2023/09/27(水) - 10:00
スペシャライズドのE-ロード、CREOがフルモデルチェンジされる。新たに開発されたTurbo SL1.2モーターを搭載し、よりパワフルなアシストを実現。Future Shock 3.0と幅広いタイヤクリアランス、高い拡張性と合わせ、走るフィールドやスタイルを制限しない万能バイクへと進化した。
軽量でコンパクトなオリジナルの"SL"アシストユニットと、高性能なフレームを組み合わせることで、ロードバイクらしい軽快で機敏な走りと、E-BIKEのもたらすメリットを両立させたスペシャライズドのCREO。E-BIKEがまだまだ普及の途にある日本国内においても高い人気を誇るヒットモデルとなり、サイクリストが多く集まるコースや、イベントなどに行けば見かけないことは無いほど。
そんなCREOに2020年のデビュー以来初となるフルモデルチェンジが発表され"CREO2"へと進化した。CREO2が目指したのは、ロードorグラベル、ソロorグループ、平坦or登り、アシストパワーor軽さといった、これまで二者択一を強いられてきた選択肢を無意味にすること。CREO2はそれら全てを同時に可能とし、選択のストレスからサイクリストを解放してくれる。
それを可能としたのが、新たなパワーユニットである"SL 1.2システム"とより細やかな調整を可能とした"Future Shock 3.0"の採用。SL 1.2ユニットは、既に高性能であった前作に対し更に出力向上している。パワーは33%、トルクは43%アップし、より厳しい勾配のコースでも軽々とこなすことが出来るように。
内蔵バッテリー容量は320Whと先代と共通で、160Whのレンジエクステンダーも装着可能。内蔵バッテリーのみの場合、ECOモードでは75km、獲得標高1900mのライドに、レンジエクステンダーを加えれば、112km、2,850mアップのロングライドでも最後までアシストしてくれる。
モーターハウジングの設計を一新することで、前作比で34~45%以上もノイズを軽減。E-BIKEであることを忘れさせるような自然なライドフィールを実現。更に専用のspecializedアプリを用いることで、アシストフィーリングをパーソナライズし、脚力や使用環境に合わせてアシスト特性をカスタムできる。よりパワフルにするも、よりロングライフを求めるも、ユーザー自身で選べるようになっている。
そんなアシストユニットが組合わせられるのは、スペシャライズドの誇るFact11rカーボン製のフレーム。フレームのシルエット自体は先代とあまり変わらないものの、実のところ様々な部分が大幅に改良されており、バイクの方向性に大きな影響を与えている。
その象徴的な部分がタイヤクリアランスだろう。前作では最大40mm幅のタイヤに対応していたが、今作では標準でのTracer 47cタイヤが装着される。更に最大で2.2インチ幅のタイヤを装着可能で、推奨タイヤサイズの最小幅も700x38Cと大幅に太くなっていることからも、CREO2がオンロードのみならずグラベルなどのオフロードライドも重視するバイクへと生まれ変わったことが窺いしれよう。
ジオメトリーももちろん進化しており、エンデュランスロードであるRoubaixや、グラベルバイクのDivergeの設計に着想を得た設計に。リーチとフロントセンターを延ばし、ステム長を短縮する、いわゆるフォワードジオメトリーを採用。さらにBBハイトを下げつつ、ヘッドを寝かせることでグラベルバイクらしい安定感の高いハンドリングを実現している。
これらの設計によって、前作とは一線を画すキャパシティを得たCREO2だが、更にその性能を拡張するのがステアリングコラム内蔵のサスペンションシステムであるFuture Shock 3.0だ。先んじて発表された新型Roubaixに採用されていたFuture Shock 3.0は、以前のモデルよりも耐久性を高めつつ、調整機能を拡充することでライダーやコースに合わせてカスタム可能となった最新世代。
中でも、S-WORKSとEXPERTグレードに採用されるFuture Shock3.3では、Future Shock史上初となるコンプレッションダンピング調整機能を搭載。コラム上部のダイヤルを回すことで、路面状況に応じて最適な動きを臨機応変に調整可能となった。
