オランダ、リンブルフ州南部で開催された「マーリー・グラベルレース」でグラベルレース初出場のワウト・ファンアールト(ベルギー、ヴィスマ・リースアバイク)が独走。世界チャンピオンのフロリアン・フェルミールス(ベルギー、UAEチームエミレーツXRG)たちを引き離して勝利した。



ラスト22kmを単独逃げ切ったワウト・ファンアールト(ベルギー、ヴィスマ・リースアバイク) (c)Marly Grav Race

リンブルフを舞台にした「マーリー・グラベルレース」は、パナレーサーが冠を務めるUCIグラベルシリーズの一戦に数えられるオランダ最大のグラベルレース。アルデンヌクラシックが開催されるフィールドを舞台にした急勾配登坂が連続するレースで、世界チャンピオンのフロリアン・フェルミールス(ベルギー、UAEチームエミレーツXRG)やベルギー王者のニルス・ファンデプッテ(アルペシン・ドゥクーニンク)が出場する中、「ロードシーズンが忙しくて出場できていなかったけど、今日はレース予定が無かったので参加できたんだ。結果を求めるのではなくただレースを楽しみたい」と語るワウト・ファンアールト(ベルギー、ヴィスマ・リースアバイク)が出場。非常に豪華な顔ぶれがスタートラインに出揃った。

すると「トラブルに巻き込まれたく無かったので、できるだけ前に位置取った」と言うファンアールトやフェルミールス、ファンデプッテ、パスカル・エインコールン(ベルギー、スーダル・クイックステップ)を含む6名の先頭グループが生まれ、さらにラスト22km地点の高難易度区間でファンアールトがアタックして独走に。「まだ余力があると感じていたので加速してみたんだ。勝ちに繋がる良いチャンスだったよ」と言うパリ〜ルーベ覇者が今季初のグラベルレース出場で勝利を挙げた。



「ここでレースを走るのは楽しかった。ロードレースとは全く違うタイプのレースだったし、こんなにイコールなレースで勝負しつつ、自分のオフロードスキルを存分に発揮できたのは素晴らしいことだと思う。もっと参戦する機会を探していきたいと思っている」と話している。

また、女子エリートレースには世界女王であるロレーナ・ウィーベス(オランダ、SDワークス・プロタイム)が出場。強豪メンバーと共に抜け出し、最後は得意のスプリントで圧勝。男女共に優勝候補がファンの期待に応えるレースとなった。

text:So Isobe

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