2024/04/06(土) - 16:00
数多くのプロチームをサポートするサドルブランドのプロロゴが、ついに3Dプリントサドル"NAGO R4 3D MSS”をリリース。パリ〜ルーベに合わせて発表されたCPCテクノロジーを採用したバーテープとともに紹介しよう。
様々な分野で活躍する3Dプリント技術。自転車においてもプロ向けのワンオフコックピットのみならずフレームまでも登場するなど急速に活用ケースが増え続けている。なかでも、一般サイクリストにとって身近に感じられるきっかけとなったカテゴリーは、やはりサドルと言っても良いだろう。
3Dプリント製サドルは先進的技術を駆使したイノベーティブなプロダクトとして迎え入れられた。ビッグブランドから徐々に3Dプリントサドルが発表されたのち、現在は非常に多くのブランドが3Dプリントサドルを展開しており、ひとつのジャンルとして確立されつつある。
そんな中プロロゴは3Dプリントサドルに対して静観を続けてきたが、ついに"NAGO R4 PAS 3D MSS”として発表することとなった。通常フォーム製パッドに採用したマルチセクターシステム(MSS)をベースとしながら、パッドを3Dプリントに置き換えたモデルだ。
3Dプリント製パッドの魅力は、セル自体の形や大きさ、セルを構成する線の太さを自由に設計することができ、かつシームレスに変化させられること。例えばサドル後部はライダーの体重を支え、ペダルに力を伝えることを重視した硬めの設計。一方で、サドル中央部は快適性を重視して柔らかく、先端部分は前乗りポジションで体重を支えられる中程度の硬さに設計されている。
他にも立体的な格子構造は軽量かつ、通気性に優れていることが特徴だ。またNAGO R4 PAS 3D MSSのトップレイヤーは縁部分に開口部を備えており、格子に入り込んだ水や埃を排出可能となっている。またトップレイヤーは3Dラテックスの摩擦からレーサーパンツを守りつつ、ペダリング時の安定性を高めるという。
サイズは245x137mmで、座面はセミラウンド形状。重量は145gとライバルに対しても非常に軽量に仕上げられているため、レーサーにもうってつけのサドルとなっている。価格は57,200円(税込)。
プロロゴが誇るCPCテクノロジーを活用したバーテープ
プロロゴを代表するテクノロジーのCPC(Connected Power Control)。吸盤のような形状の弾性ポリマーを敷き詰めることでグリップ力、衝撃吸収性、通気性を向上させる特許技術であり、ライダーとバイクが接するサドルとグローブに採用されているテクノロジーだ。
そんなCPCが与えられたバーテープ"ONE TOUCH 3D”が登場した。ONE TOUCH 3DのCPCはサドルやグローブよりも小さなサイズとされているが、持ち前の性能には変わりがなく、荒れた路面を走行している時、雨でバーテープや手が濡れている時に優れたグリップ力が発揮される。
バーテープにCPCが搭載されるメリットは、パリ〜ルーベに登場する悪路でもバーテープを2度巻きする必要がない快適性が発揮されること。ホビーサイクリストにとっては厚手のバーテープを巻かず、ダイレクトな握り心地を維持したまま優れたクッション性の恩恵を受けられるはずだ。
また快適性やグリップ力は素手でも得られることはもちろん、CPC搭載グローブのENERGRIPと組み合わせて使用することで更に確かな性能が発揮される。CPCの凹凸間を風が通り抜けるため、バーテープを握りしめた時に熱がこもりにくくなっている。価格は4,950円(税込)。
新製品の初回入荷キャンペーン
NAGO R4 PAS 3D MSSとONE TOUCH 3Dの販売開始を記念してプロロゴ販売代理店の服部産業は、NAGO R4 PAS 3D MSSを購入した方にONE TOUCH 3Dをプレゼント。初回入荷15個限定のキャンペーンのため気になる方は早めにショップに確認しよう。
様々な分野で活躍する3Dプリント技術。自転車においてもプロ向けのワンオフコックピットのみならずフレームまでも登場するなど急速に活用ケースが増え続けている。なかでも、一般サイクリストにとって身近に感じられるきっかけとなったカテゴリーは、やはりサドルと言っても良いだろう。
