5月18日に開幕するツアー・オブ・ジャパンへの出場が決まっているフランスのクラブチーム「Team Buffaz」が出場資金を集めるクラウドファンディングを開始している。すでに垣田真穂や望月蓮など日本人選手が欧州で活動する際に協力してきた実績をもち、今後も日本との様々な連携によって相互の自転車レース界において関係を深めたいという希望をもっている。
以下Team Buffaz(チームブッファーズ)の案内により紹介する。
フランス・リヨンの自転車クラブチーム「Team Buffaz」が、5月に開催される日本最大のステージレース「ツアー・オブ・ジャパン」に参戦します。この遠征にあたり、今後欧州をめざす日本の若手選手の受け入れや、自転車関連企業・団体との提携を模索するため、サポート資金を募集しています。

Team Buffaz 女子チームはフランスでもアマチュアトップクラスの実力 ©Team Buffaz
はじめまして
こんにちは。私たち Team Buffaz Gestion de Patrimoine(チームブッファーズ・ジェスチョン ド パトリモワンヌ)は、フランス中部の都市リヨンを拠点に活動している自転車クラブチーム(アマチュアチーム)です。
女子チームは2021年、男子チームは2024年に発足し、フランスの自転車競技の伝統においては非常に歴史の浅い、フレッシュで活気に満ちたチームです。今シーズンは男女それぞれに14選手が所属し、アマチュアチームながら、選手たちは9つの国から集まっています。この国際色豊かなチームは、グローバルな視点をもつ自転車競技の未来を切り開く存在です。また、チームの平均年齢は22歳と非常に若く、フランスの他のクラブチームと比較してもその若さは特徴的です。これは、プロを目指して成長していくための大きなポテンシャルを秘めている証拠です。実際、女子チームからはすでに3選手がプロチームに昇格しています。
https://www.team-buffaz.fr/

Lyon Sprint Evolutionはリヨンでも最も大きな自転車クラブとして活動 ©Team Buffaz
Team Buffaz は新しいチームですが、運営団体である Lyon Sprint Evolution(リヨン・スプリント・エヴォリューション、以下LSE)は、1967年創設という長い歴史を持ち、リヨンでも最も大きな自転車クラブとして、今もアクティブに活動を続けています。
LSEの主な活動は、7歳以上の子どもたちを対象にした自転車スクールです。毎週水曜日に実施され、100名以上の子どもたちがクラブの拠点であるヴェロドロームに集まり、仲間とともにロードレース、トラックレース、シクロクロスなど、さまざまな自転車競技に親しんでいます。

フランスの自転車競技の層の厚さを感じられるスクールやトレーニング環境がある ©Team Buffaz
さらに、小さな子どもたちだけでなく、U19までのユースやジュニアカテゴリーの選手たちもクラブに所属し、週末はレースに参戦しています。大人向けには、競技にとどまらず、健康維持や楽しみを目的としたサイクリングアクティビティも盛況に行われています。そして今年の秋からは、中高生を対象としたリヨン地域唯一のトレーニングセンターも開設予定です。LSEは、年齢や性別、競技レベルを問わず、自転車競技やサイクリングを愛するすべての人たちを受け入れる、規模の大きなクラブです。
https://lyon-sprint-evolution.assoconnect.com/
このプロジェクトについて
Team Buffaz Gestion de Patrimoine は、5月に日本で開催される ツアー・オブ・ジャパン(UCI2.2) に出場します。この貴重な機会を提供してくださった主催者や関係者の皆さまに心から感謝申し上げます。そして、この機会を活かして、日本の自転車競技界とWin-Winとなる形で、何か提携ができないかと模索しています。
現在、日本でも自転車競技の人気が高まり、多くの方々がサイクリングを楽しむようになっています。しかし、ヨーロッパでプロを目指す選手や、日本の自転車関連の企業・団体が世界を目指すのであれば、フランスは最適な環境を提供することができます。
たとえば、フランスではU19(ジュニアカテゴリー)のレースも非常に盛んで、リヨンから数時間の範囲内で毎週末にレースが開催されており、また日本には存在しないUCIカテゴリーの世界トップレベルの大会も年間を通して数多く開催されています。
また年々レベルが高まる女子カテゴリーも同様です。現在、日本の男子選手を受け入れている欧州のクラブチームは多く存在しますが、女子選手の受け入れ先は限りがあり、とくにU17、U19世代からの受け入れ体制、そこからプロチームへのパスウェイを持つのは、本チーム、クラブの大きなアドバンテージと言えるでしょう。
つまり、チームには性別、年齢、レベル、カテゴリーを問わず、さまざまな提携を提案できる土台があります。
また男女同数の選手がチームに所属しており、これからプロになっていく若手選手や、すでにプロチームに所属していた選手もいます。そのため、ヨーロッパの過酷な環境でのR&Dなど自転車関係のメーカーや企業様との提携も大きな可能性を秘めています。

