2010/08/13(金) - 09:54
2010年8月12日、ツール・ド・ラン(UCI2.1)の第2ステージが行なわれ、自宅前を通過するコースで別府史之(レディオシャック)がアタック。惜しくもフミはラスト300mで吸収されてしまったが、最後まで諦めずにもがき続けてステージ8位に食い込んだ。
ツール・ド・ラン第2ステージはヴィラール・レ・ドンブの鳥類公園からトレヴーまでの138.8km。前半に4級山岳が設定されている以外はほぼフラットなコースレイアウトだ。
フミの兄でサイクルジャーナリストの別府始氏のTwitterによると、この日のゴール地点はフミの自宅近く。無理矢理フミの自宅前を通るようにコースが変更されたという。フミも前日に「家の前を通るステージだから何かしたいと思う」と語っていた。
レースは序盤からトマ・ヴォクレール(フランス、Bboxブイグテレコム)を含む逃げグループが形成されたが、ヴァカンソレイユがコントロールするメイン集団は逃げに大きなタイム差を与えず。レディオシャックやコフィディスの集団牽引により、逃げは早々に吸収された。
ラスト4kmでフミがアタックを仕掛けて逃げを試みたが、スプリンターチーム率いるメイン集団を振り切れず。ラスト300mで吸収されたフミは、その後も踏み続けてステージ8位に食い込んだ。ステージ優勝はリーダージャージを着るロメン・フェイユ(フランス、ヴァカンソレイユ)。フェイユはボーナスタイムによって総合リードを広げることに成功している。
フミは自身のTwitterの中で「今日はめっちゃ楽しく走れた。住んでる町を通過したのもそうなんだけど、道に名前がペイントしてあったり、沿道からの応援が絶えなかった!ラスト3kmで自分からアタック仕掛けたり積極的に動いて最後はスプリント勝負で8位ゴールした」とコメント。フミは地元レースで果敢に走り、そして結果を残した。チームメイトのアイマル・スベルディア(スペイン)は総合3位の座をキープしている。
ステージ49位でレースを終えた土井雪広(スキル・シマノ)は「今日は横風が強く、集団待機で風をよけながら走った。最後は体調が良かったのでスプリントして見ようかと思ったけど、あまりのハイスピードと密集率にびびってしまった。僕はやっぱりスプリンターじゃないね。レースのスピードにも慣れてきたし、明日は追い込んでみます!!」と語っている。
レース展開はレディオシャック公式サイト、選手コメントは各Twitterの書き込みより。
ツール・ド・ラン2010第2ステージ結果
1位 ロメン・フェイユ(フランス、ヴァカンソレイユ) 3h02'10"
2位 ストゥヴ・シェネル(フランス、Bboxブイグテレコム) +01"
3位 トニー・ギャロパン(フランス、コフィディス)
4位 ナセル・ボアニ(フランス、フランセーズデジュー)
5位 ジョン・マーフィー(アメリカ、BMCレーシングチーム)
6位 ファビアン・バケ(フランス、ビッグマット・アウベール93)
7位 ステファヌ・プーリー(フランス、ソール・ソジャサン)
8位 別府史之(日本、レディオシャック)
9位 カーレ・クリット(エストニア、コフィディス)
10位 ロメン・アルディ(フランス、ブルターニュ・シュレー)
49位 土井雪広(日本、スキル・シマノ)
個人総合成績
1位 ロメン・フェイユ(フランス、ヴァカンソレイユ) 6h27'43"
2位 トニー・ギャロパン(フランス、コフィディス) +12"
3位 アイマル・スベルディア(スペイン、レディオシャック) +15"
4位 ウィルコ・ケルダーマン(オランダ、ラボバンク・コンチネンタル)
5位 フレフ・ファンアフェルマート(ベルギー、オメガファーマ・ロット)+16"
6位 マチュー・ブロ(フランス、ルーベ・リール)
7位 モレノ・ホフラント(オランダ、ラボバンク・コンチネンタル) +17"
8位 ステファヌ・プーリー(フランス、ソール・ソジャサン)
9位 タジェイ・ヴァンガーデレン(アメリカ、チームHTC・コロンビア)
10位 スティーブ・モラビート(スイス、BMCレーシングチーム) +18"
71位 土井雪広(日本、スキル・シマノ) +1'15"
96位 別府史之(日本、レディオシャック) +7'21"
ポイント賞
ロメン・フェイユ(フランス、ヴァカンソレイユ)
山岳賞
ジェフリー・スープ(フランス、U23フランスナショナルチーム)
新人賞
