レースだけでなく、イベントや出展ブースも盛り上がっていたシクロクロス全日本選手権。弱虫ペダルの渡辺航先生と荒野姫楓さんのスペシャルトークショーが行われ、多くのブランドがブースを出展。イベントの様子や関西シクロクロスのオーガナイザーである上田尚徳さんにインタビューをお届けする。

大阪府貝塚市の「二色の浜公園BLUE PARK」で開催されたシクロクロス全日本選手権 photo:Michinari TAKAGI
12月13日(金)~14日(日)に大阪府貝塚市の「二色の浜公園BLUE PARK」で開催されたシクロクロス全日本選手権。7年ぶりにとなった関西での大一番に、全国各地からシクロクロッサーが集結した。
レースはエリートだけでなく、アンダーやマスターズ、シングルスピードまで多くのレースが実施され、各カテゴリで熱戦が繰り広げられた。そして新たな日本チャンピオンが続々と誕生した。そんな大会を盛り上げたのはレースだけではなく、イベントや出展ブースも一役買っていた。

各カテゴリで熱戦が繰り広げられ、新たな日本チャンピオンが誕生した photo:Michinari TAKAGI

「ひめたん」ことSKE48の荒野姫楓さんがスペシャルゲストとして登場 photo:Michinari TAKAGI
今大会最大のトピックスとして、弱虫ペダル作者の渡辺航先生と"ひめたん"ことSKE48の荒野姫楓さんがスペシャルゲストが挙げられる。
大会2日目の14日(日)の12時から、会場の帆船マスト下の表彰ステージで、渡辺先生と荒野さんのスペシャルトークショーを実施され、多くの弱虫ペダルとひめたんのファンが会場に集結。レースにも参戦する渡辺先生がひめたんにシクロクロスの基本や面白さを教えていくトークショーとなった。

渡辺航先生と荒野姫楓さんのスペシャルトークショー photo:Michinari TAKAGI

帆船マスト下の表彰ステージには多くの弱虫ペダルとひめたんのファンが会場に集結 photo:Michinari TAKAGI

弱虫ペダルのチャリティサコッシュ販売会 photo:Michinari TAKAGI
これまで関西では開催が少なかった弱虫ペダルのチャリティサコッシュ販売&渡辺航先生サイン会も実施され、それはそれは長い弱虫ペダルファンによる行列ができていた。みなさん、推しキャラクターをその場で描いてもらったりと、異質な盛り上がりを見せていた。
また、会場からも近い大阪府堺市に本社があるシマノのブースでは、シューズやアイウェアの試着会も実施され、GRXやCUESとQ'AUTOの試乗車も用意された。新製品のMTBライダー向けのアドベンチャーサイクリングシューズ「SH-EX900」やSPDの新型クリート「CL-MT001」など、サイクリスト注目の製品もディスプレイされていた。

シマノはGRXやCUESとQ'AUTOの試乗車を用意 photo:Michinari TAKAGI

ピナレロのシクロクロスバイク「CROSSISTA F9」やピレリのグラベルタイヤを展示 photo:Michinari TAKAGI
カワシマサイクルサプライの目玉はピナレロのシクロクロスバイク「CROSSISTA F9」。その他には、お馴染みフィジークのオフロードシューズ試着会やサドル、クランクブラザーズのペダル、ピレリのグラベルタイヤなどが展示されていた。
ジャイアントとLivのブースではシクロクロス「TCX」が展示され、先日発売されたばかりの洗車用品やケミカル、チェーンワックス、洗車ブラシなど、多くのメンテナンス製品がブースに並んでいた。

ジャイアントとLivのブースでは先日発売されたばかりの洗車用品やケミカル、チェーンワックス、洗車ブラシなど、多くのメンテナンス製品がブースに並んでいた photo:Michinari TAKAGI

東京サンエスはワンバイエスやJFFの試乗車を用意 photo:Michinari TAKAGI
東京サンエスではワンバイエスやJFFのシクロクロスバイクやグラベルバイクなど、会場では最多となる8台ほどの試乗車が並んだ。多くの方が複数台を乗り比べ、またワンバイエスやディズナのハンドルを実際に手に取れる貴重な機会となっていた。
メリダはエントリーモデルからワールドカップを戦うレーシングバイクまでを展示。さらに、グラベルロード「MISSION 7000」の試乗車も用意されていた。

メリダのグラベルロード「MISSION 7000」の試乗車を用意 photo:Michinari TAKAGI
自転車ブランドのブース以外にも飲食系のブースも充実していた。ここからはフォトギャラリー形式でブースを紹介していく。

阪神高速道路の高架下に多くのブースが出展 photo:Michinari TAKAGI 
ヴィットリアはCXタイヤをディスプレしていた photo:Michinari TAKAGI

キャットアイは新製品のVOLTシリーズのライトを展示 photo:Michinari TAKAGI 
ズイフトのブースでローラーを試乗するパラリンピック金メダリストの杉浦佳子(TEAM EMMA Cycling) photo:Michinari TAKAGI

サカイの辻啓ブースでは石畳ミュゼットと壁掛けカレンダーを販売 photo:Michinari TAKAGI 
ボーマはシクロクロス「DOLAⅡ」の試乗会を実施 photo:Michinari TAKAGI

エスキーナのサーモンクリームシチューとチーズのバゲットサンド photo:Michinari TAKAGI 
フランクフルトソーセージなどを販売するフランキーノブ photo:Michinari TAKAGI
関西シクロクロスオーガナイザー、上田尚徳さんインタビュー

