー、ランドバウクレジット) +1'07"
50位 別府史之(日本、レディオシャック) +7'39"
text:Kei Tsuji
photo:www.tour-poitou-charentes.com
ツール・ド・ポワトゥー・シャラントの最終日はニオールからポワティエまでの197.6km。前日の個人タイムトライアルで優勝したマルケル・イリサール(スペイン、レディオシャック)がリーダージャージを着てスタートしたが、総合2位以下は僅差の混戦状態。ボーナスタイムが勝負の行方を担った。
まず動いたのは0秒差で総合2位につけていたマルティン・エルミガー(スイス、アージェードゥーゼル)。最初の中間スプリントポイントでボーナスタイムを稼いだエルミガーは、イリサールを抜いて暫定総合首位に。
やがて50km地点で10名の逃げグループが形成され、総合9位のドミニク・ロラン(カナダ、サーヴェロ・テストチーム)や総合11位のアングルヴァンがこの中に。これらの選手たちはボーナスタイムを加算しながら逃げ続けた。
メイン集団は暫定リーダーのエルミガー擁するアージェードゥーゼルがコントロール。しかし逃げグループとのタイム差は最後まで縮まらず、メイン集団を1分16秒引き離した逃げグループ内でのスプリントでカスペールが優勝を飾った。
中間スプリントポイントでのボーナスタイムにより、アングルヴァンがロランを僅かに上回って総合優勝。ソール・ソジャサンがステージ優勝と逆転総合優勝を一度に手にしている。
レース終盤に集団牽引というチームワークに徹したフミは3分26秒遅れのステージ45位でゴール。フミは自身のTwitterで「今日は200kmも嵐の中でヒドイ一日だった。終盤の周回コースでルカトル、マルケル、ポポ、自分の4人で、横風を使った走法で2周回引き続けて集団を20人くらいに分裂させたけど、他のチームの選手たちも疲れきっていて、最終的に逃げを集団を捕まえることが出来なかった」と語っている。フミは総合50位で4日間のレースを終えた。
レース展開はフランスのdirectvelo.comより。
ツール・ド・ポワトゥー・シャラント2010第5ステージ結果
1位 ジミー・カスペール(フランス、ソール・ソジャサン) 4h22'20"
2位 セドリック・ピノー(フランス、ルーベ・リール)
3位 ティボー・ピノ(フランス、フランセーズデジュー)
4位 マチュー・クロード(フランス、Bboxブイグテレコム) +03"
5位 ジミー・アングルヴァン(フランス、ソール・ソジャサン) +05"
6位 ドミニク・ロラン(カナダ、サーヴェロ・テストチーム)
7位 ケヴィン・ネイリンク(ベルギー、ランドバウクレジット)
8位 トニー・ユーレル(フランス、Bboxブイグテレコム) +1'16"
9位 ワウテル・ポエルス(オランダ、ヴァカンソレイユ)
10位 ダニーロ・ウィス(スイス、BMCレーシングチーム) +1'17"
45位 別府史之(日本、レディオシャック) +3'26"
個人総合成績
1位 ジミー・アングルヴァン(フランス、ソール・ソジャサン) 15h43'59"
2位 ドミニク・ロラン(カナダ、サーヴェロ・テストチーム)
3位 マルティン・エルミガー(スイス、アージェードゥーゼル) +28"
4位 アイマル・スベルディア(スペイン、レディオシャック) +32"
5位 マルケル・イリサール(スペイン、レディオシャック) +48"
6位 ジミー・カスペール(フランス、ソール・ソジャサン) +50"
7位 セドリック・ピノー(フランス、ルーベ・リール) +1'01"
8位 ワウテル・ポエルス(オランダ、ヴァカンソレイユ) +1'03"
9位 イグナタス・コノヴァロヴァス(リトアニア、サーヴェロ・テストチーム)+1'05"
10位 ケヴィン・ネイリンク(ベルギー、ランドバウクレジット) +1'07"
50位 別府史之(日本、レディオシャック) +7'39"
text:Kei Tsuji
photo:www.tour-poitou-charentes.com
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