大幅なフレーム設計の変更により、フィールドを選ばないバイクへと進化したCREO2だが、遊び方の幅も広げられている。フレームには、ラックマウントとフェンダーマウント、そして3つのボトルケージマウントが装備され、大量の荷物を装着したキャンプツーリングにも連れ出せるようになった。
パワフルになった新ユニットを軸に、その活躍の場をオンロードからオフロードへと一気に拡大したCREO2。スラム Red eTAP AXSを搭載したS-WORKSを筆頭に、EXPERT(Rival eTAP AXS搭載)、COMP(Apex eTAP AXS搭載)という3つのグレードが用意される。全てTracer 47cタイヤを装着し、ドロッパーポストも標準装備。価格は、S-Worksが1,815,000円、EXPERTが1,210,000円、COMPが935,000円(全て税込)。
スペシャライズド S-WORKS CREO 2
サイズ:49、52、54、56、58、61
フレーム:FACT 11r carbon
フューチャーショック:Future Shock 3.3
コンポーネント:スラム RED eTAP AXS
ホイール:ロヴァール Terra CLX II,
タイヤ:スペシャライズド Tracer Pro, 700x47c
重量:12.96kg
価格:1,815,000円(税込)
スペシャライズド CREO 2 EXPERT
サイズ:49、52、54、56、58、61
フレーム:FACT 11r carbon
フューチャーショック:Future Shock 3.3
コンポーネント:スラム Rival eTAP AXS
ホイール:ロヴァール Terra C,
タイヤ:スペシャライズド Tracer Pro, 700x47c
重量:13.96kg
価格:1,210,000円(税込)
スペシャライズド CREO 2 Comp
サイズ:49、52、54、56、58、61
フレーム:FACT 11r carbon
フューチャーショック:Future Shock 3.2
コンポーネント:スラム Apex eTAP AXS
ホイール:ロヴァール Terra CLX II,
タイヤ:スペシャライズド Tracer Pro, 700x47c
重量:14.47kg
価格:935,000円(税込)
軽量でコンパクトなオリジナルの"SL"アシストユニットと、高性能なフレームを組み合わせることで、ロードバイクらしい軽快で機敏な走りと、E-BIKEのもたらすメリットを両立させたスペシャライズドのCREO。E-BIKEがまだまだ普及の途にある日本国内においても高い人気を誇るヒットモデルとなり、サイクリストが多く集まるコースや、イベントなどに行けば見かけないことは無いほど。
そんなCREOに2020年のデビュー以来初となるフルモデルチェンジが発表され"CREO2"へと進化した。CREO2が目指したのは、ロードorグラベル、ソロorグループ、平坦or登り、アシストパワーor軽さといった、これまで二者択一を強いられてきた選択肢を無意味にすること。CREO2はそれら全てを同時に可能とし、選択のストレスからサイクリストを解放してくれる。
それを可能としたのが、新たなパワーユニットである"SL 1.2システム"とより細やかな調整を可能とした"Future Shock 3.0"の採用。SL 1.2ユニットは、既に高性能であった前作に対し更に出力向上している。パワーは33%、トルクは43%アップし、より厳しい勾配のコースでも軽々とこなすことが出来るように。
内蔵バッテリー容量は320Whと先代と共通で、160Whのレンジエクステンダーも装着可能。内蔵バッテリーのみの場合、ECOモードでは75km、獲得標高1900mのライドに、レンジエクステンダーを加えれば、112km、2,850mアップのロングライドでも最後までアシストしてくれる。
モーターハウジングの設計を一新することで、前作比で34~45%以上もノイズを軽減。E-BIKEであることを忘れさせるような自然なライドフィールを実現。更に専用のspecializedアプリを用いることで、アシストフィーリングをパーソナライズし、脚力や使用環境に合わせてアシスト特性をカスタムできる。よりパワフルにするも、よりロングライフを求めるも、ユーザー自身で選べるようになっている。