U23初年度の望月蓮選手をサポート。レース活動を支援している ©Team Buffaz
今シーズンはすでに日本人男子選手が2名(1名は Team Buffaz 、もう1名は LSE に所属)、スタッフ(広報)もチームに加わっています。これにより、日本の自転車競技界とのつながりはさらに深まり、プロジェクトを立ち上げる絶好のタイミングを迎えています。
サポート実績
これまでに日本の自転車競技界とチームは提携を行なっています。

垣田真穂選手が欧州プロチームに合流する前にTeam Buffazは練習パートナー、滞在場所・練習拠点などを提供 ©Team Buffaz
・2024年9月 垣田真穂選手(現BePink/早稲田大学/チーム楽天Kドリームス所属)
現ロードレースU23アジアチャンピオン、トラック・チームパーシュート、個人パーシュート、ポイントレースアジアチャンピオン。2024年9月、欧州プロロードレースチームに合流前に、リヨンを拠点に時差調整、トレーニングを行いました。チームは練習パートナー、滞在場所・練習拠点などを提供。
・2025シーズン 望月蓮選手
U19日本代表として世界選手権ロードレースに出場。U23初年度の2025年はシーズンを通してTeam Buffaz Gestion de Patrimoine に所属。イギリス人、アイルランド人選手とともにチームハウスに滞在し、ステップアップをめざしてレース活動に専念。
私たちだからこそ提供できる、ユニークな提携の例
あらゆるサイクリストに対応するトレーニング・レースサポート
性別、年齢、レベルを問わず、日本のサイクリストを歓迎します。私たちは、フランスで本場のトレーニングやレース参戦をサポートする体制を整えています。Team Buffazは、フランスのアマチュアレースの最高峰、エリートカテゴリーのナショナルレースに挑戦しています。このレースは、プロレースのような高いレベルを誇り、フランス国内外の若いプロ志望の選手たちが集まる場所です。また、女子チームはUCIレースにも参加する機会が豊富で、選手の実力次第では、欧州のプロレースに出場するチャンスも広がります。さらに、初級者や中級者向けには、多くのレジオナルレースがあり、レベルに合わせた活動をサポートする環境が整っています。

