スペインのプロチーム、カハルラル・セグロスRGAがステファノ・オルダーニ(イタリア、コフィディス)の獲得を発表した。今季わずか7勝と不振に喘ぐチームに、2022年ジロ・デ・イタリアの区間優勝者が加わった。

2022年ジロでステージ優勝したステファノ・オルダーニ(イタリア) photo:CorVos
「このチームを選んだのは特別なエネルギーを感じたから。スポーツ面よりもまず、人を大切にする雰囲気があった。自分が『なにかの一部』として存在できる場所を求めており、ここでまさにそれを感じた」と、オルダーニは移籍理由を説明した。
オルダーニは2020年にロット・スーダルでプロデビューした27歳。キャリア唯一の勝利となっているのは、アルペシン・ドゥクーニンクに所属していた2022年に出場したジロ・デ・イタリアの第12ステージ。激しいアタック合戦を抜け出して逃げに乗り、勝負は逃げ切った3名によるスプリントに持ち込まれた。巧みな駆け引きによりスプリント勝負を制し、母国最大のステージレースでプロ初勝利を手に入れた。
その年の秋のワンデーレースでも勝利に迫ったオルダーニは、翌2023年のジロでも得意の逃げから5度のトップ10入りを果たしている。しかしコフィディスで過ごした直近2年間でも勝利には届かず、今回新たな活躍の場をスペインチームに求めた。

新天地で中心的な役割を担うことが期待されるオルダーニ photo:CorVos
「来季は自分本来のレベルを取り戻し、安定し、信頼され、ここぞという場面で勝負を決められる選手になりたいと思う。モチベーションは高く、自分の内にあるものをすべて示したい」とオルダーニは意気込みを語った。
カハルラルは2026年の巻き返しを目指し、クライマーであるホセ・パッラ(スペイン、エキポ・ケルンファルマ)を獲得し、下部チームであるカハルラル・アレアからは18〜20歳の4名が昇格。大幅補強ではないものの、着実に戦力を整えつつある。
text:Sotaro.Arakawa
photo:CorVos

「このチームを選んだのは特別なエネルギーを感じたから。スポーツ面よりもまず、人を大切にする雰囲気があった。自分が『なにかの一部』として存在できる場所を求めており、ここでまさにそれを感じた」と、オルダーニは移籍理由を説明した。
オルダーニは2020年にロット・スーダルでプロデビューした27歳。キャリア唯一の勝利となっているのは、アルペシン・ドゥクーニンクに所属していた2022年に出場したジロ・デ・イタリアの第12ステージ。激しいアタック合戦を抜け出して逃げに乗り、勝負は逃げ切った3名によるスプリントに持ち込まれた。巧みな駆け引きによりスプリント勝負を制し、母国最大のステージレースでプロ初勝利を手に入れた。
その年の秋のワンデーレースでも勝利に迫ったオルダーニは、翌2023年のジロでも得意の逃げから5度のトップ10入りを果たしている。しかしコフィディスで過ごした直近2年間でも勝利には届かず、今回新たな活躍の場をスペインチームに求めた。

「来季は自分本来のレベルを取り戻し、安定し、信頼され、ここぞという場面で勝負を決められる選手になりたいと思う。モチベーションは高く、自分の内にあるものをすべて示したい」とオルダーニは意気込みを語った。
カハルラルは2026年の巻き返しを目指し、クライマーであるホセ・パッラ(スペイン、エキポ・ケルンファルマ)を獲得し、下部チームであるカハルラル・アレアからは18〜20歳の4名が昇格。大幅補強ではないものの、着実に戦力を整えつつある。
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