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コセキサイクリングセンター

京都でロードバイクを選ぶなら! きめ細やかなサポートが魅力の老舗ショップ
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コセキサイクリングセンター外観 先代が設置した石敢當が目を引く
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トレックやキャノンデールも豊富に取り扱う
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自転車以外の取り扱いブランドも豊富 壁一面にヘルメットが並べられている
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シューズもエントリーからハイエンドまでサイズ豊富に取り揃える
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ホイールもカンパやマヴィックなど主要ブランドを網羅する
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歴代のチームジャージ ウール生地が歴史を感じさせる
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用途に合わせて様々なタイプのサドルをラインアップ
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雨対策のレインギアの提案展示も レインウエアだけでなくヘルメットやシューズカバーなどもレコメンドしてくれるのが実践的
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ウエア売り場の手書きPOP 各カテゴリー別に分けられ、それぞれの特長や用途をわかりやすく説明してくれている
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周辺のオススメサイクリングスポットの紹介も
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ウエアも幅広いブランドを取り扱っている きっと似合う一着が見つかるはず
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タイヤも定番モデルは網羅する それぞれの好みに合わせて選ぶことが出来る
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電子カタログを閲覧するためのタブレットやQRコード決済にも対応する 最新ガジェットやサービスも取り入れていく柔軟性が老舗たる所以なのだろう
遡ることほぼ1世紀。1924年に京都今出川通り沿いで創業したコセキサイクリングセンター。創業者である小関宇平さんから代を重ねること2度、3代目となる店長が小関正之さんだ。100年を越える歴史ある京都の老舗と聞くと「なんだか敷居の高そうなお店だな」と思われるかもしれないが、気さくな店長と少しでも話してみれば全くの杞憂であると直ぐにわかるはず。

店長の小関正之さんは、中学生時代に2代目のお父様からランドナーを買ってもらって以降、実に55年近い自転車歴を誇る大ベテランだ。高校時代はランドナーに乗って全国を津々浦々旅してまわり、その後はロードバイクのスピード感に惚れ込み、クラブチームを作るなどして現在(いま)に至っている。

お店のスタッフは店長と奥さん、そして娘夫婦という4名体制。そこにお話好きのお母さんがお手伝いに来てくれるという賑やかでアットホームな空間だ。京の町屋を彷彿とさせる2階建てのお店は、1階にパーツやアパレルが、2階に完成車やフレーム、ホイールといった大物が並べられている。

1階と2階を繋ぐ螺旋階段の途中にはかわいらしい和柄のサイクリングキャップとサコッシュがずらり。「縁(えにし)という京都の西陣で手作りしているブランドなんです。うちは西陣も近いですし、素敵だなと思って」と奥さんの目利きが光る逸品だ。

ちゃきちゃきとした語り口の正之さんを支える優しい笑顔の奥さん。百年近い歴史を持つ京都の老舗ショップという厳めしさを感じさせないアットホームな雰囲気は、そんな奥さんと娘さんの2人が随所に配置したインテリアやPOPが演出するもの。それぞれの特徴や選び方が分かりやすく説明された手書きのPOPは見ているだけで楽しい気分にしてくれる。
コセキサイクリングセンターの特色の一つが取り扱いブランドの幅広さ。デローザやコルナゴ、ピナレロといったヨーロッパブランド、そしてキャノンデール、トレックなどの北米ブランドも幅広く取り扱っており、京都随一のブランドセレクトショップとなっている。

2階には綺麗にファイルされた取り扱いブランドのカタログがズラリと並ぶ。「あまり手を広げすぎると在庫するのも大変じゃないですか?」と少し失礼な質問をぶつけると「お客さんががっかりせんようにと思ってね」と正之さんは笑顔で答えてくれた。

「せっかく足を運んできてくれた人に、『うちはそのブランドやってないんですよ』というのは申し訳ないでしょ? だから、ワールドツアーを走っているようなブランドはほとんどやってるんです」。近年、直営店を中心に得意なブランドに特化するショップが増加傾向にある一方、こういった心意気でブランド取り扱い数を維持するお店は稀有な存在だろう。

カタログ本で見た一つのバイクに魅入られて、ワクワクしながらお店に訪れた人の期待を裏切らないために、数多くのブランドを網羅する。大型ショップでも難しい取組みを長年続けているのは老舗ショップの矜持であり、真にお客さんを大切に思うからこそ。
そのお客さん第一主義は、修理対応にまで行き届いている。基本的に修理に関してはその場で直して渡すのがモットー。「すぐに自転車が必要な人も多いでしょう? だから修理預かりっていうのはほとんどないですね」と正之さん。