自転車界での様々な提携プロジェクトの構想がある ©Team Buffaz
自転車競技や欧州プロスポーツ界でのキャリア形成
現在、当チームにはスポーツサイエンスやコーチング、スポーツマネージメントを学ぶ学生インターンが活躍しており、実務経験を積む最適な環境を提供しています。チームの規模が大きく、出場レース数も豊富なことから、スタッフとしても多くの経験を積むことができます。さらに地域に根差した活動を通じて、他競技や自転車競技のプロチームとのネットワークも豊富。スポーツ業界での専門スタッフとしてキャリアアップするための最初のステップとして、大きな可能性を秘めています。
フランス語学習と自転車留学の両立
リヨンは、パリから高速鉄道で数時間の距離にあり、国際空港も近く、アクセスが非常に便利です。加えて、生活費や学費が比較的安価なため、多くの日本人がフランス語学習の拠点として選んでいます。平日午前中は語学学校でフランス語を学び、午後はトレーニング、週末にはレースに参戦するなど、語学留学と自転車活動を両立できる環境が整っています。
チーム単位でのフランス遠征サポート
私たちは、チームのノウハウやロジスティックスを活かし、フランス遠征をサポートすることができます。宿泊施設の手配やレースエントリー、移動手段の確保など、あらゆるサポートを提供し、チームの遠征を円滑に進めます。
親子で楽しめる自転車留学
LSEでは、7歳の子どもから自転車競技のトレーニングを行い、週末には近隣で同年齢の子どもたちと参加できるレジオナルレースが開催されています。自転車競技に取り組む親子や家族単位での留学も歓迎しており、国際交流を通じて貴重な経験を得ることができます。
フランス・アルプスを起点にしたサイクリングの冒険
リヨンは、ツール・ド・フランスで名勝負が繰り広げられたグランコロンビエール峠やラルプデュエズなど、フレンチアルプスの玄関口としても知られています。サイクリングの出発地点として、自転車のメンテナンスや大きな荷物の預かりサービスも提供でき、サイクリストにとって理想的な拠点です。
ジェネラルマネージャー・アヴェネルのコメント
フランスには長い歴史を持つ伝統的なクラブやチームが多く存在しますが、私たちのチームは従来の形式に囚われることなく、常に新しい挑戦を続けています。私たちが目指すのは、前衛的で革新的な活動を通じて、未来を切り開くことです。フランスはツール・ド・フランスに代表されるように、世界有数の自転車競技強国として名を馳せていますが、今、私たちが最も注力しているのは「グローバル化」です。私たちは多くの国から選手を受け入れ、世界中のレースに挑戦しています。
自転車競技は日々進化し続けており、特にヨーロッパ外から新たな風が吹き込まれました。私たちは、こうした変化を積極的に受け入れ、クラブチームでありながら、トッププロチームと同じメンタリティで運営を行っています。これが、世界を目指す選手たちやスタッフの成長に欠かせない要素だと確信しています。成長し続けることこそが、チームの核であり、その精神が私たちを突き動かしているのです。
また私たちの女子チームは、フランス国内でトップクラスのアマチュアチームとして活動しており、シーズンを通して複数のUCIレースに出場しています。現在、2027年のUCIコンチネンタルチーム昇格を目指すプロジェクトも進行中です。
フランスでは、女子クラブチームにU19カテゴリー(高校生)から登録できる仕組みが整っており、若いうちから本格的なロードレースの経験を積めることは大きなメリットです。日本では女子選手の競技人口がまだ少なく、女子チームが存在しないという現状も耳にしています。私たちのチームでは、国際基準に沿ったレース環境の中で、若い世代が早い段階から高いレベルの競技に触れることが可能です。世界に通用する選手を目指す上で、非常に貴重な経験ができる場となるでしょう。
そんな私たちは、日本の自転車競技界との連携に大きな可能性を感じています。私たちのチームは、異なる文化や価値観を持つ選手たちが集まり、時に衝突することもありますが、それこそが成長の源であり、どんな環境でも学びを得ることができると信じています。もし日本から若い選手を受け入れるなら、彼らはフランスという自転車競技の本場で貴重な経験を積むことができます。日本では決して味わえない環境がここにはあり、プロを目指すのであれば、ヨーロッパでの修行は必須です。そして、私たちもまた、彼らを受け入れることによって、多くの学びを得ることができると確信しています。
日本との繋がりが生まれた、このチャンスを最大限に活かし、日本の皆様のご支援を受けながら、このプロジェクトが両国の未来に素晴らしい影響を与えるものになることを心から願っています。

