2月28日(土)、千葉県成田市の下総運動公園内で「しもふさクリテリウム2月」が開催され、QNリーグ最終戦が併催された。Qリーグは岡本彩那(High Ambition 女子レーシングアカデミー)が、Nリーグ中学生男子Nは柬理日楠詩(Team FITTE)、中学生女子NWは岡田愛裕來(ブラウ・ブリッツエン U15)がリーグ優勝を決めた。QNリーグ主催者からのレポートで紹介する。

スタート前に気合の入る中学生レース出走選手たち photo:QNリーグ事務局
2月28日(土)、朝の曇り空から太陽が顔を出し、昼過ぎから春の嵐さえ吹く天候のもとで千葉県成田市・下総運動公園内において、6期目を締めくくるリーグ最終戦「しもふさクリテリウム2月」が開催された。
この大会はサイクルロードレース協会東日本(MATRIX)主催。開幕戦「しもふさクリテリウム5 月」と同じく1周回・約1.5kmの常設サイクリングコースで行われた。トップクラスはもちろん、ジュニアやキッズ、女子にも人気が高く多くの参加者が集まった。

試走ごとに毎回実施するサイクルクリニックは、初参戦や久しぶりの参戦でも心構えができる良い機会 photo:QNリーグ事務局

先週、開催されたインクルーシブ自転車レースで獲得した N リーグレプリカジャージ姿の選手も登場 photo:QNリーグ事務局
リーグ最終戦として対象レースをQリーグとNリーグ中学生女子NWはレディースクラス、Nリーグ中学生男子Nは中学生クラスに設定。それぞれのレースで年間総合ポイントリーダーを決する熱い闘いが繰り広げられた。
朝8時過ぎからスタートした120分エンデューロから個人タイムトライアル、キッズの各年齢別レースとスケジュールが進み、いよいよ昼過ぎに Q リーグと N リーグ中学生女子 NW が対象となるレディースクラスが、小学生チャンピオンクラスとの時差1分の混走で始まる。

大会MCノゾミ氏は毎回QリーグやNリーグのリーダー紹介などでシリーズ戦を盛り上げた功労者 photo:QNリーグ事務局

スタートを前に言葉を交わしながらもピリッと緊張が走る。左より根本、岡本、岡田のリーグメンバー達 photo:QNリーグ事務局
エントリーは6名と少人数のレースとなったがQリーグからは現ポイントリーダーとなる岡本彩那(High Ambition 女子レーシングアカデミー)とNリーグ中学生女子NWポイントリーダー岡田愛裕來(ブラウ・ブリッツエン U15)、更には昨シーズンのQリーグ総合ポイントリーダーである根本香織(Team 一匹狼)が参戦。この辺りの動きが注目となりそうだ。
コース5周=7.5kmのレースは定刻の12時15分にスタート。しばらくしてローリング解除から集団が形成され1周回を終えてコントロールラインに来るころにはQリーグリーダー岡本にNリーグNWリーダーの岡田、そして一匹狼・根本に下平世奈の4名集団となった。

最初のレディースレース集団形成。先頭から下平、岡田、岡本、根本の4名 photo:QNリーグ事務局

狙いすましたように飛び出す前方の岡本と岡田の2名、白いジャージ姿の根本が追うが、時すでに遅し photo:QNリーグ事務局
しばらくは4名で周回を重ねたが、残り2周回から岡本と岡田の2名が集団から飛び出し先行。その動きに反応し切れなかった下平が集団から脱落。さらに残り1周回までは粘っていた根本も集団から脱落してしまう。そのため優勝争いは岡本と岡田の2名に絞られた。
ゴール直前、先ず姿が見えたのがアメジストジャージを纏う岡本。あとに続く岡田を大きく引き離して余裕の優勝となった。少し間をおいて岡田もゴールして2位。続いて粘りの走りで根本が3位入賞を果たした。

