トルコ最大のステージレース、ツアー・オブ・ターキーが開幕した。小山智也が2年連続で出場するレースは、プロ2年目の20歳、トム・クラッベ(ベルギー、フランダース・バロワーズ)が初日、2日目をいずれもスプリント勝利した。

4月26日に開幕したプレジデンシャル・サイクリング・ツアー・オブ・ターキー photo:CorVos
リエージュ~バストーニュ~リエージュで春のクラシックシーズンが締めくくられた4月26日、ヨーロッパとアジアにまたがるトルコにて、プレジデンシャル・サイクリング・ツアー・オブ・ターキー(UCI2.Pro)が開幕した。その名の通りトルコ大統領府がメインスポンサーを務める本大会は、トルコ国内を全8日間で巡るステージレース。1966年に初開催され、今年で61回目とその歴史は比較的長い。
平坦、丘陵、山岳ステージとバランスの良いコースレイアウトが用意され、総合争いの鍵を握るのは、いずれも山頂フィニッシュとなる3日目と6日目。昨年、37歳にして総合優勝したワウト・プールス(オランダ、ユニベット・ローズ・ロケッツ)は不在だが、出場する3つのワールドチームはそれぞれ総合エースを擁する。そして日本からはベルギーでのワンデーレース4戦を終えた小山智也(ブルゴス・ブルペレットBH)が、2年連続で出場した。
初日は序盤の3級山岳を除き、平坦基調のスプリントステージで争われた。ピクニック・ポストNLがエーススプリンターであるカスペル・ファンウーデン(オランダ)のために集団先頭で人数を固め、同じワールドチームのアルペシン・プレミアテックもリードアウトを並べる。そこからシモン・デヘールス(ベルギー、アルペシン・プレミアテック)が力強いスプリントを披露したものの、勝ったのはフィニッシュ手前で差し切ったトム・クラッベ(ベルギー、フランダース・バロワーズ)だった。

初日スプリントを制したトム・クラッベ(ベルギー、フランダース・バロワーズ) photo:Presidential Cycling Tour of Turkiye
そして2日目もスプリントに持ち込まれ、再びクラッベが勝利した。
この日は序盤から徐々に標高を上げ、コース中盤に3級山岳を登坂するレイアウト。フィニッシュ手前にカテゴリーのつかない3kmの丘が設定されたものの、約100名の集団によるスプリントで決着した。

2年連続の出場となった小山智也(ブルゴス・ブルペレットBH) photo:CorVos
26歳にして今年プロデビューを果たしたレフ・ゴノフ(ロシア、XDSアスタナ)によるアタックは決まらず、エキポ・ケルンファルマからMBHバンクCSBテレコムフォートに先導が移るなか、残り1km地点を通過する。しかし約20番手で落車が発生し、集団が分裂。それに巻き込まれなかった選手たちが最終ストレートに突入し、先行するセンテ・センチェンス(ベルギー、アルペシン・プレミアテック)を猛追したクラッベがフィニッシュ手前で捉えた。

2日連続の勝利を掴んだトム・クラッベ(ベルギー、フランダース・バロワーズ) photo:Presidential Cycling Tour of Turkiye

表彰式で笑顔を見せた20歳のトム・クラッベ(ベルギー、フランダース・バロワーズ) photo:Presidential Cycling Tour of Turkiye
コース右側で先に踏み込んだアルペシンの選手に追いつき、差し切る前日と同じような形で、2日連続勝利を飾ったクラッベ。ベルギー出身の20歳で、トラック競技では中距離種目であるエリミネーションのU23ヨーロッパ王者にも輝いた実績を持つ。
ロード選手としては2025年にプロデビューし、2年目の今年は、初戦であったフランスのステージレース初日にプロ初勝利。続くブエルタ・ア・アンダルシア・ルタ・シクリスタ・デル・ソル(UCI2.Pro)では4日目の集団スプリントで、ワールドチームの強豪を抑える金星を挙げた注目の若手スプリンターだ。