クラファンのリターンとして用意されるオリジナルTシャツ ©Team Buffaz
リターンについて
今回のプロジェクト限定の特別なイラストがプリントされるTシャツをご用意しました!
また日本では入手困難なチームジャージも提供させていただきます。
資金の使用用途
クラブチームはプロチームと異なり、非常に限られた財源での活動を行っています。そのため今回の資金は、ツアー・オブ・ジャパン参戦にあたっての自転車等オーバーチャージ代、臨時スタッフの人件費、今後のフランスでのサポート環境調整費などに使わさせていただきます。
最後に
私たちチーム一同、初めての ツアー・オブ・ジャパン への参戦を心から楽しみにしています。格上のチームや選手たちとの厳しい戦いが予想されますが、私たちはその全てに全力で立ち向かう準備を整えています。緊張感を持ちながらも、最高のパフォーマンスを発揮し、皆様の前で素晴らしいレースをお見せできるよう、チーム一丸となって挑戦します。
本クラウドファンディングへのご協力も心よりお願い申し上げますが、まずは各会場で気軽にお声がけいただき、温かいご声援をいただけるととても嬉しいです。皆さまの応援が私たちの力となり、大きな励みになります。
どうぞよろしくお願いいたします。
Team Buffazのクラウドファンディング
【フランス×日本自転車競技界】若手や女子育成、無限に広がる未来への挑戦!(CAMPFIRE)
https://camp-fire.jp/projects/843168/view?utm_campaign=cp_po_share_c_ms…
以下Team Buffaz(チームブッファーズ)の案内により紹介する。
フランス・リヨンの自転車クラブチーム「Team Buffaz」が、5月に開催される日本最大のステージレース「ツアー・オブ・ジャパン」に参戦します。この遠征にあたり、今後欧州をめざす日本の若手選手の受け入れや、自転車関連企業・団体との提携を模索するため、サポート資金を募集しています。

はじめまして
こんにちは。私たち Team Buffaz Gestion de Patrimoine(チームブッファーズ・ジェスチョン ド パトリモワンヌ)は、フランス中部の都市リヨンを拠点に活動している自転車クラブチーム(アマチュアチーム)です。
女子チームは2021年、男子チームは2024年に発足し、フランスの自転車競技の伝統においては非常に歴史の浅い、フレッシュで活気に満ちたチームです。今シーズンは男女それぞれに14選手が所属し、アマチュアチームながら、選手たちは9つの国から集まっています。この国際色豊かなチームは、グローバルな視点をもつ自転車競技の未来を切り開く存在です。また、チームの平均年齢は22歳と非常に若く、フランスの他のクラブチームと比較してもその若さは特徴的です。これは、プロを目指して成長していくための大きなポテンシャルを秘めている証拠です。実際、女子チームからはすでに3選手がプロチームに昇格しています。
https://www.team-buffaz.fr/

Team Buffaz は新しいチームですが、運営団体である Lyon Sprint Evolution(リヨン・スプリント・エヴォリューション、以下LSE)は、1967年創設という長い歴史を持ち、リヨンでも最も大きな自転車クラブとして、今もアクティブに活動を続けています。
LSEの主な活動は、7歳以上の子どもたちを対象にした自転車スクールです。毎週水曜日に実施され、100名以上の子どもたちがクラブの拠点であるヴェロドロームに集まり、仲間とともにロードレース、トラックレース、シクロクロスなど、さまざまな自転車競技に親しんでいます。

さらに、小さな子どもたちだけでなく、U19までのユースやジュニアカテゴリーの選手たちもクラブに所属し、週末はレースに参戦しています。大人向けには、競技にとどまらず、健康維持や楽しみを目的としたサイクリングアクティビティも盛況に行われています。そして今年の秋からは、中高生を対象としたリヨン地域唯一のトレーニングセンターも開設予定です。LSEは、年齢や性別、競技レベルを問わず、自転車競技やサイクリングを愛するすべての人たちを受け入れる、規模の大きなクラブです。
https://lyon-sprint-evolution.assoconnect.com/
このプロジェクトについて
Team Buffaz Gestion de Patrimoine は、5月に日本で開催される ツアー・オブ・ジャパン(UCI2.2) に出場します。この貴重な機会を提供してくださった主催者や関係者の皆さまに心から感謝申し上げます。そして、この機会を活かして、日本の自転車競技界とWin-Winとなる形で、何か提携ができないかと模索しています。
現在、日本でも自転車競技の人気が高まり、多くの方々がサイクリングを楽しむようになっています。しかし、ヨーロッパでプロを目指す選手や、日本の自転車関連の企業・団体が世界を目指すのであれば、フランスは最適な環境を提供することができます。
たとえば、フランスではU19(ジュニアカテゴリー)のレースも非常に盛んで、リヨンから数時間の範囲内で毎週末にレースが開催されており、また日本には存在しないUCIカテゴリーの世界トップレベルの大会も年間を通して数多く開催されています。
また年々レベルが高まる女子カテゴリーも同様です。現在、日本の男子選手を受け入れている欧州のクラブチームは多く存在しますが、女子選手の受け入れ先は限りがあり、とくにU17、U19世代からの受け入れ体制、そこからプロチームへのパスウェイを持つのは、本チーム、クラブの大きなアドバンテージと言えるでしょう。
つまり、チームには性別、年齢、レベル、カテゴリーを問わず、さまざまな提携を提案できる土台があります。
また男女同数の選手がチームに所属しており、これからプロになっていく若手選手や、すでにプロチームに所属していた選手もいます。そのため、ヨーロッパの過酷な環境でのR&Dなど自転車関係のメーカーや企業様との提携も大きな可能性を秘めています。