さすがに大掛かりなオーバーホールや組換えなどは預かりとなるものの、修理に際してパーツ交換が必要なケースでも大丈夫なようにシマノ、カンパニョーロ、スラムの主要コンポーネントは常に在庫している。迅速にメカトラブルを解決してくれるのは、シリアスな競技者にとってもメカに不慣れな初心者にとっても有難い。

もちろんそのスピードはメカニックに関する豊富な知識と確かな技術によるもの。長年の経験に裏打ちされた精確かつスピーディーな作業は老舗ショップの真髄でもある。今は息子さんと2人体制となるが、その技術はしっかりと受け継がれている。メカニックブースに掲げられたスポーツバイクメカニックの認定証はその証左だ。

また、コセキサイクリングセンターで購入した自転車に関しては、定期点検が永年無料となっているのは安心だ。11項目に及ぶチェックを行い、不具合が無いかを徹底的にチェックしてくれる。納車後、1ヶ月と6ヶ月後には定期点検の案内が届くというのも親切なサービスだ。ちょうど各部の馴染みが出てくる頃合いで点検を受ければ、より長い間トラブルフリーで過ごせるはずだ。
初心者へのサポートも他に類を見ないほど手厚い。初心者の方にとって、初めてのスポーツバイクは様々な不安が付きまとうもの。もちろんしっかりとしたお店であれば売りっぱなしということは無く、納車時に基本的な操作や注意事項は説明してくれる。だが、コセキサイクリングセンターのそれは、更に細やかで丁寧に行われる。

「スポーツ車が初めてのお客さんには、一緒に走りながらいろいろ説明するんですよ。やっぱり実際に走りながらの方が覚えてもらいやすいですからね」と正之さん。ブレーキや変速といった基本操作、細かなポジションの調整、ちょっとしたペダリングのコツや手信号の出し方といった交通ルールまで、小一時間ほど近辺の車通りの少ないコースでレクチャーしてくれるのだという。さらに希望があれば、パンク修理講習まで行うことも。ここまで丁寧に時間をかけて納車説明を行っているショップは極めて稀だろう。ちょっとした初心者向けのライディングスクールが無償で付いてくるようなもの。

自転車に少し慣れてきた頃合いには、毎日曜日に行われている走行会へ参加することも出来る。実業団チームであるPRT Kosekiの練習会である一方、初中級者向けのショートコースも用意されている。ショートコースへは店長が一緒に走りアテンドしてくれるので安心だ。レベルに合わせて走る環境がしっかりと整えられており、段々とステップアップする楽しみも実感できるはず。

イベントの開催にも積極的で、春には京都向日町競輪場にて大規模なロードバイク試乗会を開催している。ハイエンドモデルが多く集まり、その性能をしっかり体験できる機会を作ってくれるショップがあるのは、その地域のサイクリストにとってありがたいことこの上ない。

大手顔負けの取り扱いブランドに老舗らしい確かなノウハウと技術、そして初心者大歓迎のきめ細やかなサポート体制。サイクリストに必要な全てがここにある。京都で幸せな自転車ライフを始めたいのであれば、コセキサイクリングセンターに来れば間違いない。
店舗情報
郵便番号
602-8325
住所
京都市上京区 七本松通 今出川上る 毘沙門町 496-17
営業時間
平日:11時~19時
日祝:12時~18時

新型コロナ対策のため営業時間の短縮やご来店制限など変更されている場合があります。必ずホームページにて確認のうえご来店ください。
定休日
水曜日
TEL
075-463-3428
FAX
075-463-3433
アクセス
電車の場合:
JR二条駅 下車→京都市バス「二条駅前」より55系統 乗車→「上七軒」から徒歩1分
京福北野白梅町駅 下車→京都市バス「北野白梅町」より下記いずれかに乗車
【系統】8,10,50,51,55,203→「上七軒」から徒歩1分

自動車の場合:店舗の東向かいに、駐車場2台分の駐車スペース有。

35.030460261132, 135.7389333

スタッフからのメッセージ
コセキサイクルは、1924年創業の京都のロードバイク専門サイクルショップで、間もなく創業100周年を迎えることになります。

UCIプロチームが使用する高級レーサーから入門レーサーまで、各種取り扱っております。「常に皆様にとって身近で、笑顔と心温まるサービス」をモットーに、ロードレーサーを快適にお楽しみいただけるよう、体格に合わせたフレームサイズチェックとライディングフォームのチェックを丁寧に御説明いたします。

また、スポーツ自転車が初めての方には、より楽しんでいただけるよう納車時のマンツーマンライドを実施し、安全走行のアドバイスとテクニックをご指導させていただき、最高のサイクルライフをご提案いたします。ぜひお気軽にお越しください。