「正直、ちょっと怖かった」と勝者ジョナタン・ミランが振り返るほど、混沌となったツール第17ステージ。僅差で敗れたメーウスは「僕が勝っていただろう」と語り、メルリールも「番手を下げてしまった」と悔しさを滲ませた。
ステージ優勝&マイヨヴェール(ポイント賞) ジョナタン・ミラン(イタリア、リドル・トレック)

マイヨヴェール争いのリードを拡げたジョナタン・ミラン(イタリア、リドル・トレック) photo:A.S.O.
嬉しくて言葉がない。正直(先頭集団に)残れたことに驚いている。それは僕一人の力ではなく、常にチームメイトの助けがあったからこそ。彼らがいなければ僕はここにいなかった。たぶんどこかの峠で遅れていただろう。
悪天候の影響もあり、本当に厳しいフィニッシュとなった。また、ラウンドアバウトを先頭で通過するのも難しく、正直、ちょっと怖かった。しかしチームメイトによるサポートがあった。本当に素晴らしいチームによる勝利であり、心の底から彼らに感謝したい。
僕らはこの後も毎日戦い続ける。中間スプリントはもちろん、最終日のステージ勝利も狙っていく。今日は少しではあるがポイント差を広げることができた。それで気持ちがちょっと楽になったといえる。でもこれからも可能な限り多くのポイントを得られるよう、戦い続ける。
ステージ2位 ヨルディ・メーウス(ベルギー、レッドブル・ボーラ・ハンスグローエ)

同時にハンドルを投げたミランとメーウス photo:CorVos
本当に残念な結果だ。もし僕が最初に踏み始めていれば、僕が勝っていただろう。正直、それ以上言うことがない。落車の発生は知らず、映像で初めて知った。良い位置から完璧な状況だった。脚の感覚も良かっただけに残念。ミランも素晴らしいスプリントを見せたので彼の勝利を祝福したい。
最初の登りでミランとメルリールが遅れ、僕は集団に残っていた。まだフィニッシュまで距離があったものの、彼らは集団復帰の為に力を使うので、それが僕に有利に働くと思った。しかし、結果的にそうはならなかった。
ステージ3位 トビアスルンド・アンドレースン(デンマーク、ピクニック・ポストNL)
開幕前にステージでトップ3に入ることを目標にしていたので、嬉しい結果だ。だがライバルたちの落車で得られた結果なので、正直、複雑な気持ちでもある。このようなスプリントで世界トップスプリンターであるミランに勝つのは難しい。雨のラウンドアバウトではチームの助けを借りて、先頭付近でクリアすることが重要になる。今日、僕らはそういった勝負の鍵となるポイントを無事にクリアすることができたんだ。
終盤の落車で足止めされたティム・メルリール(ベルギー、スーダル・クイックステップ)

勝利したミランを祝福するティム・メルリール(ベルギー、スーダル・クイックステップ) photo:CorVos
ラウンドアバウトで遠回りの方を選んでしまい、番手を下げてしまった。前方に上がっている最中に落車が起こったが、シクロクロスのテクニックを使い、何とか落車は免れた。今大会は2回しかまともにスプリントすることができなかった。その2回とも勝利したものの、今日を含めもっと勝利を重ねられたはずだ。しかし、落車しなくてよかった。
逃げに乗ったヨナス・アブラハムセン(ノルウェー、ウノエックス・モビリティ)

ヨナス・アブラハムセン(ノルウェー、ウノエックス・モビリティ) photo:A.S.O.
勝つ時もあれば、そうでない時もある。今日はチャンスを掴みに行ったのだが、届かなかった。終盤では20秒差まで詰め寄られていたので飛び出した。本気で勝利を狙うのならば独走するしかないと思ったからだ。今日は勝てなかったが、また挑戦する。
マイヨジョーヌ タデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEチームエミレーツXRG)

プロトンで脚を回すタデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEチームエミレーツXRG) photo:A.S.O.
─今日が50回目のマイヨジョーヌ着用となった。
悪くない数字だ。明日からも悪天候の予報らしい。寒い気候も苦手ではないが、年を取るにつれ晴天を好むようになった。
text:Sotaro.Arakawa
photo:CorVos, A.S.O.
ステージ優勝&マイヨヴェール(ポイント賞) ジョナタン・ミラン(イタリア、リドル・トレック)

嬉しくて言葉がない。正直(先頭集団に)残れたことに驚いている。それは僕一人の力ではなく、常にチームメイトの助けがあったからこそ。彼らがいなければ僕はここにいなかった。たぶんどこかの峠で遅れていただろう。
悪天候の影響もあり、本当に厳しいフィニッシュとなった。また、ラウンドアバウトを先頭で通過するのも難しく、正直、ちょっと怖かった。しかしチームメイトによるサポートがあった。本当に素晴らしいチームによる勝利であり、心の底から彼らに感謝したい。
僕らはこの後も毎日戦い続ける。中間スプリントはもちろん、最終日のステージ勝利も狙っていく。今日は少しではあるがポイント差を広げることができた。それで気持ちがちょっと楽になったといえる。でもこれからも可能な限り多くのポイントを得られるよう、戦い続ける。
ステージ2位 ヨルディ・メーウス(ベルギー、レッドブル・ボーラ・ハンスグローエ)

本当に残念な結果だ。もし僕が最初に踏み始めていれば、僕が勝っていただろう。正直、それ以上言うことがない。落車の発生は知らず、映像で初めて知った。良い位置から完璧な状況だった。脚の感覚も良かっただけに残念。ミランも素晴らしいスプリントを見せたので彼の勝利を祝福したい。
最初の登りでミランとメルリールが遅れ、僕は集団に残っていた。まだフィニッシュまで距離があったものの、彼らは集団復帰の為に力を使うので、それが僕に有利に働くと思った。しかし、結果的にそうはならなかった。
ステージ3位 トビアスルンド・アンドレースン(デンマーク、ピクニック・ポストNL)
開幕前にステージでトップ3に入ることを目標にしていたので、嬉しい結果だ。だがライバルたちの落車で得られた結果なので、正直、複雑な気持ちでもある。このようなスプリントで世界トップスプリンターであるミランに勝つのは難しい。雨のラウンドアバウトではチームの助けを借りて、先頭付近でクリアすることが重要になる。今日、僕らはそういった勝負の鍵となるポイントを無事にクリアすることができたんだ。
終盤の落車で足止めされたティム・メルリール(ベルギー、スーダル・クイックステップ)

ラウンドアバウトで遠回りの方を選んでしまい、番手を下げてしまった。前方に上がっている最中に落車が起こったが、シクロクロスのテクニックを使い、何とか落車は免れた。今大会は2回しかまともにスプリントすることができなかった。その2回とも勝利したものの、今日を含めもっと勝利を重ねられたはずだ。しかし、落車しなくてよかった。
逃げに乗ったヨナス・アブラハムセン(ノルウェー、ウノエックス・モビリティ)

勝つ時もあれば、そうでない時もある。今日はチャンスを掴みに行ったのだが、届かなかった。終盤では20秒差まで詰め寄られていたので飛び出した。本気で勝利を狙うのならば独走するしかないと思ったからだ。今日は勝てなかったが、また挑戦する。
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─今日が50回目のマイヨジョーヌ着用となった。
悪くない数字だ。明日からも悪天候の予報らしい。寒い気候も苦手ではないが、年を取るにつれ晴天を好むようになった。
text:Sotaro.Arakawa
photo:CorVos, A.S.O.
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