今シーズンはすでに日本人男子選手が2名(1名は Team Buffaz 、もう1名は LSE に所属)、スタッフ(広報)もチームに加わっています。これにより、日本の自転車競技界とのつながりはさらに深まり、プロジェクトを立ち上げる絶好のタイミングを迎えています。
サポート実績
これまでに日本の自転車競技界とチームは提携を行なっています。

・2024年9月 垣田真穂選手(現BePink/早稲田大学/チーム楽天Kドリームス所属)
現ロードレースU23アジアチャンピオン、トラック・チームパーシュート、個人パーシュート、ポイントレースアジアチャンピオン。2024年9月、欧州プロロードレースチームに合流前に、リヨンを拠点に時差調整、トレーニングを行いました。チームは練習パートナー、滞在場所・練習拠点などを提供。
・2025シーズン 望月蓮選手
U19日本代表として世界選手権ロードレースに出場。U23初年度の2025年はシーズンを通してTeam Buffaz Gestion de Patrimoine に所属。イギリス人、アイルランド人選手とともにチームハウスに滞在し、ステップアップをめざしてレース活動に専念。
私たちだからこそ提供できる、ユニークな提携の例
あらゆるサイクリストに対応するトレーニング・レースサポート
性別、年齢、レベルを問わず、日本のサイクリストを歓迎します。私たちは、フランスで本場のトレーニングやレース参戦をサポートする体制を整えています。Team Buffazは、フランスのアマチュアレースの最高峰、エリートカテゴリーのナショナルレースに挑戦しています。このレースは、プロレースのような高いレベルを誇り、フランス国内外の若いプロ志望の選手たちが集まる場所です。また、女子チームはUCIレースにも参加する機会が豊富で、選手の実力次第では、欧州のプロレースに出場するチャンスも広がります。さらに、初級者や中級者向けには、多くのレジオナルレースがあり、レベルに合わせた活動をサポートする環境が整っています。