単独で後続を引き離しての優勝を遂げて、笑顔のゴールとなったQリーグポイントリーダーの岡本 photo:QNリーグ事務局

ゴールまで諦めずに踏み続け、3位入賞を果たした Team 一匹狼・根本 photo:QNリーグ事務局
今回、Nリーグ中学生女子NWポイントリーダーの岡田 愛裕來との一騎打ちとなったレースで優勝を果たしての総合ポイントリーダー賞獲得となった岡本は、「(レディースの)出場人数が少なかったことと、愛裕來ちゃんはスプリントが強い選手なので、かなり警戒しながら先に逃げようかな?と考えて動いて。それが上手くいって良かったです」と安堵の表情を見せた。
このようなクレバーな判断ができるのが持ち味である岡本に今シーズンを振り返ってもらうと、「リーグのシリーズ戦では毎回、皆で仲良く走れて楽しかったです」とライバル同士とはいえ和気あいあいと交流できたことを語ってくれた。

昨シーズンは大学受験で最終戦参加ができず総合ポイントリーダーを逃した岡本。今回は防衛に成功! photo:QNリーグ事務局

プレゼンターのゲスト織田聖(愛三工業レーシング:左端)と岡崎一輝(シエルブルー鹿屋:右端)に祝福されるレディースレース上位3名。左2人目から2位・岡田、優勝の岡本、3位・根本 photo:QNリーグ事務局

昨シーズンのQリーグ総合ポイントリーダー根本(写真右)からBioracer特別賞を贈られる岡本(左) photo:QNリーグ事務局
来シーズンは「全日本選手権ロードレースで頑張って表彰台を狙います!」と大きな目標を語ってくれた。アメジストジャージを背負いながら1年間走り切った岡本へ声援を送ってくれた皆様へは「応援ありがとうございました。これからも頑張ります!」と御礼メッセージ。
そんな岡本の走りを支えていたQリーグ協賛の株式会社 隼から提供のアスリチューン「ポケットエナジー」特製セットを授与され、記念撮影では最高の笑顔を見せていた。

惜しくも2位でのゴールとなったが、力強い走りで各シリーズ戦を盛り上げてくれたNリーグNW岡田 photo:QNリーグ事務局

総合ポイントリーダー賞の授与式では、いつも笑顔で声援に応えてくれた岡田。いよいよ4月から高校生 photo:QNリーグ事務局
そしてレディースレース2位に入った岡田は、Nリーグ登録の中学3年間にわたりNリーグ中学生女子のバトルマリンジャージを守り切る素晴らしい実績を作った。充実の3年間を振り返って、「途中で怪我とかもありましたが、今日も良い結果が取れて、とても嬉しいです」とコメントしてくれた。
4月からは高校生となるので、来シーズンの抱負を教えてもらうと、「トラック競技でインターハイ出場を目指したいと思います!」と、さらなる飛躍を宣言。これからリーグに登録を考える女子選手たちにエールをお願いすると、「3年間Nリーグで走らせていただき、本当にありがとうございました。(リーグ登録の)人数が女子だと少ないのですが、男子にも負けないで頑張ってください!」とリーグの現況を鑑みながらも、これからリーグに登録する女子選手たちを鼓舞した。

中学生レースを前におこなわれたジュニア強化レースでも、Nリーグ登録選手達が大活躍! photo:QNリーグ事務局

中学生レーススタート直前、アスリチューンのエナゲインを補給する柬理(写真中央) photo:QNリーグ事務局
その後は恒例となったジュニア強化レースや実力別クラスレースが続き、午後2時42分からNリーグ中学生男子Nの対象レースとなる中学生クラスがスタート。コース8周=12kmの決戦に今回は25名がエントリー。すでに総合ポイントリーダーを確実とした柬理日楠詩(Team FITTE)がバトルマリンジャージを着用しスタートラインの前方につき、MCノゾミ氏の選手紹介に手を振って応える。
さらに、Nリーグ中学生男子Nのポイントリーダーご協賛の武田レッグウェアー株式会社様のご厚意で、なんと総合ポイントリーダー賞ではリーダーだけでなくポイントランキング TOP3まで表彰対象となる。現在ランキング2位が128pの渡邉 公太(ブラウ・ブリッツエン U15)、そして3位がシリーズ第12戦で優勝した白石 大河(Komami.Racing)が101pとなり5位から急浮上。一方、第11戦までランキング3位につけていた神戶雅渡(保土ヶ谷.Bro)が 98p となり今は4位。しかし、その差は僅か3pと迫る。この最終戦で総合ポイントリーダー賞の表彰台に乗れるのは白石か?神戶か?最終戦についてはポイントテーブルに5点ずつ加算した点数を付与するボーナス制度があるため、目が離せない状況だ。