3Dプリント製サドルは先進的技術を駆使したイノベーティブなプロダクトとして迎え入れられた。ビッグブランドから徐々に3Dプリントサドルが発表されたのち、現在は非常に多くのブランドが3Dプリントサドルを展開しており、ひとつのジャンルとして確立されつつある。
そんな中プロロゴは3Dプリントサドルに対して静観を続けてきたが、ついに"NAGO R4 PAS 3D MSS”として発表することとなった。通常フォーム製パッドに採用したマルチセクターシステム(MSS)をベースとしながら、パッドを3Dプリントに置き換えたモデルだ。
3Dプリント製パッドの魅力は、セル自体の形や大きさ、セルを構成する線の太さを自由に設計することができ、かつシームレスに変化させられること。例えばサドル後部はライダーの体重を支え、ペダルに力を伝えることを重視した硬めの設計。一方で、サドル中央部は快適性を重視して柔らかく、先端部分は前乗りポジションで体重を支えられる中程度の硬さに設計されている。
他にも立体的な格子構造は軽量かつ、通気性に優れていることが特徴だ。またNAGO R4 PAS 3D MSSのトップレイヤーは縁部分に開口部を備えており、格子に入り込んだ水や埃を排出可能となっている。またトップレイヤーは3Dラテックスの摩擦からレーサーパンツを守りつつ、ペダリング時の安定性を高めるという。
サイズは245x137mmで、座面はセミラウンド形状。重量は145gとライバルに対しても非常に軽量に仕上げられているため、レーサーにもうってつけのサドルとなっている。価格は57,200円(税込)。
プロロゴが誇るCPCテクノロジーを活用したバーテープ
プロロゴを代表するテクノロジーのCPC(Connected Power Control)。吸盤のような形状の弾性ポリマーを敷き詰めることでグリップ力、衝撃吸収性、通気性を向上させる特許技術であり、ライダーとバイクが接するサドルとグローブに採用されているテクノロジーだ。
そんなCPCが与えられたバーテープ"ONE TOUCH 3D”が登場した。ONE TOUCH 3DのCPCはサドルやグローブよりも小さなサイズとされているが、持ち前の性能には変わりがなく、荒れた路面を走行している時、雨でバーテープや手が濡れている時に優れたグリップ力が発揮される。
バーテープにCPCが搭載されるメリットは、パリ〜ルーベに登場する悪路でもバーテープを2度巻きする必要がない快適性が発揮されること。ホビーサイクリストにとっては厚手のバーテープを巻かず、ダイレクトな握り心地を維持したまま優れたクッション性の恩恵を受けられるはずだ。
また快適性やグリップ力は素手でも得られることはもちろん、CPC搭載グローブのENERGRIPと組み合わせて使用することで更に確かな性能が発揮される。CPCの凹凸間を風が通り抜けるため、バーテープを握りしめた時に熱がこもりにくくなっている。価格は4,950円(税込)。
新製品の初回入荷キャンペーン
NAGO R4 PAS 3D MSSとONE TOUCH 3Dの販売開始を記念してプロロゴ販売代理店の服部産業は、NAGO R4 PAS 3D MSSを購入した方にONE TOUCH 3Dをプレゼント。初回入荷15個限定のキャンペーンのため気になる方は早めにショップに確認しよう。
都道府県 | ショップ名 |
---|---|
岩手県 | サイクルミノル |
秋田県 | バイシクルショップライド |
福島県 | サイクルショップ柚原 |
千葉県 | スワッチ |
群馬県 | ツチダレーシングサイクル前橋 |
埼玉県 | 555サークル |
東京都 | ワイズロード池袋 |
東京都 | ワイズロード新宿本館 |
京都府 | コセキサイクリングセンター |
大阪府 | ワイズロード大阪 |
大阪府 | カンザキ上新庄店 |
大阪府 | スーパープロショップDAIKOSHI |
香川県 | サイクルショップシナノ |
山口県 | 日出男商会 |
福岡県 | ファンサイクル |
プロロゴを扱う服部産業のキット北村さんのインサイドレポート
今年も新製品の開発と非売品のプロ選手用サドルを入手するためにプロロゴ本社に向かいました。毎回、キット北村がオフィスをグチャグチャに荒らすので、プロロゴメンバーが総動員でお出迎え!
