ブエルタ・ア・アンダルシア第5ステージは、最終山岳でアタックしたトーマス・ピドコック(イギリス、ピナレロQ36.5プロサイクリング)が得意の下りで飛ばし、5.6kmを独走して今季初勝利を挙げた。イバン・ロメオ(スペイン、モビスター)がリーダージャージを守り、総合優勝に輝いた。
スペイン南部アンダルシア州で繰り広げられてきたブエルタ・ア・アンダルシア・ルタ・シクリスタ・デル・ソル(UCI2.Pro)は第5ステージを迎えた。最終日の舞台は概ね平坦路が続く167.8kmだが、終盤に3級山岳を含む周回コースを2周するレイアウト。ただフィニッシュ地点は山頂ではなく、急勾配の下りを経た先にある。

レース終盤に落車リタイアしたクリストフ・ラポルト(フランス、ヴィスマ・リースアバイク) photo:CorVos
予想の難しいレイアウトで行われたレースは、序盤から逃げ切りを目指したアタックの応酬が続いた。その結果、ユリウス・ヨハンセン(デンマーク、UAEチームエミレーツXRG)とマルクス・フールゴー(ノルウェー、ウノエックス・モビリティ)、ミラン・ファデル(オランダ、ピナレロQ36.5プロサイクリング)という経験豊富な3名による逃げ集団が形成。メイン集団はリーダーチームであるモビスターが中心となり牽引した。
そのままレースは後半に入り、最初の3級山岳に突入する頃には、逃げとプロトンの差は20秒まで縮小する。逃げは頂上手前で吸収され、下り区間にあるラウンドアバウトで落車が発生。そこに初日勝者のクリストフ・ラポルト(フランス、ヴィスマ・リースアバイク)が巻き込まれ、大きな怪我はなかったものの、無念のリタイアとなった。
ポイント賞ジャージが去ったプロトンでは、ティム・ウェレンス(ベルギー、UAEチームエミレーツXRG)などがアタックして展開を作る。しかしモビスターがこれを潰し、ヴィクトル・カンペナールツ(ベルギー、ヴィスマ・リースアバイク)が単独先頭に立つシーンもあった。しかし2度目の3級山岳に入る直前で捉まり、ひと塊のまま始まった登坂区間で、ピナレロQ36.5プロサイクリングがペースを一気に上げる。

独走から今季初勝利を飾ったトーマス・ピドコック(イギリス、ピナレロQ36.5プロサイクリング) photo:CorVos
そして山頂まで残り1km地点で、トーマス・ピドコック(イギリス、ピナレロQ36.5プロサイクリング)がアタック。ロマン・グレゴワール(フランス、グルパマFDJユナイテッド)が唯一反応したが、再び加速したピドコックが引き離し、山頂を通過。その後は得意のダウンヒルテクニックを駆使し、5.6kmの独走勝利を決めた。
前哨戦のクラシカ・ハエンでは2位と勝利を逃し、悔しさも味わったピドコックが掴み取った今季初勝利。勝利が決まってもフィニッシュまでダンシングしたピドコックだったが、イバン・ロメオ(スペイン、モビスター)が12秒遅れで総合首位を守ったため、総合優勝には届かず3位だった。
そして第2ステージで逃げ切り勝利を決め、最後までリーダージャージを守った22歳のロメオが、自身初となるステージレースの総合優勝を手に入れた。

自身初の総合優勝を決めたイバン・ロメオ(スペイン、モビスター) photo:CorVos
スペイン南部アンダルシア州で繰り広げられてきたブエルタ・ア・アンダルシア・ルタ・シクリスタ・デル・ソル(UCI2.Pro)は第5ステージを迎えた。最終日の舞台は概ね平坦路が続く167.8kmだが、終盤に3級山岳を含む周回コースを2周するレイアウト。ただフィニッシュ地点は山頂ではなく、急勾配の下りを経た先にある。

