カステリが今シーズンで追加した新コレクションのCORETTO。そのラインアップの一角にSaturday Suitというモデルが用意されている。CORETTOが掲げるプロスペックを日常のライドで堪能できるコンセプトのもと開発されたスキンスーツだ。

カステリ Saturday Morning Skinsuit
Saturday Morning Skinsuitのカステリ公式の製品紹介は、「このスキンスーツがワールドツアーで使われることはありません。」という言葉で始まる。
スキンスーツといえばレーサーのためのもので、いつの時代も性能が追求されて開発されている。そのイメージを打ち消すような製品紹介メッセージは、Saturday Moring Skinsuitがホビーサイクリストのものであることを主張する。直訳すると「土曜日の朝」という言葉をあえてモデル名に採用していることも週末のサイクリング用であることの表現だ。

レース系のスキンスーツにはないデザインが取り入れられている

スキンスーツだが、レース用ではなく普段のライド向けのウェアとして仕立てられている
カステリはこのスキンスーツについて「土曜日の朝に行われる“ソーシャルライド”——でも実際は全然ソーシャルじゃないあのペースの早いライドのために作られた」という。トレーニングではないけれど、高速スピードで駆け抜けるために、機材にはプロ顔負けの性能を求めている方にピッタリということだ。
スキンスーツであることのメリットは体にぴたりとフィットすること。ジャージの場合はジッパーの影響で腹部周りが弛むことがしばしばあり、それが空気抵抗となってしまう。スーツの場合は脇部分も風が綺麗に通り抜けるため、エアロの恩恵を受けられる。

体のラインに沿ってフィットする 
袖周りはメッシュ生地となっている

バックポケットの生地もフィットしている 
腹部だけは縫われていない、セミセパレート式とされている
ビブショーツの肩紐によるコンプレッションからも解放され、上半身の動きやすさがスムーズになることも魅力の一つ。肩紐がないことで熱もこもりにくく、快適に過ごすことも可能だ。
Saturday Morning Skinsuitの上半身にはCORRETTOジャージ譲りのエアロ性能と通気性を持たせる一方、下半身にはEspresso 2ビブショーツが備える快適性をそのまま一体化させた設計だ。レースで使用されるビブショーツが脚まわりのコンプレッションやペダリング効率を突き詰めるのに対し、Espressoシリーズは長時間のライドでも座面や脚への負担を抑えることを優先している。週末のグループライドやロングライドで、快適さを保ちながらエアロ効果だけを享受できるように仕立てられている一着だ。
また、レース系ウェアとは異なるデザインも、ホビーサイクリング向けに仕立てられたことの表れ。カラーはBLACK/IVORY、BRILLIANT ORANGE/VIVID ORANGE/S、BELGIAN BLUE/WHITEの3色。価格は42,900円(税込)。
編集部員インプレッション by 高木三千成

腰まわりまで身体に沿う生地の追従性がうかがえる
一言で言えば、レーサーからホビーサイクリストまで、幅広い層にフィットするスキンスーツだと感じました。スーツらしく体のラインにぴたりと沿うカッティングですが窮屈さがなく、動きやすさとフィット感が高い次元で両立している一着です。
まず感じるのは、ジャージ+ビブショーツとは異なるフィット感の質そのものです。ジャージの場合はジッパー部分から腹部の生地が弛みがちですが、スーツならではの一体構造でその弛みがありません。走行中に生地がバタつくこともないので、空気抵抗を感じにくいのも実感できました。ダンシングの際も、腹部から脇にかけて生地が体に追従してくる感覚があり、フォームを崩さず一気に踏み込めます。また肩紐によるコンプレッションがないため、上半身の動きがスムーズで熱もこもりにくく感じました。呼吸のしやすさもそのひとつで、このスーツは腹圧をかけても呼吸がしやすい構造になっています。

薄く、柔らかい生地が採用されている
その上で、Saturday Morning Skinsuitがレース用のスーツと一線を画すのが生地の柔らかさです。これまでレースで着用してきた様々なブランドのスーツと比較しても、ずば抜けてしなやかな生地が使われていました。肌あたりが柔らかく伸縮性にも富んでいて、体を優しく包み込むようなフィット感です。カステリのAERO RACEは袖にエアロ生地を使いコンプレッション性が強めですが、そういった締め付けの強さはありません。
姿勢に関しても、レースウェアだと着用するだけで自然と前傾姿勢を促されますが、このスーツは自然な姿勢のままリラックスすることもできます。カフェ休憩を挟むようなライドでも苦にならないでしょう。

脚のラインに沿ったカッティングとされている

シリコングリッパーは最小限にとどめられている
下半身はEspresso 2譲りの快適性がそのまま活きている印象です。生地は柔らかく伸縮性に富んでいながらも、スーツらしいフィット感のおかげで腹部の生地が弛むこともなく、パッドのホールド性も高く、肩紐によるコンプレッションがなくてもズレや違和感は感じませんでした。
使用シーンとしては、レースに出る選手だけでなく、サイクリングロードを走る一般的なライダーにも向いています。一日を通して快適な状態でライドを楽しめる、レベルを問わず幅広いユーザーが楽しめる一着だと感じました。