EFエデュケーション・イージーポストのキャノンデールや、UAEチームエミレーツのコルナゴがオフィスに置いてありますが、ウィリエールを使っているグルパマFDJやアスタナ・カザフスタンのバイクが飾られていない事に憤りを感じます(ウィリエールは服部産業扱い)。サルバトーレGMは新しい3Dプリンターのサドルにご満悦。
元プロ選手のシモーネ・ラヴァネッリさんが3Dプリンターで製作されたNAGO R4 PAS 3D MSSサドルとONE TOUCH 3Dバーテープの開発経緯を、サドルフィッティングシステムを通して説明してくれました。
北村曰く『数年前に他社が3Dプリンターのサドルを作っていた時に、“プロロゴ社はコストがかかる割に性能が高くないから絶対に作らない!”とサルバトーレは言っていたのに何で作ったの?』
シモーネさん曰く『ヨーロッパマーケットからのリクエストもあったようだし、プロロゴ社として高性能な新しい物が作れると判断したから作ったようだよ。』
サドルにかかるプレッシャーマップを使って、データ計測してみたがこの時点ではiPhoneに対応していなかったので、iPhoneに対応してもらえるようにお願いした。去年計測システムの弱点を指摘していましたが、改良されていたので日本でも導入しようか?と考えております。
プロロゴのセールススタッフは若手が多いのだが、新人だったシモーネ・ベッティネッリ氏とアレッサンドロ・ランディジ氏もいつの間にか会社の中堅になった。以前はキット北村が無茶ぶりをすると絶句していたが、最近は上手くついてくるようになった。新しい3Dシリーズは彼ら若手スタッフが中心となって進めた製品だ。
プロロゴ NAGO R4 PAS 3D MSS
サイズ:245x137mm
重量:149g
価格:57,200円(税込)
プロロゴ ONE TOUCH 3D
カラー:ブラック
価格:4,950円(税込)
今年も新製品の開発と非売品のプロ選手用サドルを入手するためにプロロゴ本社に向かいました。毎回、キット北村がオフィスをグチャグチャに荒らすので、プロロゴメンバーが総動員でお出迎え!
EFエデュケーション・イージーポストのキャノンデールや、UAEチームエミレーツのコルナゴがオフィスに置いてありますが、ウィリエールを使っているグルパマFDJやアスタナ・カザフスタンのバイクが飾られていない事に憤りを感じます(ウィリエールは服部産業扱い)。サルバトーレGMは新しい3Dプリンターのサドルにご満悦。
元プロ選手のシモーネ・ラヴァネッリさんが3Dプリンターで製作されたNAGO R4 PAS 3D MSSサドルとONE TOUCH 3Dバーテープの開発経緯を、サドルフィッティングシステムを通して説明してくれました。
北村曰く『数年前に他社が3Dプリンターのサドルを作っていた時に、“プロロゴ社はコストがかかる割に性能が高くないから絶対に作らない!”とサルバトーレは言っていたのに何で作ったの?』
シモーネさん曰く『ヨーロッパマーケットからのリクエストもあったようだし、プロロゴ社として高性能な新しい物が作れると判断したから作ったようだよ。』
サドルにかかるプレッシャーマップを使って、データ計測してみたがこの時点ではiPhoneに対応していなかったので、iPhoneに対応してもらえるようにお願いした。去年計測システムの弱点を指摘していましたが、改良されていたので日本でも導入しようか?と考えております。
プロロゴのセールススタッフは若手が多いのだが、新人だったシモーネ・ベッティネッリ氏とアレッサンドロ・ランディジ氏もいつの間にか会社の中堅になった。以前はキット北村が無茶ぶりをすると絶句していたが、最近は上手くついてくるようになった。新しい3Dシリーズは彼ら若手スタッフが中心となって進めた製品だ。
プロロゴ NAGO R4 PAS 3D MSS
サイズ:245x137mm
重量:149g
価格:57,200円(税込)
プロロゴ ONE TOUCH 3D
カラー:ブラック
価格:4,950円(税込)
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