逃げ切り決着となったツール・ド・ルクセンブルク第3ステージ。絞り込まれた集団からペピン・レンデリンク(オランダ、スーダル・クイックステップ)が単独アタックを決め、プロ初勝利を手に入れた。

大会会長のアンディ・シュレックと4賞ジャージ photo:Tour de Luxembourg
現存する唯一の大公国、ルクセンブルクを巡るツール・ド・ルクセンブルク(UCI2.Pro)は3日目を迎えた。この日も丘陵ステージが舞台となり、終盤に2つの丘を含むコースを2周する179.6kmで争われた。
序盤に形成された逃げグループは10名で、ツール・ド・フランスでは平坦区間での集団牽引でタデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEチームエミレーツXRG)のツール5勝目に貢献したニルス・ポリッツ(ドイツ)も加わった。その後、メイン集団からは追走集団が抜け出し、先頭に合流。逃げは19名に膨らんだ。人数を増やした先頭集団は徐々にそのリードを広げていき、残り15km地点で4分まで拡大。その時点でプロトンに追走する意思はなく、逃げ切りがほぼ確定した。

勝利を逃げに譲ることとなったプロトン photo:Tour de Luxembourg
残り10km地点では、逃げ集団から抜け出したトマ・ガシニャール(フランス、トタルエネルジー)とペピン・レンデリンク(オランダ、スーダル・クイックステップ)、イゴール・アリエタ(スペイン、UAEチームエミレーツXRG)の3名が先行。その背後ではダヴィデ・ピガンゾーリ(イタリア、ヴィスマ・リースアバイク)ら8名の追走集団が形成され、その差は15秒だった。終盤、先頭の3名から、逃げを得意とするレンデリンクがアタックした。
その加速に反応できたのはガシニャールだけだったが、レンデリンクはそのガシニャールも引き離し、単独先頭に立った。後続では、ガシニャールに追走集団からマッテオ・ヴェルシェ(フランス、トタルエネルジー)とピガンゾーリが追いつき、3名が協力してレンデリンクを追った。3名はレンデリンクの姿を視界に捉えたものの、懸命に踏み続けるレンデリンクには届かず、レンデリンクが先頭でフィニッシュラインを通過した。

独走でプロ初勝利を決めたペピン・レンデリンク(オランダ、スーダル・クイックステップ) photo:Tour de Luxembourg

プロ初勝利を挙げたペピン・レンデリンク(オランダ、スーダル・クイックステップ) photo:CorVos
ピクニック・ポストNL(当時チームDSM)の育成チームからスーダル・クイックステップの育成チームへ移り、2024年にプロデビューしたレンデリンクは24歳。2023年のオランダ選手権ではU23ロードレースで同じく独走優勝したが、プロではこれが初勝利となった。ツール・ド・ルクセンブルクの2024年大会では山岳賞に輝いていた。
「今日は信じられないほど調子が良かった。こんな日は滅多にない。自転車に乗ってきたなかで、おそらく人生最高の1日だった。他の2人と一緒に終盤を迎えることに少し不安があったので、その前にアタックした。脚があるときは、その力を最大限に生かさなければならない。これがプロ初勝利。本当に胸がいっぱいだ」と喜びを表現した。
この結果、区間2位でフィニッシュしたピガンゾーリが総合首位に躍り出た。

現存する唯一の大公国、ルクセンブルクを巡るツール・ド・ルクセンブルク(UCI2.Pro)は3日目を迎えた。この日も丘陵ステージが舞台となり、終盤に2つの丘を含むコースを2周する179.6kmで争われた。
序盤に形成された逃げグループは10名で、ツール・ド・フランスでは平坦区間での集団牽引でタデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEチームエミレーツXRG)のツール5勝目に貢献したニルス・ポリッツ(ドイツ)も加わった。その後、メイン集団からは追走集団が抜け出し、先頭に合流。逃げは19名に膨らんだ。人数を増やした先頭集団は徐々にそのリードを広げていき、残り15km地点で4分まで拡大。その時点でプロトンに追走する意思はなく、逃げ切りがほぼ確定した。

残り10km地点では、逃げ集団から抜け出したトマ・ガシニャール(フランス、トタルエネルジー)とペピン・レンデリンク(オランダ、スーダル・クイックステップ)、イゴール・アリエタ(スペイン、UAEチームエミレーツXRG)の3名が先行。その背後ではダヴィデ・ピガンゾーリ(イタリア、ヴィスマ・リースアバイク)ら8名の追走集団が形成され、その差は15秒だった。終盤、先頭の3名から、逃げを得意とするレンデリンクがアタックした。
その加速に反応できたのはガシニャールだけだったが、レンデリンクはそのガシニャールも引き離し、単独先頭に立った。後続では、ガシニャールに追走集団からマッテオ・ヴェルシェ(フランス、トタルエネルジー)とピガンゾーリが追いつき、3名が協力してレンデリンクを追った。3名はレンデリンクの姿を視界に捉えたものの、懸命に踏み続けるレンデリンクには届かず、レンデリンクが先頭でフィニッシュラインを通過した。


ピクニック・ポストNL(当時チームDSM)の育成チームからスーダル・クイックステップの育成チームへ移り、2024年にプロデビューしたレンデリンクは24歳。2023年のオランダ選手権ではU23ロードレースで同じく独走優勝したが、プロではこれが初勝利となった。ツール・ド・ルクセンブルクの2024年大会では山岳賞に輝いていた。
「今日は信じられないほど調子が良かった。こんな日は滅多にない。自転車に乗ってきたなかで、おそらく人生最高の1日だった。他の2人と一緒に終盤を迎えることに少し不安があったので、その前にアタックした。脚があるときは、その力を最大限に生かさなければならない。これがプロ初勝利。本当に胸がいっぱいだ」と喜びを表現した。
この結果、区間2位でフィニッシュしたピガンゾーリが総合首位に躍り出た。
ツール・ド・ルクセンブルク2026第3ステージ結果
| 1位 | ペピン・レンデリンク(オランダ、スーダル・クイックステップ) | 4:07:30 |
| 2位 | ダヴィデ・ピガンゾーリ(イタリア、ヴィスマ・リースアバイク) | +0:01 |
| 3位 | トマ・ガシニャール(フランス、トタルエネルジー) | |
| 4位 | マッテオ・ヴェルシェ(フランス、トタルエネルジー) | +0:04 |
| 5位 | イゴール・アリエタ(スペイン、UAEチームエミレーツXRG) | +0:11 |
個人総合成績
| 1位 | ダヴィデ・ピガンゾーリ(イタリア、ヴィスマ・リースアバイク) | 11:43:21 |
| 2位 | トマ・ガシニャール(フランス、トタルエネルジー) | +0:06 |
| 3位 | マッテオ・ヴェルシェ(フランス、トタルエネルジー) | +0:09 |
| 4位 | イゴール・アリエタ(スペイン、UAEチームエミレーツXRG) | +0:18 |
| 5位 | オレリアン・パレパントル(フランス、デカトロンCMA CGM) | +0:32 |
その他の特別賞
| ポイント賞 | マライン・ファンデンベルフ(オランダ、EFエデュケーション・イージーポスト) |
| 山岳賞 | ペピン・レンデリンク(オランダ、スーダル・クイックステップ) |
| ヤングライダー賞 | ダヴィデ・ピガンゾーリ(イタリア、ヴィスマ・リースアバイク) |
| チーム総合成績 | トタルエネルジー |
text:Sotaro.Arakawa
photo:CorVos
photo:CorVos
Amazon.co.jp