トニー・ギャロパン(フランス、コフィディス)
チーム総合成績
ヴァカンソレイユ
text:Kei Tsuji
ツール・ド・ラン第2ステージはヴィラール・レ・ドンブの鳥類公園からトレヴーまでの138.8km。前半に4級山岳が設定されている以外はほぼフラットなコースレイアウトだ。
フミの兄でサイクルジャーナリストの別府始氏のTwitterによると、この日のゴール地点はフミの自宅近く。無理矢理フミの自宅前を通るようにコースが変更されたという。フミも前日に「家の前を通るステージだから何かしたいと思う」と語っていた。
レースは序盤からトマ・ヴォクレール(フランス、Bboxブイグテレコム)を含む逃げグループが形成されたが、ヴァカンソレイユがコントロールするメイン集団は逃げに大きなタイム差を与えず。レディオシャックやコフィディスの集団牽引により、逃げは早々に吸収された。
ラスト4kmでフミがアタックを仕掛けて逃げを試みたが、スプリンターチーム率いるメイン集団を振り切れず。ラスト300mで吸収されたフミは、その後も踏み続けてステージ8位に食い込んだ。ステージ優勝はリーダージャージを着るロメン・フェイユ(フランス、ヴァカンソレイユ)。フェイユはボーナスタイムによって総合リードを広げることに成功している。
フミは自身のTwitterの中で「今日はめっちゃ楽しく走れた。住んでる町を通過したのもそうなんだけど、道に名前がペイントしてあったり、沿道からの応援が絶えなかった!ラスト3kmで自分からアタック仕掛けたり積極的に動いて最後はスプリント勝負で8位ゴールした」とコメント。フミは地元レースで果敢に走り、そして結果を残した。チームメイトのアイマル・スベルディア(スペイン)は総合3位の座をキープしている。
ステージ49位でレースを終えた土井雪広(スキル・シマノ)は「今日は横風が強く、集団待機で風をよけながら走った。最後は体調が良かったのでスプリントして見ようかと思ったけど、あまりのハイスピードと密集率にびびってしまった。僕はやっぱりスプリンターじゃないね。レースのスピードにも慣れてきたし、明日は追い込んでみます!!」と語っている。
レース展開はレディオシャック公式サイト、選手コメントは各Twitterの書き込みより。
ツール・ド・ラン2010第2ステージ結果
1位 ロメン・フェイユ(フランス、ヴァカンソレイユ) 3h02'10"
2位 ストゥヴ・シェネル(フランス、Bboxブイグテレコム) +01"
3位 トニー・ギャロパン(フランス、コフィディス)
4位 ナセル・ボアニ(フランス、フランセーズデジュー)
5位 ジョン・マーフィー(アメリカ、BMCレーシングチーム)
6位 ファビアン・バケ(フランス、ビッグマット・アウベール93)
7位 ステファヌ・プーリー(フランス、ソール・ソジャサン)
8位 別府史之(日本、レディオシャック)
9位 カーレ・クリット(エストニア、コフィディス)
10位 ロメン・アルディ(フランス、ブルターニュ・シュレー)
49位 土井雪広(日本、スキル・シマノ)
個人総合成績
1位 ロメン・フェイユ(フランス、ヴァカンソレイユ) 6h27'43"
2位 トニー・ギャロパン(フランス、コフィディス) +12"
3位 アイマル・スベルディア(スペイン、レディオシャック) +15"
4位 ウィルコ・ケルダーマン(オランダ、ラボバンク・コンチネンタル)
5位 フレフ・ファンアフェルマート(ベルギー、オメガファーマ・ロット)+16"
6位 マチュー・ブロ(フランス、ルーベ・リール)
7位 モレノ・ホフラント(オランダ、ラボバンク・コンチネンタル) +17"
8位 ステファヌ・プーリー(フランス、ソール・ソジャサン)
9位 タジェイ・ヴァンガーデレン(アメリカ、チームHTC・コロンビア)
10位 スティーブ・モラビート(スイス、BMCレーシングチーム) +18"
71位 土井雪広(日本、スキル・シマノ) +1'15"
96位 別府史之(日本、レディオシャック) +7'21"
ポイント賞
ロメン・フェイユ(フランス、ヴァカンソレイユ)
山岳賞
ジェフリー・スープ(フランス、U23フランスナショナルチーム)
新人賞
トニー・ギャロパン(フランス、コフィディス)
チーム総合成績
ヴァカンソレイユ
text:Kei Tsuji
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