UAEチームエミレーツXRGがタデイ・ポガチャル(スロベニア)との契約を2032年末まで延長した。また、ブエルタ・ア・エスパーニャで左鎖骨と頸椎を骨折したため、2026年シーズンを終了することを正式発表した。



マイヨロホを着たままブエルタ第8ステージで落車、リタイアしたタデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEチームエミレーツXRG) photo:CorVos

「このチームは僕にとって最初から家のような存在だった。何年もの間一緒に成長し、素晴らしい瞬間をいくつも共有してきた。だから2032年まで契約を延長できることをとても嬉しく思っている」とプレスリリースで喜びを語ったポガチャル。今回の延長により、ポガチャルの契約は2031年末までとなっているイサーク・デルトロ(メキシコ)を上回り、UAEチームエミレーツXRGで最長となった。また「現役引退まで」という契約を結ぶワウト・ファンアールト(ベルギー、ヴィスマ・リースアバイク)らを除き、契約満了年が公表されている現役選手では最長となる。

一方、UAEチームエミレーツXRGはポガチャルが2026年シーズン中にレースへ復帰せず、このままシーズンを終えることも正式発表した。ポガチャルはブエルタ・ア・エスパーニャ第8ステージで落車し、脳震盪、左鎖骨の開放性骨折、第7頸椎の安定型骨折を負った。その後、8月31日にスペイン・バルセロナで手術を受け、無事に終了している。

「もちろんこんな形でシーズンを終えたかったわけではない。いまはしっかり回復し、身体に必要な時間を与えることが何よりも大切だ。今シーズンは特別な瞬間がたくさんあったし、僕たちが一緒に成し遂げたことを誇りに思っている。これからは健康を取り戻すことに集中し、自宅からチームのみんなを応援しながら、来年に向けてしっかり準備して戻ってきたい」と、ポガチャルはコメント。

これにより、ヨーロッパ選手権連覇とロード世界選手権3連覇の可能性は消滅。またイル・ロンバルディアも、昨年達成した史上初の5連覇をもって連勝記録が途切れることになった。

text:Sotaro.Arakawa
photo:UAE Team Emirates-XRG

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