JCLチーム右京をサポートするブライトンがミドルグレードサイクルコンピューターの新世代Rider 460を発表した。モノクロディスプレイと割り切った設計ながら、上位機種譲りの充実した機能を搭載したモデルだ。



ブライトン Rider 460 (c)フカヤ

GPS搭載サイクルコンピューターは非常にリッチな機能が搭載された上位機種から、位置情報から速度・距離・走行ログのみを取得するエントリーグレードまで存在しており、ユーザーは自身の予算の範囲内から好みの物を選びやすくなっている。

ブライトンが展開するRiderシリーズの400番は、モノクロディスプレイという割り切った設計ながら簡易ナビゲーションを搭載し、GPS搭載機が持つ魅力の一端を引き出せる入門機として人気を得ている。そんなシリーズにRider 460という新機種が追加された。

グラフィックユーザーインターフェイスを改善し情報が読み取りやすくなっている (c)フカヤ

クイックメニューによって基本情報にアクセスしやすい (c)フカヤ

Rider 460はRider 420からサイズアップした2.6インチという大画面を搭載した次世代機だ。ユーザーインターフェイスも進化を遂げており、直感的に情報を読み取りやすくなっていることが特徴。パッと内容を判断できると画面を凝視しなくても良くなるため、安全性も高まるはずだ。

機能面でもユーザーが情報を把握しやすくするために、ブライトンはRider 460にクイックメニューを採用した。ボディ左下のボタンを長押しすると、現在時刻やセンサーの状態、スマホからの通知などを一括で表示することができ、ライド中に欲しい情報へとアクセスできるようになっている。

交差点スナップショットで曲がり角がわかりやすくなっている (c)フカヤ

ナビゲーションでも"交差点スナップショット”という新機能が追加。これまでRider 420は線のみのナビルート表示だったが、この機能によって交差点部分がグラフィックで描かれるようになった。この点でもサイコンからのインフォメーションの伝わりやすさが向上した。

他にもブライトンのグループライドやライブトラックなど仲間と位置情報をシェアできる機能や、ナビルート上に存在するヒルクライムをグラフィカルに表示するクライムチャレンジなど、上位グレードに搭載されているリッチな機能がRider 460にも採用。加えてスマートトレーナーワークアウト、電動変速&リアビューレーダー、E-BIKEとの連携など機能が充実しているのも魅力だ。

リアビューレーダーとの連携も可能となっている (c)フカヤ

対応する衛星システムはGPS、Glonass、Galileo、Beidou、QZSS(みちびき)。最大ランタイムは32時間で、充電はUSB-Cで行う。販売パッケージは本体のみ(税込15,730円)、ケイデンス・心拍センサー付属(税込24,750円)の2種類だ。

ブライトン Rider 460 (c)フカヤ



ブライトン Rider 460
サイズ:53.8 x 79.8 x 12.6 mm
重量:58g
対応する衛星システム:GPS、Glonass、Galileo、Beidou、QZSS(みちびき)
バッテリー稼働時間:32時間
税込価格:15,730円(本体のみ)、24,750円(ケイデンス・心拍センサーセット)

本体のみ:3月末予定
センサーセット:2024年後半予定
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