集団の前を積極的に出るブラウ・ブリッツェン水沼は、シクロクロスにも参戦する選手だ photo:QNリーグ事務局

集団の中ほどをキープし選手達の動きを見る柬理(写真中央)。目の前にはランキング4位・神戶の姿 photo:QNリーグ事務局
さあ、レースは定刻スタート。ローリングを経てリアルスタートから集団は縦に伸びて最初のコントロールライン通過。次周回から選手らは何度も単独でアタックが出るものの決定打とならない。飛び出し
た瞬間のスピードはあるものの、持続力が足りていないことが一因と思われる。飛び出し後は後ろのメンバーを伺うのではなく、先ずは1周か2周回を踏み続けてみて後方集団とのタイムギャップが出来てから、はじめて追いかけてくるメンバーを見て「逃げるか?止めるか?」を決める姿勢が大事。特に今レースのように距離の短い場合は臨機応変に考えている時間がないため、ここぞ!というときに思いきった動きをして最後まで諦めないことが肝要だ。なによりも何度も積極的な走りで自信をつけることが重要である。

ときおり集団から単独アタックがかかるが、決め手に欠ける状況。強い風もレースに影響したようだ photo:QNリーグ事務局

ゴール直後の中学生レース。インからゴールへ一直線に上れた渡邉が後続を振り切り優勝 photo:QNリーグ事務局
脚力や経験が足りていない中学生選手は、しっかりとした動きを決めかねているようだ。そんななか、残り5周回で集団が割れて先行が5名から6名となるが、やはりメイン集団に追いつかれてしまう。先行するメンバーである柬理、渡邉、神戶、白石に岡本蒼大(#1-PRIMERA-)と水沼 龍之介(ブラウ・ブリッツェン U15)が比較的に集団の前を占めているが、決め手を欠いている。
最終周回となり、水沼がアタック。その動きに一時は集団が離れていったが、一気に集団が追いついてゴールスプリントに。最終コーナーでは渡邉がインのラインをキープし先頭でゴール、優勝を決めた。2位には白石、3 位に柬理が入り、4 位は岡本。惜しくも神戶は 5 位となり最終戦でのランキング TOP3の夢はついえた。しかし、この最終戦での 5 位までは N リーグ登録選手が占めて、シーズンを通して力を付けていった証拠となった。

中学生レースの表彰式。左から2位の白石、優勝の渡邉、3位の柬理の各入賞者 photo:QNリーグ事務局

3人揃って高校生なるためNリーグは卒業。自転車仲間同士で仲良く表彰コメントも楽しませてくれた photo:QNリーグ事務局
熾烈な闘いとなったNリーグ中学生男子NのランキングTOP3には、その健闘を称えて協賛の武田レッグウェアー株式会社から3名分のヒールロックソックスが授与された。総合ランキング3位に入った白石はシーズン後半戦から好成績を上げてポイントの大幅加点を実現。そのジャンプアップの秘訣を聞くと「練習やメニューを変えたわけではないのですが、友達といっぱい練習したので強くなりました!」と地元・福島県で共に切磋琢磨する練習仲間にも感謝を述べた。
4月からは高校生となる来シーズンは「もっと強くなって、高校でも結果を残したいです」と抱負を語った。総合ランキング 2 位となった渡邉は一時、バトルマリンジャージを着用し順調に成績を重ねていたが、シーズン後半は体調不良でレース参戦が叶わなかったことも。しかし今日の最終戦で優勝を果たし、先ずは一言「嬉しいです」と明るい笑顔を見せた。「決め手は最後のスプリントですね」と会心の走りができたことをコメント。

