長野県富士見高原スキー場で開催された「シマノ ENS2025最終戦 富士見高原ラウンド」で幾田悠雅(輪娯館/vittoria/FOX)が優勝し、ENS年間シリーズチャンピオンに輝いた。以下、シマノからのレポートで紹介する。

長野県富士見高原スキー場で開催された「シマノ ENS2025最終戦 富士見高原ラウンド」 (c)シマノ
シマノ ENS2025最終戦 富士見高原ラウンド レポート
2025年シーズン最終戦となるENS富士見高原ラウンドが、長野県富士見高原スキー場で開催されました。秋晴れの澄んだ空のもと、全長約7kmの特設ルートが設定され、3つのステージで構成された今回のレースは、スピードとテクニックが要求される多層的なレイアウトが大きな特徴となりました。
ステージ1はスタート直後からペースが上がるシングルトラック主体の高速区間で標高差も最大、緊張感ある滑り出しに。ステージ2はコーナーを織り交ぜたシングルセクションが大半を占め、バイクコントロールの正確性が求められました。そしてステージ3は、テクニカルなロックセクションが見所になったミスが許されない区間となり、最後まで集中力を保てるかどうかが勝負の分かれ目でした。大会を通してドライな路面状況が維持され、ほぼ理想的なコンディションでの勝負となりました。

ステージ1からステージ3まで全てでトップタイムを記録した幾田悠雅(輪娯館/vittoria/FOX) (c)シマノ
優勝はAAクラスの幾田悠雅選手。ステージ1からステージ3まで全てでトップタイムを記録し、総合でも他を圧倒する完全勝利を果たしました。幾田選手は今季のシリーズ第3戦以降負け知らずの走りを見せ、今回の勝利で2025年の年間シリーズチャンピオンを決定づけ3連覇。
2位に入ったのは、e-MTBで参戦した大黒 佑弥選手。序盤は4番手タイムでしたがステージ2で果敢に攻め、タイムを縮める展開に。ステージ3ではさらに順位を上げ、総合2位を獲得しました。続く佐々木 博選手はステージ1、2と安定した走りを見せながらも、ステージ3でやや遅れが出て総合3位に。2位争いはステージごとに順位が入れ替わる接戦となりました。
リザルト(総合 1〜3位)
1位:幾田悠雅(輪娯館/vittoria/FOX) AAクラス|05:51.58
2位:大黒佑弥(シマノドリンキング) Bクラス|06:10.52
3位:佐々木博(urge/Looseriders/EXT/Zerogravity/SUBARU) AAクラス|06:10.89
優勝コメント(幾田悠雅選手)

ENS年間シリーズチャンピオンに輝いた幾田悠雅(輪娯館/vittoria/FOX) (c)シマノ
「今大会は3ステージすべてで自分のペースをしっかり刻めたので、ほぼ理想に近いレース運びができたと思います。特に最後のステージは落ち着いて走ることに集中していました。年間を通して結果を出すことが目標だったので、この最終戦でチャンピオンを決められて嬉しいです。普段からマウンテンバイクとオートバイを両方使って練習していて、1日中乗り込むことも珍しくありません。冬の間も河川敷や山でトレーニングする予定で、フィジカル面も専属トレーナーのもと強化しています。エンデューロの世界戦に出場するのが目標なので、これからも練習を積んで、もっと強くなっていきたいと思っています。」

シマノ ENS2025最終戦 富士見高原ラウンド レポート
2025年シーズン最終戦となるENS富士見高原ラウンドが、長野県富士見高原スキー場で開催されました。秋晴れの澄んだ空のもと、全長約7kmの特設ルートが設定され、3つのステージで構成された今回のレースは、スピードとテクニックが要求される多層的なレイアウトが大きな特徴となりました。
ステージ1はスタート直後からペースが上がるシングルトラック主体の高速区間で標高差も最大、緊張感ある滑り出しに。ステージ2はコーナーを織り交ぜたシングルセクションが大半を占め、バイクコントロールの正確性が求められました。そしてステージ3は、テクニカルなロックセクションが見所になったミスが許されない区間となり、最後まで集中力を保てるかどうかが勝負の分かれ目でした。大会を通してドライな路面状況が維持され、ほぼ理想的なコンディションでの勝負となりました。

優勝はAAクラスの幾田悠雅選手。ステージ1からステージ3まで全てでトップタイムを記録し、総合でも他を圧倒する完全勝利を果たしました。幾田選手は今季のシリーズ第3戦以降負け知らずの走りを見せ、今回の勝利で2025年の年間シリーズチャンピオンを決定づけ3連覇。
2位に入ったのは、e-MTBで参戦した大黒 佑弥選手。序盤は4番手タイムでしたがステージ2で果敢に攻め、タイムを縮める展開に。ステージ3ではさらに順位を上げ、総合2位を獲得しました。続く佐々木 博選手はステージ1、2と安定した走りを見せながらも、ステージ3でやや遅れが出て総合3位に。2位争いはステージごとに順位が入れ替わる接戦となりました。
リザルト(総合 1〜3位)
1位:幾田悠雅(輪娯館/vittoria/FOX) AAクラス|05:51.58
2位:大黒佑弥(シマノドリンキング) Bクラス|06:10.52
3位:佐々木博(urge/Looseriders/EXT/Zerogravity/SUBARU) AAクラス|06:10.89
優勝コメント(幾田悠雅選手)

「今大会は3ステージすべてで自分のペースをしっかり刻めたので、ほぼ理想に近いレース運びができたと思います。特に最後のステージは落ち着いて走ることに集中していました。年間を通して結果を出すことが目標だったので、この最終戦でチャンピオンを決められて嬉しいです。普段からマウンテンバイクとオートバイを両方使って練習していて、1日中乗り込むことも珍しくありません。冬の間も河川敷や山でトレーニングする予定で、フィジカル面も専属トレーナーのもと強化しています。エンデューロの世界戦に出場するのが目標なので、これからも練習を積んで、もっと強くなっていきたいと思っています。」
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