そんなアシストユニットが組合わせられるのは、スペシャライズドの誇るFact11rカーボン製のフレーム。フレームのシルエット自体は先代とあまり変わらないものの、実のところ様々な部分が大幅に改良されており、バイクの方向性に大きな影響を与えている。
その象徴的な部分がタイヤクリアランスだろう。前作では最大40mm幅のタイヤに対応していたが、今作では標準でのTracer 47cタイヤが装着される。更に最大で2.2インチ幅のタイヤを装着可能で、推奨タイヤサイズの最小幅も700x38Cと大幅に太くなっていることからも、CREO2がオンロードのみならずグラベルなどのオフロードライドも重視するバイクへと生まれ変わったことが窺いしれよう。
ジオメトリーももちろん進化しており、エンデュランスロードであるRoubaixや、グラベルバイクのDivergeの設計に着想を得た設計に。リーチとフロントセンターを延ばし、ステム長を短縮する、いわゆるフォワードジオメトリーを採用。さらにBBハイトを下げつつ、ヘッドを寝かせることでグラベルバイクらしい安定感の高いハンドリングを実現している。
これらの設計によって、前作とは一線を画すキャパシティを得たCREO2だが、更にその性能を拡張するのがステアリングコラム内蔵のサスペンションシステムであるFuture Shock 3.0だ。先んじて発表された新型Roubaixに採用されていたFuture Shock 3.0は、以前のモデルよりも耐久性を高めつつ、調整機能を拡充することでライダーやコースに合わせてカスタム可能となった最新世代。
中でも、S-WORKSとEXPERTグレードに採用されるFuture Shock3.3では、Future Shock史上初となるコンプレッションダンピング調整機能を搭載。コラム上部のダイヤルを回すことで、路面状況に応じて最適な動きを臨機応変に調整可能となった。
大幅なフレーム設計の変更により、フィールドを選ばないバイクへと進化したCREO2だが、遊び方の幅も広げられている。フレームには、ラックマウントとフェンダーマウント、そして3つのボトルケージマウントが装備され、大量の荷物を装着したキャンプツーリングにも連れ出せるようになった。
パワフルになった新ユニットを軸に、その活躍の場をオンロードからオフロードへと一気に拡大したCREO2。スラム Red eTAP AXSを搭載したS-WORKSを筆頭に、EXPERT(Rival eTAP AXS搭載)、COMP(Apex eTAP AXS搭載)という3つのグレードが用意される。全てTracer 47cタイヤを装着し、ドロッパーポストも標準装備。価格は、S-Worksが1,815,000円、EXPERTが1,210,000円、COMPが935,000円(全て税込)。
スペシャライズド S-WORKS CREO 2
サイズ:49、52、54、56、58、61
フレーム:FACT 11r carbon
フューチャーショック:Future Shock 3.3
コンポーネント:スラム RED eTAP AXS
ホイール:ロヴァール Terra CLX II,
タイヤ:スペシャライズド Tracer Pro, 700x47c
重量:12.96kg
価格:1,815,000円(税込)
スペシャライズド CREO 2 EXPERT
サイズ:49、52、54、56、58、61
フレーム:FACT 11r carbon
フューチャーショック:Future Shock 3.3
コンポーネント:スラム Rival eTAP AXS
ホイール:ロヴァール Terra C,
タイヤ:スペシャライズド Tracer Pro, 700x47c
重量:13.96kg
価格:1,210,000円(税込)
スペシャライズド CREO 2 Comp
サイズ:49、52、54、56、58、61
フレーム:FACT 11r carbon
フューチャーショック:Future Shock 3.2
コンポーネント:スラム Apex eTAP AXS
ホイール:ロヴァール Terra CLX II,
タイヤ:スペシャライズド Tracer Pro, 700x47c
重量:14.47kg
価格:935,000円(税込)
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