2024/05/31(金) - 11:00
「富士ヒル」や「乗鞍ヒルクライム」などを控えるヒルクライムシーズン真っ只中に、クライマーの聖地こと檜原都民の森で突撃取材を実施。全3編で、皆さんの拘りの愛車を紹介していこう。
澁谷牧子さん ウィリエール GTR
真っ赤なウィリエールに跨り、都民の森へと登ってきた澁谷さん。愛車のGTRはロングライドに向けてウィリエールが開発したバイクで、快適性に優れた乗り心地で人気を集める一台だ。「乗れるサイズがあったのがこのバイクだったんです!」と、バイクチョイスの理由を教えてくれました。
ウィリエール専門店であるプントロッソで購入されたとのことで、パーツチョイスもお任せだったのだとか。メインコンポーネントはシマノ105DI2で組み上げ、ホイールには走りの軽さと堅牢性で定評のあるマヴィックのKSYRIUM PRO USTを。タイヤもマヴィックのYKSION PRO USTで、快適性と走りの軽さを演出している。
そして、なによりのこだわりポイントがハンドルの上に鎮座したアヒルちゃん。「つらい坂道でも、この子に癒されながらペダルを踏んでます!」と、ライドには欠かせない相棒となっている様子。頭にはプロペラもついており、もしかしたら本当に軽くなる効果もあるかも?(笑)
ダウンチューブには交通安全祈願の池上本願寺のお守りシールが貼られているように、安全への意識も高め。サドルバッグには大きなリフレクターも取り付けられており、安全にライドを楽しむための装備も抜かりない所がポイントだ。
森河淳さん(TONY RACING) タイム FLUIDITY
漆黒のタイムで都民の森へ駆けあがってきた森河さん。あらゆるパーツをブラックでまとめた中に、タイムのロゴが白抜きで浮かびあがるなんともシブイ一台だ。
モデルとしてもタイムのエンデュランスバイクであるFLUIDTYという、かなり通好みのシブイチョイス。レーシングバイクが人気を集めてきたタイムのラインアップの中ではFLUIDTYはあまり目立たない存在ではあったけれど、実際に乗ってみると軽やかでありながら超快適で、隠れた名車と呼ぶに相応しい一台だ。
実はトライアルから自転車を始めたという森河さん。その後、トラック競技を経てロードバイクにも乗り始めたという、かなり異色の経歴の持ち主だ。そして、熱心な佐野淳哉選手のファンでもあるとか。「とても強くて、ユニークな方なので、一目でファンになりました!」と森河さん。
パーツ構成もベテラン感が醸し出されており、中でも目を惹くのがアブソリュートブラックの楕円チェーンリング。楕円リングのメリットがありながら、違和感も少ないというなかなかいいバランスの一品で、かなりお気に入りなんだとか。
半田静香さん アルゴン18 KRYPTON GF
先ほどの森河さんと共に都民の森にやってきた半田さん。お二人は佐野淳哉選手のファンつながりで仲良くなり、一緒に走るようになったのだとか。そんな半田さんの愛車はカナディアンブランドのアルゴン18のKRYPTON。独特の形状で快適性を高めたエンデュランスバイクとして、高い性能を発揮するモデルだ。
「アルゴン18は小さいサイズもラインアップしているので、助かるんです」と、このバイクを選んだ理由を教えてくれた半田さん。カナダブランドと聞くと、むしろ大きめサイズが得意そうなイメージだが、良い意味でイメージを裏切られるブランドでもあるのだとか。
パーツアセンブルは堅実な中に、こだわりが光るような構成。コンポーネントはシマノ アルテグラ DI2だが、ローターは放熱性に優れたDURA-ACEを使用。さらにステムには堅牢かつ高い質感を誇るトムソンを採用するなど、随所に玄人好みのチョイスが目立つ。
足回りには軽量かつエアロなジップの303Sに、シュワルベのPROONEを組み合わせる。サドルは女性向けに開発されたスぺシャライズドのPOWER MIMIC。そして、ついつい荷物が増えがちとのことで、アピデュラのサドルバッグを装着。
そしてなにより大切なのポイントが、フロントフォークの左側には佐野淳哉選手による直筆サイン。パーツクリーナー等が掛かっても落ちないようにと、透明ステッカーで保護するところがさすがの一言です。
池田晶隆さん スペシャライズド S-WORKS AETHOS
ヒルクライム特集ということで、外せない軽量バイクの代表格がスぺシャライズドのAETHOSだろう。ディスクロードながらフレーム重量アンダー600gという軽量性で、軽量バイク好きの琴線を刺激したバイクに乗っていたのが池田さんだ。
しかもこのAETHOSはペテル・サガンのシグネチャーカラーという特別な一台。どこかクラシックでありながら、新鮮味を感じるカラーリングは、確かにサガンのイメージにピッタリ。ゴールドのロゴ、そしてシートチューブにサガンコレクションであることを示すエンブレムが配置され、特別感が醸し出される一台だ。
コンポーネントはスラム RIVAL。そのほかのパーツ類はほぼスペシャライズド製品で固められている。ホイールやコックピットはロヴァールの軽量モデルであるALPINIST。サドルは3Dプリントパッドを採用したPOWER MIRRORを愛用しており、更にはライトまでスペシャライズド製という統一感のあるアセンブルとなっていた。
もともとトレイルランが趣味だったという池田さんだが、現在は自転車にどっぷりなのだとか。「この辺りの山は良く走ってました。自転車の方が、トレランより安全に楽しめるのが良いですね」と池田さん。今は筑波の耐久レースやAACRなどに参加されているそうで、ゆくゆくはヒルクライムにも出場したいのだとか。