賞品のヒールロックソックスを手に謎?のポーズを決めてくれたNリーグ中学生男子N上位3名 photo:QNリーグ事務局
3年間を過ごしたNリーグも卒業となり、来年からは自転車強豪高校に入学となるので「寮生活になって、朝起きられるか不安なんですが(笑)、6時半には起きられるように頑張ります!」と新生活への期待を教えてくれた。
そして、総合ポイントリーダーの座とバトルマリンジャージを守った柬理は先週、高校受験を終えたばかりということで少し疲れを見せていたが、そんな忙しいなかバトルマリンジャージを守り切れたことについて「すごい不安なスタート前だったんですけど、何とかレースで入賞できたし、このジャージを守れて凄く嬉しいです」と感慨深く語った。彼の高校生となる抱負は、「4月からは自分がやりたいことや夢があるので、それに向かって頑張りながら、自転車もしっかりとやって夢に近づけるようにしたい」と大きな夢を持っての新生活を見据えてコメントをくれた。最後に総合ポイントリーダーとして、これからポイントリーダーを目指す後輩達にエールをお願いすると、「バチバチなレースを魅せてください!バトルマリンジャージは最高の着心地です!」と鼓舞した。

Qリーグ、そしてNリーグ中学生男女の各総合ポイントリーダーには特別賞として、ジゴスペックよりAirflyのサングラス製品から好きな1本が選べる特典が贈られた photo:QNリーグ事務局
Nリーグ中学生男子N協賛・武田レッグウェアー株式会社の「アールエル」のロゴフラッグを掲げる総合ポイントランキング TOP3。左からランキング2位・渡邉、優勝の柬理、3位の白石。賞品にはヒールロックソックスが上位3名へ、さらにリーダーはアールエル製品が購入できる1万ポイントが贈られた。
今大会の年間総合ポイントリーダー授与式では、Bioracer様より「アメジストジャージ」「バトルマリンジャージ」各リーダージャージのご提供とともに、QリーグとNリーグ中学生女子 NW には特別賞をご提供いただきました。また、Qリーグは株式会社 隼様より「アスリチューンQリーグポイントリーダー賞」、Nリーグ中学生女子NWはアイリス株式会社様より「EXLUB Nリーグ中学生女子NWポイントリーダー賞」として、それぞれ年間総合の特別賞品をご提供いただきました。Nリーグ中学生男子Nは武田レッグウェアー株式会社様より「RxL Nリーグ中学生男子 N ポイントリーダー賞」のほか、ポイントランキング上位3名に特別賞をご提供いただきました。また最終戦において株式会社ジゴスペック様より各リーグ年間総合ポイントリーダーへ Airflyより、お好きなサングラスを1本ご提供いただきました。今シーズンも1年間、豪華副賞をご提供いただきリーグ選手達の高いモチベーションと目標に繋がりました。厚く御礼申し上げます。
*しもふさクリテリウム 2月:公式レース結果 https://crra.powertag.jp/result/east/2025/2.html
2025-2026シーズンQリーグ・Nリーグ対象レーススケジュールはこちらから。今シーズンも 1 年間ご声援いただき誠にありがとうございました!
http://www.jbrain.or.jp/q-n-league/race-profile.html
3月中旬には来シーズン 2026-2027 要項の発表を予定しています。7期目となるリーグに皆様の登録をお待ち申し上げております。皆でアメジストジャージ、バトルマリンジャージを目指しましょう!
http://www.jbrain.or.jp/q-n-league/
これからも日本国内の女子やジュニア選手達の活躍の場を広げるため弊リーグ運営をおこなってまいりますので、引き続きご注目とご声援のほど、よろしくお願い申し上げます。
*参考:2025-2026 シーズンのリーグ登録要項 https://moshicom.com/122291/
■レポート概要
写真撮影:QNリーグ事務局
テキスト:須藤むつみ(QNリーグ事務局)
協力:サイクルロードレース協会東日本(MATRIX)