スキンスーツ特有の、上下の継ぎ目を意識させない一体感のあるライン
カステリ SATURDAY MORNING SKINSUIT
カラー:BLACK/IVORY、BRILLIANT ORANGE/VIVID ORANGE/S、BELGIAN BLUE/WHITE
サイズ:XS / S / M / L / XL / XXL / 3XL
重量:262g
適応温度:15〜35℃
フィット:テイラードフィット
価格:42,900円(税込)

Saturday Morning Skinsuitのカステリ公式の製品紹介は、「このスキンスーツがワールドツアーで使われることはありません。」という言葉で始まる。
スキンスーツといえばレーサーのためのもので、いつの時代も性能が追求されて開発されている。そのイメージを打ち消すような製品紹介メッセージは、Saturday Moring Skinsuitがホビーサイクリストのものであることを主張する。直訳すると「土曜日の朝」という言葉をあえてモデル名に採用していることも週末のサイクリング用であることの表現だ。


カステリはこのスキンスーツについて「土曜日の朝に行われる“ソーシャルライド”——でも実際は全然ソーシャルじゃないあのペースの早いライドのために作られた」という。トレーニングではないけれど、高速スピードで駆け抜けるために、機材にはプロ顔負けの性能を求めている方にピッタリということだ。
スキンスーツであることのメリットは体にぴたりとフィットすること。ジャージの場合はジッパーの影響で腹部周りが弛むことがしばしばあり、それが空気抵抗となってしまう。スーツの場合は脇部分も風が綺麗に通り抜けるため、エアロの恩恵を受けられる。




ビブショーツの肩紐によるコンプレッションからも解放され、上半身の動きやすさがスムーズになることも魅力の一つ。肩紐がないことで熱もこもりにくく、快適に過ごすことも可能だ。
Saturday Morning Skinsuitの上半身にはCORRETTOジャージ譲りのエアロ性能と通気性を持たせる一方、下半身にはEspresso 2ビブショーツが備える快適性をそのまま一体化させた設計だ。レースで使用されるビブショーツが脚まわりのコンプレッションやペダリング効率を突き詰めるのに対し、Espressoシリーズは長時間のライドでも座面や脚への負担を抑えることを優先している。週末のグループライドやロングライドで、快適さを保ちながらエアロ効果だけを享受できるように仕立てられている一着だ。
また、レース系ウェアとは異なるデザインも、ホビーサイクリング向けに仕立てられたことの表れ。カラーはBLACK/IVORY、BRILLIANT ORANGE/VIVID ORANGE/S、BELGIAN BLUE/WHITEの3色。価格は42,900円(税込)。
編集部員インプレッション by 高木三千成

一言で言えば、レーサーからホビーサイクリストまで、幅広い層にフィットするスキンスーツだと感じました。スーツらしく体のラインにぴたりと沿うカッティングですが窮屈さがなく、動きやすさとフィット感が高い次元で両立している一着です。
まず感じるのは、ジャージ+ビブショーツとは異なるフィット感の質そのものです。ジャージの場合はジッパー部分から腹部の生地が弛みがちですが、スーツならではの一体構造でその弛みがありません。走行中に生地がバタつくこともないので、空気抵抗を感じにくいのも実感できました。ダンシングの際も、腹部から脇にかけて生地が体に追従してくる感覚があり、フォームを崩さず一気に踏み込めます。また肩紐によるコンプレッションがないため、上半身の動きがスムーズで熱もこもりにくく感じました。呼吸のしやすさもそのひとつで、このスーツは腹圧をかけても呼吸がしやすい構造になっています。

その上で、Saturday Morning Skinsuitがレース用のスーツと一線を画すのが生地の柔らかさです。これまでレースで着用してきた様々なブランドのスーツと比較しても、ずば抜けてしなやかな生地が使われていました。肌あたりが柔らかく伸縮性にも富んでいて、体を優しく包み込むようなフィット感です。カステリのAERO RACEは袖にエアロ生地を使いコンプレッション性が強めですが、そういった締め付けの強さはありません。
姿勢に関しても、レースウェアだと着用するだけで自然と前傾姿勢を促されますが、このスーツは自然な姿勢のままリラックスすることもできます。カフェ休憩を挟むようなライドでも苦にならないでしょう。


下半身はEspresso 2譲りの快適性がそのまま活きている印象です。生地は柔らかく伸縮性に富んでいながらも、スーツらしいフィット感のおかげで腹部の生地が弛むこともなく、パッドのホールド性も高く、肩紐によるコンプレッションがなくてもズレや違和感は感じませんでした。
使用シーンとしては、レースに出る選手だけでなく、サイクリングロードを走る一般的なライダーにも向いています。一日を通して快適な状態でライドを楽しめる、レベルを問わず幅広いユーザーが楽しめる一着だと感じました。

カステリ SATURDAY MORNING SKINSUIT
カラー:BLACK/IVORY、BRILLIANT ORANGE/VIVID ORANGE/S、BELGIAN BLUE/WHITE
サイズ:XS / S / M / L / XL / XXL / 3XL
重量:262g
適応温度:15〜35℃
フィット:テイラードフィット
価格:42,900円(税込)
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