リドル・トレックは9月25日、フアン・アユソ(スペイン、UAEチームエミレーツXRG)の獲得を発表した。アユソとUAEの契約解除は今月1日に発表されており、その移籍先が注目されていた。

今年のブエルタ第7ステージで初の区間優勝を果たしたフアン・アユソ(スペイン、UAEチームエミレーツXRG) photo:CorVos
2022年のブエルタ・ア・エスパーニャで総合3位に入り、イツリア・バスクカントリーやティレーノ〜アドリアティコで総合優勝した実績のあるアユソは現在23歳。今年のブエルタ第1休息日だった9月1日にUAEチームエミレーツXRGが、3年前に結んだ2028年末までの契約を双方合意のもと解除したと発表した。
しかしアユソは直後のインタビューで「(退団の)発表はブエルタ終了時にする約束だった。独裁のように一方的に出された」とUAEを強く批判。一方で、その後のステージではレース前にチームメイトと談笑し、総合エースであるジョアン・アルメイダ(ポルトガル)をアシストするシーンも見られた。
移籍先としてモビスターやイネオス・グレナディアーズなども候補に挙がっていたが、当初から有力視されていたリドル・トレックへの移籍が決まった。チームが公開した加入発表の動画に本人は登場せず、トップチューブに「PROJECT JUAN」の文字が映し出された。契約期間は2030年までの5年契約だ。

今季はジロ、ブエルタでステージ優勝したフアン・アユソ(スペイン、UAEチームエミレーツXRG) photo:CorVos
アユソは移籍に際し、「本当にワクワクしているし、リドル・トレックへの加入は選手として成長し続けるためのモチベーションに繋がる、僕の選手キャリアにおける新しい章の始まりだ。変化は常に新たな力と野心をもたらすので、早くスタートを切りたくてしょうがない」とコメント。移籍先にリドルを選んだ理由を「ここなら自分が成長できると感じ、同じ目標を持った選手やスタッフのいる環境だから」とし、「世界最高峰のレースでさらに力を伸ばしたい。チームは世界一を目指しているので、その成功に貢献するのが楽しみだ」と意気込みを語った。
2023年のタイトルスポンサーであるリドルの加入によりチーム資金が増額されたリドル・トレックは、2024年にエーススプリンターのジョナタン・ミラン(イタリア)と、ジロ・デ・イタリア総合優勝経験を持つテイオ・ゲイガンハート(イギリス)を獲得。ミランが期待通りの活躍を見せている一方で、ゲイガンハートは成績が振るわず、総合争いはマティアス・スケルモース(デンマーク)が一手に担っている状況だった。
ついに総合表彰台を争えるエースを得たことについて、ルカ・グエルチレーナGMは「フアンは自転車界で最も輝く若手の一人。既に世界トップクラスのクライマーかつタイムトライアルスペシャリストで、23歳にしてさらなる伸びしろがある。彼の可能性を最大限発揮できるよう全力でサポートしていく」とコメントした。
text:Sotaro.Arakawa
photo:CorVos

2022年のブエルタ・ア・エスパーニャで総合3位に入り、イツリア・バスクカントリーやティレーノ〜アドリアティコで総合優勝した実績のあるアユソは現在23歳。今年のブエルタ第1休息日だった9月1日にUAEチームエミレーツXRGが、3年前に結んだ2028年末までの契約を双方合意のもと解除したと発表した。
しかしアユソは直後のインタビューで「(退団の)発表はブエルタ終了時にする約束だった。独裁のように一方的に出された」とUAEを強く批判。一方で、その後のステージではレース前にチームメイトと談笑し、総合エースであるジョアン・アルメイダ(ポルトガル)をアシストするシーンも見られた。
移籍先としてモビスターやイネオス・グレナディアーズなども候補に挙がっていたが、当初から有力視されていたリドル・トレックへの移籍が決まった。チームが公開した加入発表の動画に本人は登場せず、トップチューブに「PROJECT JUAN」の文字が映し出された。契約期間は2030年までの5年契約だ。

アユソは移籍に際し、「本当にワクワクしているし、リドル・トレックへの加入は選手として成長し続けるためのモチベーションに繋がる、僕の選手キャリアにおける新しい章の始まりだ。変化は常に新たな力と野心をもたらすので、早くスタートを切りたくてしょうがない」とコメント。移籍先にリドルを選んだ理由を「ここなら自分が成長できると感じ、同じ目標を持った選手やスタッフのいる環境だから」とし、「世界最高峰のレースでさらに力を伸ばしたい。チームは世界一を目指しているので、その成功に貢献するのが楽しみだ」と意気込みを語った。
2023年のタイトルスポンサーであるリドルの加入によりチーム資金が増額されたリドル・トレックは、2024年にエーススプリンターのジョナタン・ミラン(イタリア)と、ジロ・デ・イタリア総合優勝経験を持つテイオ・ゲイガンハート(イギリス)を獲得。ミランが期待通りの活躍を見せている一方で、ゲイガンハートは成績が振るわず、総合争いはマティアス・スケルモース(デンマーク)が一手に担っている状況だった。
ついに総合表彰台を争えるエースを得たことについて、ルカ・グエルチレーナGMは「フアンは自転車界で最も輝く若手の一人。既に世界トップクラスのクライマーかつタイムトライアルスペシャリストで、23歳にしてさらなる伸びしろがある。彼の可能性を最大限発揮できるよう全力でサポートしていく」とコメントした。
text:Sotaro.Arakawa
photo:CorVos
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