2024/12/06(金) - 17:45
ウィンタースポーツで信頼されるグローブブランド、キネティックスの冬用グローブは様々な知見が取り入れられていることが特徴。今回はLeevi(リーヴィ)とNojan(ノヤン)という気温5℃〜10℃に対応する冬用起毛モデルを紹介しよう。
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キネティックス Leevi
LeeviとNojanはどちらも冬場を通して着用しやすい気温5℃〜10℃に対応する冬用グローブ。ターゲットの気温は同じだが、それぞれ設計が異なるため、ライダーの好みで選び分けてもらいたい2モデルだ。
Leeviはスリムなシルエットかつタイトなフィット感の一着。独自のソフトシェル素材を採用することで、冬場の冷たい風の侵入を阻む防風性と雨や雪でもライダーを守ってくれる撥水性を獲得している。裏地は起毛フリースとすることで保温性も獲得しつつ、ソフトシェルの程よい通気性によってグローブの内側が快適な環境に維持される。また、薄手に仕立てられていることも大きな特徴だ。
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備えられているパッドは薄手のため、ハンドルを握る感触は自然なまま
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ジャケットの袖を滑り込ませられる
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親指と人差し指の間は強化されている 
スムースにタッチスクリーンを操作する事ができる
カフ部分はネオプレーン素材を使用したロング仕様。ジャケットの袖口にグローブを滑り込ませやすい薄さと、手首を覆うようなホールド感、風雨の侵入を許さないプロテクション性能が魅力となっている。
手のひら側はAmara合成皮革をメイン素材とし、要所にXX Formというパッドを配置することで快適性を確保。指先はスマホのタッチ操作に対応しており、寒空の下でグローブを外す必要がないのは嬉しいところ。
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キネティックス Nojan
対してNojanは表地と裏地で構成されており、その間に中綿のような保温帯を設けた一着。そのためやや厚手となっていることがLeeviとの大きな違い。表地は防風素材とされているため、冷気がグローブの内側には入り込みにくくなっている。裏地はやや起毛しているフリース素材が採用されており、その点もLeeviとは作りが異なっている。
カフ部分は伸縮性のある薄手生地を折り返して仕立てた二重構造。これによって程よいフィット感を実現しており、こちらはジャケットの袖口をグローブのカフに滑り込ませても良いし、カフをジャケットに入れても良さそう。
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手のひら部分は全体がグリッパーとされている
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汗拭きパッドも備えられている
様々な素材を混紡した生地が使われた手のひら部分には衝撃吸収用のパッドなどは搭載していない。その代わり、手のひら全体にシリコングリッパーが備えられ、ライド中のグローブがスリップする心配も少なされている。指先はもちろんスマホ対応だ。
実際に同じような気温帯(5℃から徐々に気温が上昇するシチュエーション)で、着用してみた感触としてはLeeviは薄いグローブを求めている方向けという印象。ライド直後はヒンヤリとした外気をなんとなく感じるが、ソフトシェルが風を一切通さず、内側の起毛がしっかりと手の温かさを保ってくれる。
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左Nojanと右Leeviは裏地が異なる素材とされている
対してNojanは着用した瞬間から暖かさが伝わってくる。低い強度でも変わらない暖かさを感じられるため、強度を上げないライドを行う方にはぴったりだ。
どちらのモデルも感じる暖かさに若干の違いはあるものの、ライド中の快適さは同じくらい。ライド後にグローブを外してみると裏地にはほんのり汗がついており、そこではじめて汗をかいているのに気が付くほど、ライド中にストレスを感じない。
価格はLeeviとNojanともに8,800円(税込)のため、選び分け方は生地の厚みや、常に暖かいか(Nojan)、ある程度体の発熱を見越すか(Leevi)で、スタイルに合わせると良さそうだ。どちらも快適に過ごせるグローブのため、ぜひ試着して選んでもらいたい。
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キネティックス Leevi