全日本選手権中は忙しなく大会運営をしていた関西シクロクロスオーガナイザーの上田尚徳さん photo:Michinari TAKAGI
─7年ぶりの関西での全日本選手権開催となりましたが、率直な感想をお願いします。
上田尚徳さん:最高の大会になったと思います。
─どういった点が”最高”だったと思われますか?
普段から自分たちがやってる関西シクロクロスらしい「選手が楽しめるテクニカルなコース」や、観客が盛り上がることのできる雰囲気を取り入れられたので、全日本選手権として大変上手くいき、本当に良かったと思っています。
─今後また関西での全日本開催を目指されますか?
これまでの準備でかなり疲労したというか、力を使ったところもあります。ですので”すぐに”というのはなかなか考えられませんが、やはり選手からは「(関西で)全日本選手権やってほしい」という意見が常に出ています。普段から選手の声はすごく聞いているので、やはりそこに後押しされてやることになると思います。

「僕の中でもちろん大成功です!」と上田さんは大会終了後に達成感に満ちた笑顔でコメントした photo:Michinari TAKAGI
─会場の雰囲気についてはどう思われましたか?
人数は非常に多かったですし、大変盛り上がっていました。弱虫ペダルの渡辺先生とSKE48の荒野姫楓さんスペシャルトークショーの観覧に来ていた方の中には、シクロクロスの観戦が初めてだった方も非常に多かったそうです。なのでシクロクロスを知るきっかけになるような大会にもできたと思います!また、初めての観戦だった方も関西クロス特有の会場の雰囲気で、躊躇なく応援できていたみたいで、とても良かったです。僕の中でももちろん大成功です!
photo & text:Michinari TAKAGI

12月13日(金)~14日(日)に大阪府貝塚市の「二色の浜公園BLUE PARK」で開催されたシクロクロス全日本選手権。7年ぶりにとなった関西での大一番に、全国各地からシクロクロッサーが集結した。
レースはエリートだけでなく、アンダーやマスターズ、シングルスピードまで多くのレースが実施され、各カテゴリで熱戦が繰り広げられた。そして新たな日本チャンピオンが続々と誕生した。そんな大会を盛り上げたのはレースだけではなく、イベントや出展ブースも一役買っていた。


今大会最大のトピックスとして、弱虫ペダル作者の渡辺航先生と"ひめたん"ことSKE48の荒野姫楓さんがスペシャルゲストが挙げられる。
大会2日目の14日(日)の12時から、会場の帆船マスト下の表彰ステージで、渡辺先生と荒野さんのスペシャルトークショーを実施され、多くの弱虫ペダルとひめたんのファンが会場に集結。レースにも参戦する渡辺先生がひめたんにシクロクロスの基本や面白さを教えていくトークショーとなった。



これまで関西では開催が少なかった弱虫ペダルのチャリティサコッシュ販売&渡辺航先生サイン会も実施され、それはそれは長い弱虫ペダルファンによる行列ができていた。みなさん、推しキャラクターをその場で描いてもらったりと、異質な盛り上がりを見せていた。
また、会場からも近い大阪府堺市に本社があるシマノのブースでは、シューズやアイウェアの試着会も実施され、GRXやCUESとQ'AUTOの試乗車も用意された。新製品のMTBライダー向けのアドベンチャーサイクリングシューズ「SH-EX900」やSPDの新型クリート「CL-MT001」など、サイクリスト注目の製品もディスプレイされていた。


カワシマサイクルサプライの目玉はピナレロのシクロクロスバイク「CROSSISTA F9」。その他には、お馴染みフィジークのオフロードシューズ試着会やサドル、クランクブラザーズのペダル、ピレリのグラベルタイヤなどが展示されていた。
ジャイアントとLivのブースではシクロクロス「TCX」が展示され、先日発売されたばかりの洗車用品やケミカル、チェーンワックス、洗車ブラシなど、多くのメンテナンス製品がブースに並んでいた。


東京サンエスではワンバイエスやJFFのシクロクロスバイクやグラベルバイクなど、会場では最多となる8台ほどの試乗車が並んだ。多くの方が複数台を乗り比べ、またワンバイエスやディズナのハンドルを実際に手に取れる貴重な機会となっていた。
メリダはエントリーモデルからワールドカップを戦うレーシングバイクまでを展示。さらに、グラベルロード「MISSION 7000」の試乗車も用意されていた。

自転車ブランドのブース以外にも飲食系のブースも充実していた。ここからはフォトギャラリー形式でブースを紹介していく。








関西シクロクロスオーガナイザー、上田尚徳さんインタビュー

─7年ぶりの関西での全日本選手権開催となりましたが、率直な感想をお願いします。
上田尚徳さん:最高の大会になったと思います。
─どういった点が”最高”だったと思われますか?
普段から自分たちがやってる関西シクロクロスらしい「選手が楽しめるテクニカルなコース」や、観客が盛り上がることのできる雰囲気を取り入れられたので、全日本選手権として大変上手くいき、本当に良かったと思っています。
─今後また関西での全日本開催を目指されますか?
これまでの準備でかなり疲労したというか、力を使ったところもあります。ですので”すぐに”というのはなかなか考えられませんが、やはり選手からは「(関西で)全日本選手権やってほしい」という意見が常に出ています。普段から選手の声はすごく聞いているので、やはりそこに後押しされてやることになると思います。

─会場の雰囲気についてはどう思われましたか?
人数は非常に多かったですし、大変盛り上がっていました。弱虫ペダルの渡辺先生とSKE48の荒野姫楓さんスペシャルトークショーの観覧に来ていた方の中には、シクロクロスの観戦が初めてだった方も非常に多かったそうです。なのでシクロクロスを知るきっかけになるような大会にもできたと思います!また、初めての観戦だった方も関西クロス特有の会場の雰囲気で、躊躇なく応援できていたみたいで、とても良かったです。僕の中でももちろん大成功です!
photo & text:Michinari TAKAGI
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