2023/09/30(土) - 12:35
ドイツの総合サイクルアクセサリーブランドのSKSが誇るフロアポンプのベストセラー"RENNKOMPRESSOR"が進化。60年近い歴史を持つ伝統の一品が、現代の技術を取り入れることで次世代のスタンダード"RENNKOMPRESSOR NXT"として生まれ変わった。
第一次世界大戦終結から2年、1921年にドイツで創業したのが現在総合サイクルアクセサリーブランドとして知られるSKS。カーテンロッドの製造をルーツにもつ同社は、1932年に金属製自転車ポンプの製造に着手。そして1966年、発売を開始したのがRENNKOMPRESSOR(レンコンプレッサー)というフロアポンプだ。
幾度もの改良を繰り返して無駄を削ぎ落すことで完成したRENNKOMPRESSORのデザインと構造は、その完成度の高さによって登場以来現在に至るまでおよそ60年もの長きに渡り世界中のサイクリストから愛されてきた。現代のフロアポンプの原型と呼ぶのがふさわしい存在であり、SKS自身「the »father« of all floor pumps(全てのフロアポンプの父)」と呼ぶほど、後世のフロアポンプに影響を与えてきた歴史的な名作として知られている。
そんなRENNKOMPRESSORに、およそ60年続く伝統と最新のトレンドを融合させた新モデル"RENNKOMPRESSOR NXT”が追加される。オリジナルモデルの堅牢な機能と雰囲気を保ちつつ、エッジの効いたデザインや現代らしいシックなカラーリングを融合させることで、よりモダンなプロダクトとして進化した。
フロアポンプの心臓部と言えるのが、空気を保持するシリンダー。RENNKOMPRESSOR NXTは、オリジナルモデル同様に焼き入れされたスチール製シリンダーを採用している。長期使用による摩耗や高圧によるストレスに耐える堅牢な造りはRENNKOMPRESSOR の名にふさわしいスペック。最大16気圧までの高圧に対応する一方で、年々タイヤ幅が太くなる現在のトレンドに合わせるように、シリンダー長さを730mmまで延長することで1ストロークでのボリュームを増加させていることも特徴だ。
ベース部分もまた鋳物製の堅牢な仕様。月へ最初の一歩を踏み出した人類の足跡をイメージしたデザインの滑り止めゴムパッドを裏側に配置し、安定感のあるポンピングを可能としている。金属の芯材を樹脂コーティングしたフット部は折り畳み可能で、持ち運びやすく普段の保管スペースも少なくて済む利便性を確保した。
手に触れるハンドルには温かみのあるブナ材を使用。使うほどに手に馴染む天然素材は、自然と長い間愛用しようというモチベーションにも繋がるだろう。また、厳冬期でも冷たく感じないのも大きなメリットだろう。なお、ハンドルも工具を使わずに分解できるため、車載時などでもちょっとしたスペースに収納可能。
1200mmという使い勝手の良いホースの先には、すべてのバルブ形状に適合するFRP製のマルチバルブヘッド(英・仏・米対応)が装着されている。人間工学に基づいてデザインされたロックレバーを倒すことで、簡単にバルブをキャッチできる。アダプターを使わずに、スポーツバイクだけでなく軽快車にも対応できるのはいろんな自転車を所有する人には嬉しいポイントだろう。ポンプ台座部分には空気圧の目安となるガイドリング付のプレッシャーゲージが配置され、正確な空気圧管理を可能とした。
オリジナルモデルの特徴を受け継ぎつつ、現代のスポーツバイクトレンドにフィットするようにブラッシュアップされたRENNKOMPRESSOR NXT。堅牢性と利便性を兼ね備えたフロアポンプとして、次の60年のスタンダードとなりうるポテンシャルを秘めている。価格は22,000円(税込)。
SKS RENNKOMPRESSOR NXT
高さ:730mm
対応気圧:16bar
対応バルブ:英、仏、米マルチバルブヘッド(MV EASY)
価格:22,000円(税抜)
第一次世界大戦終結から2年、1921年にドイツで創業したのが現在総合サイクルアクセサリーブランドとして知られるSKS。カーテンロッドの製造をルーツにもつ同社は、1932年に金属製自転車ポンプの製造に着手。そして1966年、発売を開始したのがRENNKOMPRESSOR(レンコンプレッサー)というフロアポンプだ。
幾度もの改良を繰り返して無駄を削ぎ落すことで完成したRENNKOMPRESSORのデザインと構造は、その完成度の高さによって登場以来現在に至るまでおよそ60年もの長きに渡り世界中のサイクリストから愛されてきた。現代のフロアポンプの原型と呼ぶのがふさわしい存在であり、SKS自身「the »father« of all floor pumps(全てのフロアポンプの父)」と呼ぶほど、後世のフロアポンプに影響を与えてきた歴史的な名作として知られている。
そんなRENNKOMPRESSORに、およそ60年続く伝統と最新のトレンドを融合させた新モデル"RENNKOMPRESSOR NXT”が追加される。オリジナルモデルの堅牢な機能と雰囲気を保ちつつ、エッジの効いたデザインや現代らしいシックなカラーリングを融合させることで、よりモダンなプロダクトとして進化した。
フロアポンプの心臓部と言えるのが、空気を保持するシリンダー。RENNKOMPRESSOR NXTは、オリジナルモデル同様に焼き入れされたスチール製シリンダーを採用している。長期使用による摩耗や高圧によるストレスに耐える堅牢な造りはRENNKOMPRESSOR の名にふさわしいスペック。最大16気圧までの高圧に対応する一方で、年々タイヤ幅が太くなる現在のトレンドに合わせるように、シリンダー長さを730mmまで延長することで1ストロークでのボリュームを増加させていることも特徴だ。
ベース部分もまた鋳物製の堅牢な仕様。月へ最初の一歩を踏み出した人類の足跡をイメージしたデザインの滑り止めゴムパッドを裏側に配置し、安定感のあるポンピングを可能としている。金属の芯材を樹脂コーティングしたフット部は折り畳み可能で、持ち運びやすく普段の保管スペースも少なくて済む利便性を確保した。
手に触れるハンドルには温かみのあるブナ材を使用。使うほどに手に馴染む天然素材は、自然と長い間愛用しようというモチベーションにも繋がるだろう。また、厳冬期でも冷たく感じないのも大きなメリットだろう。なお、ハンドルも工具を使わずに分解できるため、車載時などでもちょっとしたスペースに収納可能。
1200mmという使い勝手の良いホースの先には、すべてのバルブ形状に適合するFRP製のマルチバルブヘッド(英・仏・米対応)が装着されている。人間工学に基づいてデザインされたロックレバーを倒すことで、簡単にバルブをキャッチできる。アダプターを使わずに、スポーツバイクだけでなく軽快車にも対応できるのはいろんな自転車を所有する人には嬉しいポイントだろう。ポンプ台座部分には空気圧の目安となるガイドリング付のプレッシャーゲージが配置され、正確な空気圧管理を可能とした。
オリジナルモデルの特徴を受け継ぎつつ、現代のスポーツバイクトレンドにフィットするようにブラッシュアップされたRENNKOMPRESSOR NXT。堅牢性と利便性を兼ね備えたフロアポンプとして、次の60年のスタンダードとなりうるポテンシャルを秘めている。価格は22,000円(税込)。
SKS RENNKOMPRESSOR NXT
高さ:730mm
対応気圧:16bar
対応バルブ:英、仏、米マルチバルブヘッド(MV EASY)
価格:22,000円(税抜)
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