キネティックス Leevi
カラー:ブラック、ネオンイエロー
手の甲側:Windproofソフトシェル
手の平側:Amara合成皮革、シリコンプリント
パッド:衝撃吸収フォームパッド(XX Foam)
サイズ:XS、S、M、L、XL
価格:8,800円(税込)
キネティックス Nojan
カラー:ブラック、イエロー
手の甲側:ソフトシェル
サイズ:XS、S、M、L、XL
価格:8,800円(税込)
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LeeviとNojanはどちらも冬場を通して着用しやすい気温5℃〜10℃に対応する冬用グローブ。ターゲットの気温は同じだが、それぞれ設計が異なるため、ライダーの好みで選び分けてもらいたい2モデルだ。
Leeviはスリムなシルエットかつタイトなフィット感の一着。独自のソフトシェル素材を採用することで、冬場の冷たい風の侵入を阻む防風性と雨や雪でもライダーを守ってくれる撥水性を獲得している。裏地は起毛フリースとすることで保温性も獲得しつつ、ソフトシェルの程よい通気性によってグローブの内側が快適な環境に維持される。また、薄手に仕立てられていることも大きな特徴だ。
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カフ部分はネオプレーン素材を使用したロング仕様。ジャケットの袖口にグローブを滑り込ませやすい薄さと、手首を覆うようなホールド感、風雨の侵入を許さないプロテクション性能が魅力となっている。
手のひら側はAmara合成皮革をメイン素材とし、要所にXX Formというパッドを配置することで快適性を確保。指先はスマホのタッチ操作に対応しており、寒空の下でグローブを外す必要がないのは嬉しいところ。
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対してNojanは表地と裏地で構成されており、その間に中綿のような保温帯を設けた一着。そのためやや厚手となっていることがLeeviとの大きな違い。表地は防風素材とされているため、冷気がグローブの内側には入り込みにくくなっている。裏地はやや起毛しているフリース素材が採用されており、その点もLeeviとは作りが異なっている。
カフ部分は伸縮性のある薄手生地を折り返して仕立てた二重構造。これによって程よいフィット感を実現しており、こちらはジャケットの袖口をグローブのカフに滑り込ませても良いし、カフをジャケットに入れても良さそう。
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様々な素材を混紡した生地が使われた手のひら部分には衝撃吸収用のパッドなどは搭載していない。その代わり、手のひら全体にシリコングリッパーが備えられ、ライド中のグローブがスリップする心配も少なされている。指先はもちろんスマホ対応だ。
実際に同じような気温帯(5℃から徐々に気温が上昇するシチュエーション)で、着用してみた感触としてはLeeviは薄いグローブを求めている方向けという印象。ライド直後はヒンヤリとした外気をなんとなく感じるが、ソフトシェルが風を一切通さず、内側の起毛がしっかりと手の温かさを保ってくれる。
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対してNojanは着用した瞬間から暖かさが伝わってくる。低い強度でも変わらない暖かさを感じられるため、強度を上げないライドを行う方にはぴったりだ。
どちらのモデルも感じる暖かさに若干の違いはあるものの、ライド中の快適さは同じくらい。ライド後にグローブを外してみると裏地にはほんのり汗がついており、そこではじめて汗をかいているのに気が付くほど、ライド中にストレスを感じない。
価格はLeeviとNojanともに8,800円(税込)のため、選び分け方は生地の厚みや、常に暖かいか(Nojan)、ある程度体の発熱を見越すか(Leevi)で、スタイルに合わせると良さそうだ。どちらも快適に過ごせるグローブのため、ぜひ試着して選んでもらいたい。
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キネティックス Leevi
カラー:ブラック、ネオンイエロー
手の甲側:Windproofソフトシェル
手の平側:Amara合成皮革、シリコンプリント
パッド:衝撃吸収フォームパッド(XX Foam)
サイズ:XS、S、M、L、XL
価格:8,800円(税込)
キネティックス Nojan
カラー:ブラック、イエロー
手の甲側:ソフトシェル
サイズ:XS、S、M、L、XL
価格:8,800円(税込)
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