オルトリーブ　マグネット式開閉フラップで防水性と扱いやすさが秀でるトップチューブバッグ

防水バッグのパイオニアとして親しまれているオルトリーブのラインアップより、トップチューブバッグとフューエルパックをピックアップ。アクセスが簡単なマグネット式フラップ、ボルトオンとベルト固定どちらにも対応する便利なバッグだ。

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スポーツサイクルを楽しむ時の課題の一つは荷物の持ち運びだ。短距離ライドであれば身軽であるほど良いが、パンクリスクと向き合う必要があるため少なからずエマージェンシーキットを携行する必要があるのも事実。

シートバッグに入れたり、サイクルジャージのバックポケットに入れたりするのがメジャーだが、近年はバイクパッキングの定着もあり、様々なスペースを利活用する機会が増えている。その一つがトップチューブストレージだ。このジャンルに防水バッグの雄であるオルトリーブもバッグを用意している。

標準的なモデルとしてストレートなネーミングのToptube-Bagが用意されている。このバッグの特徴はシンプルであるのと同時に使い勝手を高める工夫がたくさん取り入れられていること。

まずシンプルな部分としてストレージエリアが自由に使えることが挙げられる。容量1.5リットルと小さすぎず大きすぎない設計とされており、取り出しやすい位置に収納しておきたいものであれば困ることはない。

例えば、財布や家の鍵、補給食などはもちろん、脱いだウィンドブレーカーなども収納できる。近年ではコンパクトに折りたためるTPUチューブなども用意されているため、必要不可欠な物プラス修理キットを納められる。メッシュポケットも装備されており、細かいものなどは分けられる。

バッグの上面にはスマホホルダーも装備されており、スマホをナビとして使うときに活躍してくれる。スマホに適したホルダーではあるが使いようによっては他の物も固定でき、ユーザー自ら使い道を探しても良さそうだ。他にもストレージ内側から充電用コードなどを外に出せるため、モバイルバッテリーからの給電もスマートに行うことができる。

そしてこのバッグの使い勝手が良い部分として象徴的な仕様が、マグネット式の開閉システムだ。簡単に片手で開ける事ができるため、信号待ちなど時間がない時もストレージにアクセスしやすい。さらに閉める動作を必要とせず自動的に固定されるのもライド中の荷物の取り出しを行いやすくしている。

また上面のフラップがバッグサイドまで回り込み、そこでマグネット留めされるため、雨で水が侵入しにくくなっていることもポイント。この防水性と使い勝手の両立こそがオルトリーブの得意とするところ。

自転車への取り付けは専用のマウントを使用する。チューブロックシステムは非常に着脱が簡単なロック機構を搭載しており、装着時はバッグを確実に固定。外す時はリリースレバーを押すだけという容易な作業だ。このマウントはトップチューブにボルトオンとベルトで固定どちらにも対応しており、使う自転車を選ばないのも美点だ。

非常に使い勝手を高めたToptube-Bagに対して、シンプルさを追求したモデルFuel-Packもラインアップされている。共通する部分は覆い被さるような上面フラップとマグネット式開閉システムで、優れた防水性とアクセス性はToptube-Bagと変わりない。

メインコンパートメントのシンプルさとメッシュポケットも似た作りだが、サイズが一回り小さく容量が1リットルとなっている点がToptube-Bagとの違い。Fuel-Packはすぐ取り出したい物や手に取る頻度の高い物を選りすぐって収納するのに便利な大きさだ。

例えばToptube-Bagはあれもこれも入れることができたが、Fuel-Packは家の鍵やスマホ、財布、ハンカチのような必需品や補給食などを収納してちょうど良い。空間も余らずバッグの中で荷物が暴れにくいのが魅力だ。またFuel-Packにはスマホホルダーは設けられていないが、ケーブルを外に出せる。

自転車への取り付けもシンプルにされており、バッグ自体を自転車にボルトオンするかラバーバンドで固定するかの二択。これによってトップチューブにマウントがないバイクにも取り付けが可能となっている。

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オルトリーブ Toptube-Bag
サイズ：H12xW23xD8.5cm
容量：1.5L
重量：250g
耐荷重：1kg
価格：15,400円（税込）

オルトリーブ Fuel-Pack
サイズ：H12xW21xD8.5cm
容量：1L
重量：160g
耐荷重：1kg
カラー：ダークサンド、ブラックマット
価格：12,100円（税込）