澁谷牧子さん ウィリエール GTR
真っ赤なウィリエールに跨り、都民の森へと登ってきた澁谷さん。愛車のGTRはロングライドに向けてウィリエールが開発したバイクで、快適性に優れた乗り心地で人気を集める一台だ。「乗れるサイズがあったのがこのバイクだったんです!」と、バイクチョイスの理由を教えてくれました。
ウィリエール専門店であるプントロッソで購入されたとのことで、パーツチョイスもお任せだったのだとか。メインコンポーネントはシマノ105DI2で組み上げ、ホイールには走りの軽さと堅牢性で定評のあるマヴィックのKSYRIUM PRO USTを。タイヤもマヴィックのYKSION PRO USTで、快適性と走りの軽さを演出している。
そして、なによりのこだわりポイントがハンドルの上に鎮座したアヒルちゃん。「つらい坂道でも、この子に癒されながらペダルを踏んでます!」と、ライドには欠かせない相棒となっている様子。頭にはプロペラもついており、もしかしたら本当に軽くなる効果もあるかも?(笑)
ダウンチューブには交通安全祈願の池上本願寺のお守りシールが貼られているように、安全への意識も高め。サドルバッグには大きなリフレクターも取り付けられており、安全にライドを楽しむための装備も抜かりない所がポイントだ。
森河淳さん(TONY RACING) タイム FLUIDITY
漆黒のタイムで都民の森へ駆けあがってきた森河さん。あらゆるパーツをブラックでまとめた中に、タイムのロゴが白抜きで浮かびあがるなんともシブイ一台だ。
モデルとしてもタイムのエンデュランスバイクであるFLUIDTYという、かなり通好みのシブイチョイス。レーシングバイクが人気を集めてきたタイムのラインアップの中ではFLUIDTYはあまり目立たない存在ではあったけれど、実際に乗ってみると軽やかでありながら超快適で、隠れた名車と呼ぶに相応しい一台だ。
実はトライアルから自転車を始めたという森河さん。その後、トラック競技を経てロードバイクにも乗り始めたという、かなり異色の経歴の持ち主だ。そして、熱心な佐野淳哉選手のファンでもあるとか。「とても強くて、ユニークな方なので、一目でファンになりました!」と森河さん。
パーツ構成もベテラン感が醸し出されており、中でも目を惹くのがアブソリュートブラックの楕円チェーンリング。楕円リングのメリットがありながら、違和感も少ないというなかなかいいバランスの一品で、かなりお気に入りなんだとか。
半田静香さん アルゴン18 KRYPTON GF
先ほどの森河さんと共に都民の森にやってきた半田さん。お二人は佐野淳哉選手のファンつながりで仲良くなり、一緒に走るようになったのだとか。そんな半田さんの愛車はカナディアンブランドのアルゴン18のKRYPTON。独特の形状で快適性を高めたエンデュランスバイクとして、高い性能を発揮するモデルだ。
「アルゴン18は小さいサイズもラインアップしているので、助かるんです」と、このバイクを選んだ理由を教えてくれた半田さん。カナダブランドと聞くと、むしろ大きめサイズが得意そうなイメージだが、良い意味でイメージを裏切られるブランドでもあるのだとか。
パーツアセンブルは堅実な中に、こだわりが光るような構成。コンポーネントはシマノ アルテグラ DI2だが、ローターは放熱性に優れたDURA-ACEを使用。さらにステムには堅牢かつ高い質感を誇るトムソンを採用するなど、随所に玄人好みのチョイスが目立つ。
足回りには軽量かつエアロなジップの303Sに、シュワルベのPROONEを組み合わせる。サドルは女性向けに開発されたスぺシャライズドのPOWER MIMIC。そして、ついつい荷物が増えがちとのことで、アピデュラのサドルバッグを装着。
そしてなにより大切なのポイントが、フロントフォークの左側には佐野淳哉選手による直筆サイン。パーツクリーナー等が掛かっても落ちないようにと、透明ステッカーで保護するところがさすがの一言です。
池田晶隆さん スペシャライズド S-WORKS AETHOS
ヒルクライム特集ということで、外せない軽量バイクの代表格がスぺシャライズドのAETHOSだろう。ディスクロードながらフレーム重量アンダー600gという軽量性で、軽量バイク好きの琴線を刺激したバイクに乗っていたのが池田さんだ。
しかもこのAETHOSはペテル・サガンのシグネチャーカラーという特別な一台。どこかクラシックでありながら、新鮮味を感じるカラーリングは、確かにサガンのイメージにピッタリ。ゴールドのロゴ、そしてシートチューブにサガンコレクションであることを示すエンブレムが配置され、特別感が醸し出される一台だ。
コンポーネントはスラム RIVAL。そのほかのパーツ類はほぼスペシャライズド製品で固められている。ホイールやコックピットはロヴァールの軽量モデルであるALPINIST。サドルは3Dプリントパッドを採用したPOWER MIRRORを愛用しており、更にはライトまでスペシャライズド製という統一感のあるアセンブルとなっていた。
もともとトレイルランが趣味だったという池田さんだが、現在は自転車にどっぷりなのだとか。「この辺りの山は良く走ってました。自転車の方が、トレランより安全に楽しめるのが良いですね」と池田さん。今は筑波の耐久レースやAACRなどに参加されているそうで、ゆくゆくはヒルクライムにも出場したいのだとか。
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