DMT KR4 PJ　ポガチャルモデルと同じシューレース仕様のミドルグレード

タデイ・ポガチャルの足元を支えるイタリアンシューズブランド、DMTのミドルグレードロードシューズ"KR4"がモデルチェンジ。BOAダイヤル仕様のベーシックモデルに加え、ポガチャルも愛用する"POGIS"と同様のシューレースを採用した"KR4 PJ"も新たに登場した。

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圧倒的な強さで2024年のツール・ド・フランスを制し、世界中のサイクリストにその走りを刻み付けたタデイ・ポガチャル（スロベニア、UAEチームエミレーツ）。既に今年のジロ・デ・イタリアでも総合優勝を遂げており、1998年以来となる史上8人目のダブルツール達成を果たしている。

貪欲に勝利を求め、常に自分から仕掛け続けるアグレッシブなレーススタイルと、愛嬌たっぷりで憎めないベビーフェイスぶりで、多くのファンを魅了するポガチャル。その走りを足元から支え続けてきたのがイタリアの名門シューズブランドであるDMTだ。

DMTはポガチャルと緊密なタッグを組み、彼の為にシューズを開発してきた。2020年当時、BOAダイヤル仕様のみであったKR 1に軽量なシューレースモデルを用意。以来、ポガチャルシグネチャーモデルとして、シューレースモデルのラインアップを続け、今年は新モデルとして彼の名を冠する"POGIS"をリリースするほど、その関係は深い。

そんなDMTのロードシューズラインアップにおいて、手に取りやすい価格と高い性能を両立したミドルグレードモデルのKR4がフルモデルチェンジ。BOAダイヤル仕様の通常モデルに加え、POGISに採用されるシューレース仕様のKR4 PJという新モデルも追加されることとなった。

KR4 PJは通気性と柔軟性に優れたメッシュ構造のアッパーに、軽量かつ足当たりに優れた靴紐によるクロージャーシステムを組み合わせることで、快適な履き心地と軽量性を実現した一足。PJとは、ポガチャルジュニアのイニシャルで、シューズ側面にはポガチャルのロゴが配置されている。

タンが一体型であった前作とは異なり、マイクロファイバー製のシュータンが配置されていることが新型KR4シリーズの特徴の一つ。これにより、甲高の足の持ち主でも履きやすくなり、正確で快適なフィット感を提供する。

シューレース仕様のKR4 PJ、BOAダイヤル仕様のKR4ともに、シューレースやケーブルが通る中足部から踵にかけてTPUコーティングが施され、ペダリング時のサポート力を強化。一方、つま先部はコーティングされておらず、通気性を重視した設計となっている。

ソールは程よい剛性感で足への負担を抑えるナイロンソールを採用。ビンディングシューズデビューの方から、長距離のライドで足への疲労を抑えたいという方まで、幅広い層に対応するスペックとなっている。

KR4、KR4 PJ共に、サイズは35～45(ハーフサイズ無し)での展開で、カラーはホワイトとブラックが用意される。価格は、KR4が30,250円、KR4 PJが24,000円（共に税込）となる。また、KR4 PJの初回入荷分には、特典として「コミックポガチャル」のステッカーが同梱される。ポガチャルファンには見逃せない一足となりそうだ。

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DMT KR4 PJ
アッパー：メッシュアッパー
クロージャーシステム：シューレース
ソール：ナイロンソール
重量：260ｇ（42サイズ）
カラー：ホワイト、ブラック
サイズ：35～45(ハーフサイズ無し)
価格：24,000円（税込）

DMT KR4
アッパー：メッシュアッパー
クロージャーシステム：BOA L6
ソール：ナイロンソール
重量：260ｇ（42サイズ）
カラー：ホワイト、ブラック
サイズ：35～45(ハーフサイズ無し)
価格：30,250円（税込）