6月の開催予定が延期され、10月24日に行われた女子エリートのイタリア選手権個人タイムトライアル。エリーザ・ロンゴボルギーニ(UAEチーム・リマド)が王座を奪還し、TTで8度目のイタリア王者ジャージを手にした。



女子エリートで最速タイムを叩き出したエリーザ・ロンゴボルギーニ(UAEチーム・リマド) photo:UAE Team L’IMAD

10月11日のツアー・オブ・チョンミンアイランド最終日をもって幕を閉じた2026年のUCIウィメンズワールドツアー。しかし、本来6月に予定されていた男子エリート以外の各カテゴリーの個人TTが延期されていたため、強力な選手を擁するイタリアのタイムトライアル王者を決める戦いが10月24日に行われた。

舞台となったのは、フランスと国境を接するイタリア北西部、ピエモンテ州のピアスコ。女子エリートは19.7kmのコースで争われた。前年、前々年と連覇中だったヴィットリア・グアジーニ(FDJユナイテッド・スエズ)は出場せず、エリーザ・ロンゴボルギーニ(UAEチーム・リマド)が23分15秒の最速タイムでフィニッシュして優勝。2位には54秒遅れでアレッシア・ヴィジリア(ウノエックス・モビリティ)、3位には1分03秒遅れでレティツィア・ボルゲージ(AGインシュランス・スーダル)が入った。

自身8度目の王座となったエリーザ・ロンゴボルギーニ(UAEチーム・リマド) photo:UAE Team L’IMAD

2023年以来となる王座を奪還し、2014年の初制覇から数えて8度目のTT制覇を果たしたロンゴボルギーニ。「再びイタリア選手権で優勝できてとても嬉しい。たとえ長いシーズンの終盤に行われたとしても、常に大切にされるべきレースだと思う。どうしても獲りたいタイトルだった。イタリア王者ジャージを着ることはいつだって名誉なこと。来年、ワールドツアーの大きなレースでこのジャージを着られるのを楽しみにしている」と、ロードとの2冠を喜んだ。

同日に行われた女子U23のTTでは、UAEチーム・リマドの育成チームに所属するジャーダ・シーロが優勝した。男子U23では、今年ネットカンパニー・イネオスの育成チームで走り、来季はEFエデュケーション・イージーポストでのプロデビューが決まっているニコラス・ミレージが優勝。2023年から2025年まで3年連続2位だったミレージは、今年のロード世界選手権U23のTTでも2位。プロデビューを翌年に控えた今季、念願のイタリア王者に輝いた。
text:Sotaro.Arakawa
photo:Uno-X Mobility
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