2024/02/21(水) - 16:00
エンヴィ、ジロ、マックオフなどロードレースシーンで強い存在感を放つブランドを日本で展開するダイアテックが展示会を開催。レザインやノグなど日常生活で活躍するプロダクトと共にハイパフォーマンスパーツの詳細をチェックした。
ロードチームへのサポート強化で注目を集めるエンヴィ
サポートするUAEチームエミレーツにホイールだけではなくコックピットまで供給を始めているエンヴィ。ロードレースへの関わりを今年は強めており、新たにトタルエネルジーとのパートナーシップを締結。UAEと同様にパーツ供給でのサポートかと思われたが、オールロードバイクMELEEも供給することが明らかになり世界中を驚かせた。
国内では数量限定で販売されており希少な存在だったMELEEの実車を、代理店ダイアテックの展示会でチェックすることができた。先述したようにオールロードという位置付けだが、全体的な出立ちはハイスピード走行まで許容してくれそうなほどエアロが洗練されているような印象だ。
アセンブルされる新型SESもMELEEの速そうな雰囲気を引き立てている。新型SESは搭載されるハブが刷新されており、大きな変更は非常に大きなラチェットギアを収めていること。ベアリングよりも大径なギアは歯にかかる負荷を軽減し、耐久性を向上させることに成功。さらに4種類のオプションが存在するギア歯数の最大が100Tという細かなノッチも実現させている。
スポークもストレートプル式へと変更した上、スポークのねじれを防ぐ設計やスポーク長が左右共通になるデザインが採用された。加えて、スポーク同士が接触しないことも新型の特徴であり、スポーク周りの設計で優れたパワー伝達性、信頼性が向上している。
店舗で実施するサービスを強化するマックオフ
また展示会のブースではマックオフの"NO PUNCTURE HASSLE TUBELESS SEALANT”の説明が丁寧に行われていた。マックオフのシーラントはライバルに対して粘り気が強く、サイドウォールまでシーラントが残りやすく、サイドカットまで対応してくれるのだとか。
HASSLE TUBELESS SEALANTはラテックス系、アンモニアフリー、マイクロファイバーの粒が配合された作りで、最大6mmのパンク穴を塞ぐことが可能。140mlのパウチも用意されているため、気軽に試しやすいのも嬉しいところ。またマックオフにはシーラントリムーバーも用意されているため、合わせて揃えることで作業性は高まるはずだ。
マックオフは昨年、ハイエンドルブリカント"Ludicrous AF”の塗布サービスをショップとタッグを組み展開し始めたことが話題を呼んだ。一連の作業の中には超音波タンクを使ってチェーンの洗浄まで含まれており、最高級ルブの性能をプロの作業で引き出してくれる嬉しいサービスだ。
ダイアテックはルブのサービスに続き、ショップとタッグを組み洗車サービスを始める予定だという。このサービスを導入するショップにはマックオフの洗車ブースが用意されるため、ショップに訪れたら洗車サービスが実施されているかどうか直感的にわかるようになっている。
マックオフにはフレームのクリーナーはもちろんディグリーザーまで優れた洗浄剤が用意されているため、愛車をピカピカにしたい時は洗車サービスを展開しているショップにお願いするのはありだろう。
ABUSから新作ミドルグレードヘルメット、国内限定カラーのレザインKTV DRIVE PRO 300+、ノグのSCOUT
マチュー・ファンデルプールらドゥクーニンク・アルペシンの選手たちが着用するABUSのヘルメット。今年はミドルグレードに軽量・ハーフエアロモデル"WINGBACK”がラインアップに追加される。
前頭部に大きな開口部を設け、フレッシュな風をヘルメット内側に導きつつ、頭頂部付近は開口部を少なくすることでエアロ性を高めていることが特徴だ。重量はMサイズで250g。カラーは9種類も用意されており、価格は16,940円(税込)。昨年はGAMECHANGER 2.0、POWERDOMEとエアロ系が続いたため、オールラウンドモデルを心待ちにしていた方も少なくないだろう。ぜひ一度、WINGBACKをチェックしてもらいたい。
そしてレザインからはKTV DRIVE PRO 300+に日本限定モデルが登場する。レザインプロダクトの多くはアルミの質感を活かしたボディとカラーリングが特徴だが、国内限定展開のKTVは樹脂ボディを活かした彩りが与えられている。ラインアップにはホワイト、ベージュ、オリーブ、ブラック、レッドの5種類が揃う。
ノグからリリースされている、アップルのAirTag同様に「探す」機能へ対応したスマートデバイス"SCOUT”は引き続きおすすめのプロダクトだ。SCOUT BIKEはボトルケージ台座に搭載するデバイス。モーション検知アラームによって盗難を防止しつつ、位置情報から盗まれたバイクの捜索が行える機能によって愛車を発見する可能性を高められることが魅力だ。
SCOUTはボトルケージ台座に載せるSCOUT BIKEだけではなく、SCOUT TRAVELという派生プロダクトも登場している。こちらはタグにステンレススチールが備えられたモデルで、スーツケースなど様々な部分に装備できることが魅力。もちろんバイクバッグやサドルレールにもぶら下げられるため、自転車乗りにもバッチリだ。
また、ジロは今年からユンボ・リースアバイクへのサポートを開始しているため、フラッグシップロードヘルメット”ARIES”をレースシーンで見かけることは多くなるはずだ。日本では昨秋よりアジアンフィットが展開が始まり、丸型頭の方でも選びやすくなっているため、MIPS SPHERICALのフィット感などを試してもらいたい。
