バーレーン・ヴィクトリアスとビアンキが複数年のパートナーシップを締結

12月4日、バーレーン・ヴィクトリアスとビアンキが2026年から複数年にわたるパートナーシップを締結することを発表。チーム仕様のOltreが同時に公開されている。

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バーレーン・ヴィクトリアスは2017年のチーム設立時から9年間にわたりメリダと協業。そののパートナーシップ終了がアナウンスされてから6日、1885年創業のイタリアの名門ブランド、ビアンキと2026年から複数年にわたるパートナーシップを締結することを発表した。ビアンキは複数年に渡ってアルケア・B&Bホテルズをサポートしてきたが、チーム解散に伴い供給先が未定となっていた。

チームとビアンキのパートナーシップによって、選手のフィードバックを直接開発設計に反映するほか、「あらゆるレース状況で最高のパフォーマンスを発揮するという共通目標に基づき、UCIカレンダーで最も権威のある大会のいくつかをターゲットとするという明確な目標を掲げている」と語られている。

バーレーン・ヴィクトリアスのマネージングディレクター、ミラン・エルジェン氏は発表の中で「ビアンキは豊かな伝統とレガシーを築き上げつつ、未来を見据え、私たちと共に進歩、発展、そしてパフォーマンスサイクリングの未来に向けた現代的なビジョンを描いていくという野心的な姿勢を感じました。彼らの歴史に深い敬意を抱いており、共に革新を起こし、彼らの素晴らしい伝統の上に未来を築いていくと確信しています（要約）」とコメント。ビアンキCEOのアルベルト・カヴァッジョーニ氏もまた「歴史、革新、そして勝利への情熱といった価値観を共有するバーレーン・ヴィクトリアスの新たなパートナーとなることを大変誇りに思う」とコメントしている。

来季、レニー・マルティネス（フランス）やマテイ・モホリッチ（スロベニア）が駆るのはエアロモデルのOltreや軽量モデルのSpecialissima、タイムトライアルバイクのAquila、そしてグラベルモデルのImpulsoといった各種モデルたち。プレスリリースと同時に、チェレステを差し色に加えたバーレーン仕様のOltre RCが公開されている。

text:So Isobe