予想の難しいレイアウトで行われたレースは、序盤から逃げ切りを目指したアタックの応酬が続いた。その結果、ユリウス・ヨハンセン(デンマーク、UAEチームエミレーツXRG)とマルクス・フールゴー(ノルウェー、ウノエックス・モビリティ)、ミラン・ファデル(オランダ、ピナレロQ36.5プロサイクリング)という経験豊富な3名による逃げ集団が形成。メイン集団はリーダーチームであるモビスターが中心となり牽引した。
そのままレースは後半に入り、最初の3級山岳に突入する頃には、逃げとプロトンの差は20秒まで縮小する。逃げは頂上手前で吸収され、下り区間にあるラウンドアバウトで落車が発生。そこに初日勝者のクリストフ・ラポルト(フランス、ヴィスマ・リースアバイク)が巻き込まれ、大きな怪我はなかったものの、無念のリタイアとなった。
ポイント賞ジャージが去ったプロトンでは、ティム・ウェレンス(ベルギー、UAEチームエミレーツXRG)などがアタックして展開を作る。しかしモビスターがこれを潰し、ヴィクトル・カンペナールツ(ベルギー、ヴィスマ・リースアバイク)が単独先頭に立つシーンもあった。しかし2度目の3級山岳に入る直前で捉まり、ひと塊のまま始まった登坂区間で、ピナレロQ36.5プロサイクリングがペースを一気に上げる。

そして山頂まで残り1km地点で、トーマス・ピドコック(イギリス、ピナレロQ36.5プロサイクリング)がアタック。ロマン・グレゴワール(フランス、グルパマFDJユナイテッド)が唯一反応したが、再び加速したピドコックが引き離し、山頂を通過。その後は得意のダウンヒルテクニックを駆使し、5.6kmの独走勝利を決めた。
前哨戦のクラシカ・ハエンでは2位と勝利を逃し、悔しさも味わったピドコックが掴み取った今季初勝利。勝利が決まってもフィニッシュまでダンシングしたピドコックだったが、イバン・ロメオ(スペイン、モビスター)が12秒遅れで総合首位を守ったため、総合優勝には届かず3位だった。
そして第2ステージで逃げ切り勝利を決め、最後までリーダージャージを守った22歳のロメオが、自身初となるステージレースの総合優勝を手に入れた。

ブエルタ・ア・アンダルシア2026第5ステージ結果
| 1位 | トーマス・ピドコック(イギリス、ピナレロQ36.5プロサイクリング) | 3:43:52 |
| 2位 | ヤン・クリステン(スイス、UAEチームエミレーツXRG) | +0:10 |
| 3位 | ロマン・グレゴワール(フランス、グルパマFDJユナイテッド) | +0:12 |
| 4位 | アレックス・アランブル(スペイン、コフィディス) | |
| 5位 | アレクサンドル・ウラソフ(ロシア、レッドブル・ボーラ・ハンスグローエ) |
個人総合成績
| 1位 | イバン・ロメオ(スペイン、モビスター) | 18:47:10 |
| 2位 | アンドレアス・レックネスン(ノルウェー、ウノエックス・モビリティ) | +0:07 |
| 3位 | トーマス・ピドコック(イギリス、ピナレロQ36.5プロサイクリング) | +0:27 |
| 4位 | ヤン・クリステン(スイス、UAEチームエミレーツXRG) | +0:44 |
| 5位 | ロマン・グレゴワール(フランス、グルパマFDJユナイテッド) |
その他の特別賞
| ポイント賞 | アレックス・アランブル(スペイン、コフィディス) |
| 山岳賞 | ジョシュ・バーネット(ニュージーランド、ブルゴス・ブルペレットBH) |
| ヤングライダー賞 | ヤン・クリステン(スイス、UAEチームエミレーツXRG) |
| チーム総合成績 | モビスター |
text:Sotaro.Arakawa
photo:CorVos
photo:CorVos
Amazon.co.jp