ロードチームへのサポート強化で注目を集めるエンヴィ
サポートするUAEチームエミレーツにホイールだけではなくコックピットまで供給を始めているエンヴィ。ロードレースへの関わりを今年は強めており、新たにトタルエネルジーとのパートナーシップを締結。UAEと同様にパーツ供給でのサポートかと思われたが、オールロードバイクMELEEも供給することが明らかになり世界中を驚かせた。
国内では数量限定で販売されており希少な存在だったMELEEの実車を、代理店ダイアテックの展示会でチェックすることができた。先述したようにオールロードという位置付けだが、全体的な出立ちはハイスピード走行まで許容してくれそうなほどエアロが洗練されているような印象だ。
アセンブルされる新型SESもMELEEの速そうな雰囲気を引き立てている。新型SESは搭載されるハブが刷新されており、大きな変更は非常に大きなラチェットギアを収めていること。ベアリングよりも大径なギアは歯にかかる負荷を軽減し、耐久性を向上させることに成功。さらに4種類のオプションが存在するギア歯数の最大が100Tという細かなノッチも実現させている。
スポークもストレートプル式へと変更した上、スポークのねじれを防ぐ設計やスポーク長が左右共通になるデザインが採用された。加えて、スポーク同士が接触しないことも新型の特徴であり、スポーク周りの設計で優れたパワー伝達性、信頼性が向上している。
店舗で実施するサービスを強化するマックオフ
また展示会のブースではマックオフの"NO PUNCTURE HASSLE TUBELESS SEALANT”の説明が丁寧に行われていた。マックオフのシーラントはライバルに対して粘り気が強く、サイドウォールまでシーラントが残りやすく、サイドカットまで対応してくれるのだとか。
HASSLE TUBELESS SEALANTはラテックス系、アンモニアフリー、マイクロファイバーの粒が配合された作りで、最大6mmのパンク穴を塞ぐことが可能。140mlのパウチも用意されているため、気軽に試しやすいのも嬉しいところ。またマックオフにはシーラントリムーバーも用意されているため、合わせて揃えることで作業性は高まるはずだ。
マックオフは昨年、ハイエンドルブリカント"Ludicrous AF”の塗布サービスをショップとタッグを組み展開し始めたことが話題を呼んだ。一連の作業の中には超音波タンクを使ってチェーンの洗浄まで含まれており、最高級ルブの性能をプロの作業で引き出してくれる嬉しいサービスだ。
ダイアテックはルブのサービスに続き、ショップとタッグを組み洗車サービスを始める予定だという。このサービスを導入するショップにはマックオフの洗車ブースが用意されるため、ショップに訪れたら洗車サービスが実施されているかどうか直感的にわかるようになっている。
マックオフにはフレームのクリーナーはもちろんディグリーザーまで優れた洗浄剤が用意されているため、愛車をピカピカにしたい時は洗車サービスを展開しているショップにお願いするのはありだろう。
ABUSから新作ミドルグレードヘルメット、国内限定カラーのレザインKTV DRIVE PRO 300+、ノグのSCOUT
マチュー・ファンデルプールらドゥクーニンク・アルペシンの選手たちが着用するABUSのヘルメット。今年はミドルグレードに軽量・ハーフエアロモデル"WINGBACK”がラインアップに追加される。
前頭部に大きな開口部を設け、フレッシュな風をヘルメット内側に導きつつ、頭頂部付近は開口部を少なくすることでエアロ性を高めていることが特徴だ。重量はMサイズで250g。カラーは9種類も用意されており、価格は16,940円(税込)。昨年はGAMECHANGER 2.0、POWERDOMEとエアロ系が続いたため、オールラウンドモデルを心待ちにしていた方も少なくないだろう。ぜひ一度、WINGBACKをチェックしてもらいたい。
そしてレザインからはKTV DRIVE PRO 300+に日本限定モデルが登場する。レザインプロダクトの多くはアルミの質感を活かしたボディとカラーリングが特徴だが、国内限定展開のKTVは樹脂ボディを活かした彩りが与えられている。ラインアップにはホワイト、ベージュ、オリーブ、ブラック、レッドの5種類が揃う。
ノグからリリースされている、アップルのAirTag同様に「探す」機能へ対応したスマートデバイス"SCOUT”は引き続きおすすめのプロダクトだ。SCOUT BIKEはボトルケージ台座に搭載するデバイス。モーション検知アラームによって盗難を防止しつつ、位置情報から盗まれたバイクの捜索が行える機能によって愛車を発見する可能性を高められることが魅力だ。
SCOUTはボトルケージ台座に載せるSCOUT BIKEだけではなく、SCOUT TRAVELという派生プロダクトも登場している。こちらはタグにステンレススチールが備えられたモデルで、スーツケースなど様々な部分に装備できることが魅力。もちろんバイクバッグやサドルレールにもぶら下げられるため、自転車乗りにもバッチリだ。
また、ジロは今年からユンボ・リースアバイクへのサポートを開始しているため、フラッグシップロードヘルメット”ARIES”をレースシーンで見かけることは多くなるはずだ。日本では昨秋よりアジアンフィットが展開が始まり、丸型頭の方でも選びやすくなっているため、MIPS SPHERICALのフィット感などを試してもらいたい。
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