2月28日(土)、朝の曇り空から太陽が顔を出し、昼過ぎから春の嵐さえ吹く天候のもとで千葉県成田市・下総運動公園内において、6期目を締めくくるリーグ最終戦「しもふさクリテリウム2月」が開催された。
この大会はサイクルロードレース協会東日本(MATRIX)主催。開幕戦「しもふさクリテリウム5 月」と同じく1周回・約1.5kmの常設サイクリングコースで行われた。トップクラスはもちろん、ジュニアやキッズ、女子にも人気が高く多くの参加者が集まった。


リーグ最終戦として対象レースをQリーグとNリーグ中学生女子NWはレディースクラス、Nリーグ中学生男子Nは中学生クラスに設定。それぞれのレースで年間総合ポイントリーダーを決する熱い闘いが繰り広げられた。
朝8時過ぎからスタートした120分エンデューロから個人タイムトライアル、キッズの各年齢別レースとスケジュールが進み、いよいよ昼過ぎに Q リーグと N リーグ中学生女子 NW が対象となるレディースクラスが、小学生チャンピオンクラスとの時差1分の混走で始まる。


エントリーは6名と少人数のレースとなったがQリーグからは現ポイントリーダーとなる岡本彩那(High Ambition 女子レーシングアカデミー)とNリーグ中学生女子NWポイントリーダー岡田愛裕來(ブラウ・ブリッツエン U15)、更には昨シーズンのQリーグ総合ポイントリーダーである根本香織(Team 一匹狼)が参戦。この辺りの動きが注目となりそうだ。
コース5周=7.5kmのレースは定刻の12時15分にスタート。しばらくしてローリング解除から集団が形成され1周回を終えてコントロールラインに来るころにはQリーグリーダー岡本にNリーグNWリーダーの岡田、そして一匹狼・根本に下平世奈の4名集団となった。


しばらくは4名で周回を重ねたが、残り2周回から岡本と岡田の2名が集団から飛び出し先行。その動きに反応し切れなかった下平が集団から脱落。さらに残り1周回までは粘っていた根本も集団から脱落してしまう。そのため優勝争いは岡本と岡田の2名に絞られた。
ゴール直前、先ず姿が見えたのがアメジストジャージを纏う岡本。あとに続く岡田を大きく引き離して余裕の優勝となった。少し間をおいて岡田もゴールして2位。続いて粘りの走りで根本が3位入賞を果たした。


今回、Nリーグ中学生女子NWポイントリーダーの岡田 愛裕來との一騎打ちとなったレースで優勝を果たしての総合ポイントリーダー賞獲得となった岡本は、「(レディースの)出場人数が少なかったことと、愛裕來ちゃんはスプリントが強い選手なので、かなり警戒しながら先に逃げようかな?と考えて動いて。それが上手くいって良かったです」と安堵の表情を見せた。
このようなクレバーな判断ができるのが持ち味である岡本に今シーズンを振り返ってもらうと、「リーグのシリーズ戦では毎回、皆で仲良く走れて楽しかったです」とライバル同士とはいえ和気あいあいと交流できたことを語ってくれた。



来シーズンは「全日本選手権ロードレースで頑張って表彰台を狙います!」と大きな目標を語ってくれた。アメジストジャージを背負いながら1年間走り切った岡本へ声援を送ってくれた皆様へは「応援ありがとうございました。これからも頑張ります!」と御礼メッセージ。
そんな岡本の走りを支えていたQリーグ協賛の株式会社 隼から提供のアスリチューン「ポケットエナジー」特製セットを授与され、記念撮影では最高の笑顔を見せていた。