自転車競技や欧州プロスポーツ界でのキャリア形成
現在、当チームにはスポーツサイエンスやコーチング、スポーツマネージメントを学ぶ学生インターンが活躍しており、実務経験を積む最適な環境を提供しています。チームの規模が大きく、出場レース数も豊富なことから、スタッフとしても多くの経験を積むことができます。さらに地域に根差した活動を通じて、他競技や自転車競技のプロチームとのネットワークも豊富。スポーツ業界での専門スタッフとしてキャリアアップするための最初のステップとして、大きな可能性を秘めています。
フランス語学習と自転車留学の両立
リヨンは、パリから高速鉄道で数時間の距離にあり、国際空港も近く、アクセスが非常に便利です。加えて、生活費や学費が比較的安価なため、多くの日本人がフランス語学習の拠点として選んでいます。平日午前中は語学学校でフランス語を学び、午後はトレーニング、週末にはレースに参戦するなど、語学留学と自転車活動を両立できる環境が整っています。
チーム単位でのフランス遠征サポート
私たちは、チームのノウハウやロジスティックスを活かし、フランス遠征をサポートすることができます。宿泊施設の手配やレースエントリー、移動手段の確保など、あらゆるサポートを提供し、チームの遠征を円滑に進めます。
親子で楽しめる自転車留学
LSEでは、7歳の子どもから自転車競技のトレーニングを行い、週末には近隣で同年齢の子どもたちと参加できるレジオナルレースが開催されています。自転車競技に取り組む親子や家族単位での留学も歓迎しており、国際交流を通じて貴重な経験を得ることができます。
フランス・アルプスを起点にしたサイクリングの冒険
リヨンは、ツール・ド・フランスで名勝負が繰り広げられたグランコロンビエール峠やラルプデュエズなど、フレンチアルプスの玄関口としても知られています。サイクリングの出発地点として、自転車のメンテナンスや大きな荷物の預かりサービスも提供でき、サイクリストにとって理想的な拠点です。
ジェネラルマネージャー・アヴェネルのコメント
フランスには長い歴史を持つ伝統的なクラブやチームが多く存在しますが、私たちのチームは従来の形式に囚われることなく、常に新しい挑戦を続けています。私たちが目指すのは、前衛的で革新的な活動を通じて、未来を切り開くことです。フランスはツール・ド・フランスに代表されるように、世界有数の自転車競技強国として名を馳せていますが、今、私たちが最も注力しているのは「グローバル化」です。私たちは多くの国から選手を受け入れ、世界中のレースに挑戦しています。
自転車競技は日々進化し続けており、特にヨーロッパ外から新たな風が吹き込まれました。私たちは、こうした変化を積極的に受け入れ、クラブチームでありながら、トッププロチームと同じメンタリティで運営を行っています。これが、世界を目指す選手たちやスタッフの成長に欠かせない要素だと確信しています。成長し続けることこそが、チームの核であり、その精神が私たちを突き動かしているのです。
また私たちの女子チームは、フランス国内でトップクラスのアマチュアチームとして活動しており、シーズンを通して複数のUCIレースに出場しています。現在、2027年のUCIコンチネンタルチーム昇格を目指すプロジェクトも進行中です。
フランスでは、女子クラブチームにU19カテゴリー(高校生)から登録できる仕組みが整っており、若いうちから本格的なロードレースの経験を積めることは大きなメリットです。日本では女子選手の競技人口がまだ少なく、女子チームが存在しないという現状も耳にしています。私たちのチームでは、国際基準に沿ったレース環境の中で、若い世代が早い段階から高いレベルの競技に触れることが可能です。世界に通用する選手を目指す上で、非常に貴重な経験ができる場となるでしょう。
そんな私たちは、日本の自転車競技界との連携に大きな可能性を感じています。私たちのチームは、異なる文化や価値観を持つ選手たちが集まり、時に衝突することもありますが、それこそが成長の源であり、どんな環境でも学びを得ることができると信じています。もし日本から若い選手を受け入れるなら、彼らはフランスという自転車競技の本場で貴重な経験を積むことができます。日本では決して味わえない環境がここにはあり、プロを目指すのであれば、ヨーロッパでの修行は必須です。そして、私たちもまた、彼らを受け入れることによって、多くの学びを得ることができると確信しています。
日本との繋がりが生まれた、このチャンスを最大限に活かし、日本の皆様のご支援を受けながら、このプロジェクトが両国の未来に素晴らしい影響を与えるものになることを心から願っています。

リターンについて
今回のプロジェクト限定の特別なイラストがプリントされるTシャツをご用意しました!
また日本では入手困難なチームジャージも提供させていただきます。
資金の使用用途
クラブチームはプロチームと異なり、非常に限られた財源での活動を行っています。そのため今回の資金は、ツアー・オブ・ジャパン参戦にあたっての自転車等オーバーチャージ代、臨時スタッフの人件費、今後のフランスでのサポート環境調整費などに使わさせていただきます。
最後に
私たちチーム一同、初めての ツアー・オブ・ジャパン への参戦を心から楽しみにしています。格上のチームや選手たちとの厳しい戦いが予想されますが、私たちはその全てに全力で立ち向かう準備を整えています。緊張感を持ちながらも、最高のパフォーマンスを発揮し、皆様の前で素晴らしいレースをお見せできるよう、チーム一丸となって挑戦します。
本クラウドファンディングへのご協力も心よりお願い申し上げますが、まずは各会場で気軽にお声がけいただき、温かいご声援をいただけるととても嬉しいです。皆さまの応援が私たちの力となり、大きな励みになります。
どうぞよろしくお願いいたします。
Team Buffazのクラウドファンディング
【フランス×日本自転車競技界】若手や女子育成、無限に広がる未来への挑戦!(CAMPFIRE)
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