ブエルタ全出場チーム発表　ピドコック擁するQ36.5がジロに続き初招待

今年のブエルタ・ア・エスパーニャに出場する全23チームが発表された。3つに増えた主催者招待枠で選ばれたのはカハルラル・セグロスRGAとブルゴス・ブルペレットBH、Q36.5プロサイクリング。一方、スペイン籍のエウスカルテルとエキポ ケルンファルマが出場を逃した。

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8月23日にイタリア北西部ピエモンテ州のトリノで開幕する第80回ブエルタ・ア・エスパーニャ。出場する全23チームが発表され、18のワールドチームに加え自動招待枠を有するロットとイスラエル・プレミアテックの2チーム、そして3つの主催者招待チームが出揃った。

主催者招待枠にはスペイン籍のカハルラル・セグロスRGAと、今季から小山智也が所属し、2年ぶりの出場となるブルゴス・ブルペレットBHが選出。加えて、スイス籍のQ36.5プロサイクリングチームが初の招待を受けた。一方、昨年出場したスペイン籍のエウスカルテル・エウスカディとエキポ ケルンファルマは選出から漏れている。

Q36.5プロサイクリングは4日前、ジロ・デ・イタリアへの初出場も決定したばかり。今季イネオス・グレナディアーズから移籍したトム・ピドコック（イギリス）をエースに迎えて大型補強を行い、ピドコックの活躍もあってシーズン既に8勝を挙げるなど好調を維持している。

プレスリリースの中で、出場が期待されるピドコックは「招待されたことに興奮している。まだ全てのステージは確認したわけではないが、僕が住むアンドラにフィニッシュするステージがあることは知っている。また象徴的な山岳であるアングリルとボラ・デル・ムンドという2つステージも楽しみだ」とコメント。ピドコックは2021年大会に出場しており、山岳フィニッシュだった第14ステージで逃げグループから区間4位に入ったのが最高成績となっている。