そしてレディースレース2位に入った岡田は、Nリーグ登録の中学3年間にわたりNリーグ中学生女子のバトルマリンジャージを守り切る素晴らしい実績を作った。充実の3年間を振り返って、「途中で怪我とかもありましたが、今日も良い結果が取れて、とても嬉しいです」とコメントしてくれた。
4月からは高校生となるので、来シーズンの抱負を教えてもらうと、「トラック競技でインターハイ出場を目指したいと思います!」と、さらなる飛躍を宣言。これからリーグに登録を考える女子選手たちにエールをお願いすると、「3年間Nリーグで走らせていただき、本当にありがとうございました。(リーグ登録の)人数が女子だと少ないのですが、男子にも負けないで頑張ってください!」とリーグの現況を鑑みながらも、これからリーグに登録する女子選手たちを鼓舞した。


その後は恒例となったジュニア強化レースや実力別クラスレースが続き、午後2時42分からNリーグ中学生男子Nの対象レースとなる中学生クラスがスタート。コース8周=12kmの決戦に今回は25名がエントリー。すでに総合ポイントリーダーを確実とした柬理日楠詩(Team FITTE)がバトルマリンジャージを着用しスタートラインの前方につき、MCノゾミ氏の選手紹介に手を振って応える。
さらに、Nリーグ中学生男子Nのポイントリーダーご協賛の武田レッグウェアー株式会社様のご厚意で、なんと総合ポイントリーダー賞ではリーダーだけでなくポイントランキング TOP3まで表彰対象となる。現在ランキング2位が128pの渡邉 公太(ブラウ・ブリッツエン U15)、そして3位がシリーズ第12戦で優勝した白石 大河(Komami.Racing)が101pとなり5位から急浮上。一方、第11戦までランキング3位につけていた神戶雅渡(保土ヶ谷.Bro)が 98p となり今は4位。しかし、その差は僅か3pと迫る。この最終戦で総合ポイントリーダー賞の表彰台に乗れるのは白石か?神戶か?最終戦についてはポイントテーブルに5点ずつ加算した点数を付与するボーナス制度があるため、目が離せない状況だ。


さあ、レースは定刻スタート。ローリングを経てリアルスタートから集団は縦に伸びて最初のコントロールライン通過。次周回から選手らは何度も単独でアタックが出るものの決定打とならない。飛び出し
た瞬間のスピードはあるものの、持続力が足りていないことが一因と思われる。飛び出し後は後ろのメンバーを伺うのではなく、先ずは1周か2周回を踏み続けてみて後方集団とのタイムギャップが出来てから、はじめて追いかけてくるメンバーを見て「逃げるか?止めるか?」を決める姿勢が大事。特に今レースのように距離の短い場合は臨機応変に考えている時間がないため、ここぞ!というときに思いきった動きをして最後まで諦めないことが肝要だ。なによりも何度も積極的な走りで自信をつけることが重要である。


脚力や経験が足りていない中学生選手は、しっかりとした動きを決めかねているようだ。そんななか、残り5周回で集団が割れて先行が5名から6名となるが、やはりメイン集団に追いつかれてしまう。先行するメンバーである柬理、渡邉、神戶、白石に岡本蒼大(#1-PRIMERA-)と水沼 龍之介(ブラウ・ブリッツェン U15)が比較的に集団の前を占めているが、決め手を欠いている。
最終周回となり、水沼がアタック。その動きに一時は集団が離れていったが、一気に集団が追いついてゴールスプリントに。最終コーナーでは渡邉がインのラインをキープし先頭でゴール、優勝を決めた。2位には白石、3 位に柬理が入り、4 位は岡本。惜しくも神戶は 5 位となり最終戦でのランキング TOP3の夢はついえた。しかし、この最終戦での 5 位までは N リーグ登録選手が占めて、シーズンを通して力を付けていった証拠となった。


熾烈な闘いとなったNリーグ中学生男子NのランキングTOP3には、その健闘を称えて協賛の武田レッグウェアー株式会社から3名分のヒールロックソックスが授与された。総合ランキング3位に入った白石はシーズン後半戦から好成績を上げてポイントの大幅加点を実現。そのジャンプアップの秘訣を聞くと「練習やメニューを変えたわけではないのですが、友達といっぱい練習したので強くなりました!」と地元・福島県で共に切磋琢磨する練習仲間にも感謝を述べた。
4月からは高校生となる来シーズンは「もっと強くなって、高校でも結果を残したいです」と抱負を語った。総合ランキング 2 位となった渡邉は一時、バトルマリンジャージを着用し順調に成績を重ねていたが、シーズン後半は体調不良でレース参戦が叶わなかったことも。しかし今日の最終戦で優勝を果たし、先ずは一言「嬉しいです」と明るい笑顔を見せた。「決め手は最後のスプリントですね」と会心の走りができたことをコメント。

