多くのメーカーや代理店が集ったパーツ合同展示会が、今年も開催された。浅草の展示会場を4フロア貸し切って開催された中で、目を引いたパーツを紹介します。



チャンピオンシステム ケープラスのヘルメットとアイウェアが勢揃い

チャンピオンシステムのブースにはケープラスのヘルメットとアイウェアが勢揃い photo:Michinari TAKAGI

オーダーウェアを手掛けるチャンピオンシステムは、ケープラスのヘルメットやアイウェアの最新ラインアップが並んだ。

サイクルイベントや週末サイクリングなどで見かけることが多いNOVA。安全性に優れるMIPSを搭載していることもあり、人気が続いているという。定番モデルのALPHAやAURA、SIGMAの多くのカラーが展示された。

人気モデルのNOVAやALPHAなどが並ぶ photo:Michinari TAKAGI

ZEROとSOLAR、GLIDER、RETROの4種類のアイウェアが展開されている photo:Michinari TAKAGI

ヘルメットだけでなくアイウェアも手掛けているケープラスはZEROとSOLAR、GLIDER、RETROの4モデルを展開している。アジア人の顔型に基づいて設計されているため、アイウェア選びで悩んでいる日本のサイクリストにとって強い味方となる。



ウインクレル ノースウェーブからワイドモデルのミドルグレードシューズが登場

ヴィスマ・リースアバイクが使用するリザーブのホイール photo:Michinari TAKAGI

ノースウェーブやリザーブ、サンタクルズを取り扱うウインクレル。注目度の高いブランドが目白押しの中、リザーブはUCIワールドチーム「ヴィスマ・リースアバイク」が使用するホイールとあって、気になる方は多かったようだ。

またそのノースウェーブから、本国よりセールスマネージャーであるソニー・シャマン氏が来日。新たに生まれ変わったミドルグレードのREVOLUTIONが披露した。

ノースウェーブはシューズ試着会を実施 photo:Michinari TAKAGI
カタログの配布やシューズやグローブなどを展示 photo:Michinari TAKAGI


ノースウェーブの本国からセールスマネージャーであるソニー・シャマン氏が来日 photo:Michinari TAKAGI

ソニー氏は「新しいREVOLUTIONはワイドモデルが追加されて、快適性とパフォーマンスに優れたモデルだ。是非、試してもらいたい」という。REVOLUTIONはインプレッション記事を掲載しているので、そちらもチェックしてもらいたい。



東商会 一体型ハンドル搭載バイクも簡単に遠征先へ送れるキャリーバイクが新登場

UDOGのシューズが一堂に並んだ photo:Michinari TAKAGI

サーヴェロやライトウェイト、ユードッグなど多数のブランドを取り扱う東商会。今回の展示会では東商会オリジナルの製品「CARRY BIKE(キャリーバイク)」が初お披露目。このキャリーバイクは、一体型ハンドル搭載バイクも簡単に運べる輪行ボックス。近年はステム一体型ハンドルのバイクが主流となり、ユーザーからの要望が多かったため取り扱いが開始されたという。

魅力は簡素な収納方法にある。まずフレームは前後輪を外した状態で、ケースのアタッチメントにフレームを固定する。ホイールは手持ちのバッグに収納してから、ボックスに一緒に入れるだけ。レースなどで大荷物を運ぶ方にはうってつけのケースとなっている。

東商会から一体型ハンドル搭載バイクも簡単に遠征先へ送れるキャリーバイクが新登場 photo:Michinari TAKAGI

畳むとコンパクトになる photo:Michinari TAKAGI
10色以上用意されているベースカラーから選ぶことができる photo:Michinari TAKAGI


チームエンブレムなどロゴデータ入稿するとオリジナルデザインプリントが可能 photo:Michinari TAKAGI

展開時外寸は1360mm×525mm×705mm(2590mm)、展開時内寸は1335mm×480mm×695mm、折畳み時外寸は1360mm×525mm×125mmとなっている。コンパクトに折りたたむことができるため、収納時の置き場所に困らない。

更にオーダーモデルが用意され、10色以上用意されているベースカラーから選ぶことが可能。チームエンブレムなどロゴデータを使ってオリジナルデザインプリントできるため、遠征時でもマイバイクを見つけやすい。スタッフさん曰く「白地ベースのためどんなロゴでも綺麗にプリントできます!」とのこと。

1個単位で注文でき、価格は68,200円(税込)。オーダーモデルは79,200円(税込)を予定している。日本全国を遠征するショップや、チームでオーダーモデルのキャリーバイクを使用する際には最適だ。

text&photo : Michinari Takagi