ウィリエール　GTR-TeamとZero SL、Rave SLのシマノ105グレード完成車が特別価格に

ウィリエールから数量限定の特別モデルが登場。シマノ105（機械式）を搭載したGTR-Teamと、シマノ105 DI2を組み込んだZero SL、Rave SLがスペシャルプライスで販売される。

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マーク・カヴェンディッシュ（アスタナ・カザクスタン）のツール最多勝利を支えたバイクサプライヤーのウィリエール。ツール直前に新型モデルVerticaleを発表するなど話題に事欠かないイタリアンバイクブランドから、本国ラインアップにはない特別完成車が3種類リリースされる。

一つはロングライド派サイクリストの心を掴むGTR-Teamだ。エンデュランスロードにカテゴライズされるモデルではあるものの、リーチを若干短く、フロントエリアも僅かに高いジオメトリーが採用されており、一般的なエンデュランスバイクよりもアグレッシブに、レースバイクよりはリラックスして乗れるモデルとなっている。

週末のサイクリングにうってつけのGTR-Teamの特別モデルは、シマノ105（R7120/機械式12速変速）にシマノWH-RS171を組み合わせた完成車。今回はその価格が税込297,000円（通常330,000円）にプライスダウン。

カーボンフレーム＋ディスクブレーキがアンダー30万円という設定自体が魅力的かつ、通常品から約3万円の差は小さくなく、ヘルメットなどギアや小物を揃えやすくなっているため、カーボンバイクデビューにおすすめだ。数量は100台のみで、サイズはXS〜XL。受注は9月末まで受け付けている。

2つ目のモデルはZero SL。クライミングバイクZERO SLの形状をそのままに、HU-MODというセカンドグレードカーボンを採用することで、手の届きやすい価格で軽量ロードらしい軽快なライドフィールを得られる一台だ。

重量はフレーム単体で930g（Mサイズ、マットブラック）、フォークが370gに抑えられた。アップダウンが細かく現れるシチュエーションや峠によく足を運ぶサイクリストにおすすめだ。

3つ目はグラベルロードのRave SL。トップグレードのRave SLRはイヴァール・スリックによるアンバウンドグラベル優勝を支えるほどのハイパフォーマンスモデルであり、Rave SLはそのセカンドグレードにあたる1台だ。Zero SL同様にハイエンドのエッセンスをそのままにカーボン素材を調整することで手頃な価格を実現している。

Rave SLはグラベルレーシングモデルということもあり、リーチはFilanteと同じ設計としつつ、スタックハイトは高めの設定で、ややアグレッシブなポジションとなっている。タイヤクリアランスはフロントシングルで42mmまで、フロントダブルで36mmまでとされており、未舗装路から舗装路まで横断的に楽しめる1台だ。

Zero SLとRace SLはシマノ105 DI2＋シマノWH-RS171ホイールを組み合わせた完成車。いずれも通常ラインアップに用意されているモデルであり、今回は682,000円（税込）の通常価格が594,000円（税込）にプライスダウン。非常に魅力的なモデルに仕上がっている。

いずれもサイズはXS〜XL。各モデルで10台のみ展開されるため、気になる方は早めにチェックした方が良さそうだ。受注期間は9月末まで。

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ウィリエール GTR-Team
サイズ：XS〜XL
カラー：ブラック/ベルヴェットラマート、ヴェルベットレッド
価格：297,000円（税込）
数量：100台

ウィリエール Zero SL
サイズ：XS〜XL
カラー：マットブラック/レッド、グレー/ライトブルー
価格：594,000円（税込）
数量：10台

ウィリエール Rave SL
サイズ：XS〜XL
カラー：ブラウン、ブラック
価格：594,000円（税込）
数量：10台