3年間を過ごしたNリーグも卒業となり、来年からは自転車強豪高校に入学となるので「寮生活になって、朝起きられるか不安なんですが(笑)、6時半には起きられるように頑張ります!」と新生活への期待を教えてくれた。
そして、総合ポイントリーダーの座とバトルマリンジャージを守った柬理は先週、高校受験を終えたばかりということで少し疲れを見せていたが、そんな忙しいなかバトルマリンジャージを守り切れたことについて「すごい不安なスタート前だったんですけど、何とかレースで入賞できたし、このジャージを守れて凄く嬉しいです」と感慨深く語った。彼の高校生となる抱負は、「4月からは自分がやりたいことや夢があるので、それに向かって頑張りながら、自転車もしっかりとやって夢に近づけるようにしたい」と大きな夢を持っての新生活を見据えてコメントをくれた。最後に総合ポイントリーダーとして、これからポイントリーダーを目指す後輩達にエールをお願いすると、「バチバチなレースを魅せてください!バトルマリンジャージは最高の着心地です!」と鼓舞した。

Nリーグ中学生男子N協賛・武田レッグウェアー株式会社の「アールエル」のロゴフラッグを掲げる総合ポイントランキング TOP3。左からランキング2位・渡邉、優勝の柬理、3位の白石。賞品にはヒールロックソックスが上位3名へ、さらにリーダーはアールエル製品が購入できる1万ポイントが贈られた。
今大会の年間総合ポイントリーダー授与式では、Bioracer様より「アメジストジャージ」「バトルマリンジャージ」各リーダージャージのご提供とともに、QリーグとNリーグ中学生女子 NW には特別賞をご提供いただきました。また、Qリーグは株式会社 隼様より「アスリチューンQリーグポイントリーダー賞」、Nリーグ中学生女子NWはアイリス株式会社様より「EXLUB Nリーグ中学生女子NWポイントリーダー賞」として、それぞれ年間総合の特別賞品をご提供いただきました。Nリーグ中学生男子Nは武田レッグウェアー株式会社様より「RxL Nリーグ中学生男子 N ポイントリーダー賞」のほか、ポイントランキング上位3名に特別賞をご提供いただきました。また最終戦において株式会社ジゴスペック様より各リーグ年間総合ポイントリーダーへ Airflyより、お好きなサングラスを1本ご提供いただきました。今シーズンも1年間、豪華副賞をご提供いただきリーグ選手達の高いモチベーションと目標に繋がりました。厚く御礼申し上げます。
*しもふさクリテリウム 2月:公式レース結果 https://crra.powertag.jp/result/east/2025/2.html
2025-2026シーズンQリーグ・Nリーグ対象レーススケジュールはこちらから。今シーズンも 1 年間ご声援いただき誠にありがとうございました!
http://www.jbrain.or.jp/q-n-league/race-profile.html
3月中旬には来シーズン 2026-2027 要項の発表を予定しています。7期目となるリーグに皆様の登録をお待ち申し上げております。皆でアメジストジャージ、バトルマリンジャージを目指しましょう!
http://www.jbrain.or.jp/q-n-league/
これからも日本国内の女子やジュニア選手達の活躍の場を広げるため弊リーグ運営をおこなってまいりますので、引き続きご注目とご声援のほど、よろしくお願い申し上げます。
*参考:2025-2026 シーズンのリーグ登録要項 https://moshicom.com/122291/
■レポート概要
写真撮影:QNリーグ事務局
テキスト:須藤むつみ(QNリーグ事務局)
協力:サイクルロードレース協会東日本(MATRIX)
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