リエージュ~バストーニュ~リエージュで春のクラシックシーズンが締めくくられた4月26日、ヨーロッパとアジアにまたがるトルコにて、プレジデンシャル・サイクリング・ツアー・オブ・ターキー(UCI2.Pro)が開幕した。その名の通りトルコ大統領府がメインスポンサーを務める本大会は、トルコ国内を全8日間で巡るステージレース。1966年に初開催され、今年で61回目とその歴史は比較的長い。
平坦、丘陵、山岳ステージとバランスの良いコースレイアウトが用意され、総合争いの鍵を握るのは、いずれも山頂フィニッシュとなる3日目と6日目。昨年、37歳にして総合優勝したワウト・プールス(オランダ、ユニベット・ローズ・ロケッツ)は不在だが、出場する3つのワールドチームはそれぞれ総合エースを擁する。そして日本からはベルギーでのワンデーレース4戦を終えた小山智也(ブルゴス・ブルペレットBH)が、2年連続で出場した。
初日は序盤の3級山岳を除き、平坦基調のスプリントステージで争われた。ピクニック・ポストNLがエーススプリンターであるカスペル・ファンウーデン(オランダ)のために集団先頭で人数を固め、同じワールドチームのアルペシン・プレミアテックもリードアウトを並べる。そこからシモン・デヘールス(ベルギー、アルペシン・プレミアテック)が力強いスプリントを披露したものの、勝ったのはフィニッシュ手前で差し切ったトム・クラッベ(ベルギー、フランダース・バロワーズ)だった。

そして2日目もスプリントに持ち込まれ、再びクラッベが勝利した。
この日は序盤から徐々に標高を上げ、コース中盤に3級山岳を登坂するレイアウト。フィニッシュ手前にカテゴリーのつかない3kmの丘が設定されたものの、約100名の集団によるスプリントで決着した。

26歳にして今年プロデビューを果たしたレフ・ゴノフ(ロシア、XDSアスタナ)によるアタックは決まらず、エキポ・ケルンファルマからMBHバンクCSBテレコムフォートに先導が移るなか、残り1km地点を通過する。しかし約20番手で落車が発生し、集団が分裂。それに巻き込まれなかった選手たちが最終ストレートに突入し、先行するセンテ・センチェンス(ベルギー、アルペシン・プレミアテック)を猛追したクラッベがフィニッシュ手前で捉えた。


コース右側で先に踏み込んだアルペシンの選手に追いつき、差し切る前日と同じような形で、2日連続勝利を飾ったクラッベ。ベルギー出身の20歳で、トラック競技では中距離種目であるエリミネーションのU23ヨーロッパ王者にも輝いた実績を持つ。
ロード選手としては2025年にプロデビューし、2年目の今年は、初戦であったフランスのステージレース初日にプロ初勝利。続くブエルタ・ア・アンダルシア・ルタ・シクリスタ・デル・ソル(UCI2.Pro)では4日目の集団スプリントで、ワールドチームの強豪を抑える金星を挙げた注目の若手スプリンターだ。
ツアー・オブ・ターキー2026第2ステージ結果
| 1位 | トム・クラッベ(ベルギー、フランダース・バロワーズ) | 3:35:32 |
| 2位 | センテ・センチェンス(ベルギー、アルペシン・プレミアテック) | |
| 3位 | セサル・マシアス(メキシコ、ブルゴス・ブルペレットBH) |
ツアー・オブ・ターキー2026第1ステージ結果
| 1位 | トム・クラッベ(ベルギー、フランダース・バロワーズ) | 3:23:57 |
| 2位 | シモン・デヘールス(ベルギー、アルペシン・プレミアテック) | |
| 3位 | ダヴィデ・ペルシコ(イタリア、MBHバンクCSBテレコムフォート) |
個人総合成績
| 1位 | トム・クラッベ(ベルギー、フランダース・バロワーズ) | 6:59:09 |
| 2位 | センテ・センチェンス(ベルギー、アルペシン・プレミアテック) | +0:14 |
| 3位 | ダヴィデ・ペルシコ(イタリア、MBHバンクCSBテレコムフォート) | +0:16 |
その他の特別賞
| ポイント賞 | トム・クラッベ(ベルギー、フランダース・バロワーズ) |
| 山岳賞 | ミハウ・ポモルスキ(ポーランド、ATTインベストメンツ) |
| チーム総合成績 | カハルラル・セグロスRGA |
text:Sotaro.Arakawa
photo:Presidential Cycling Tour of Turkiye, CorVos
photo:Presidential Cycling Tour of Turkiye, CorVos