2023/10/04(水) - 17:12
ドイツのチューブブランド、エクリプスが日本に上陸。2011年にスタートし、世界で初めて商用ベースでTPU素材を用いたチューブを開発したブランドが送り出す、ハイエンドなTPUチューブを紹介しよう。
その圧倒的な軽量性を武器に、多くのブランドがラインアップするようになったTPU(熱可塑ポリウレタン)製のバイクチューブ。従来のブチルやラテックスといったゴムベースのチューブに対して、非常に軽量かつコンパクトになり、かつ耐久性にも優れているなど、様々なメリットを持っていることから近年注目されている存在だ。
そんなTPUチューブを他社に先駆けてチューブに用いてきたブランドが、今回紹介するドイツのエクリプス。2011年に設立された気鋭のブランドで、世界で初めて商用ベースでTPUチューブを実用化したパイオニア的な存在だ。
同社はTPUチューブの実用化にあたり、製作に欠かせないチューブ同士の接続部やバルブとの接合に関する特許技術を開発。高い技術を誇るドイツの工場において製造されており、非常に高い性能と信頼性を実現したという。
そんなエクリプスのTPUチューブ最大の特徴は、従来のゴムチューブ同様の金属バルブを用いていること。現在市場に存在する多くのTPUチューブが製造上の理由で樹脂製バルブを用いているが、エクリプスは独自の特許取得技術によって金属バルブをTPUチューブに組み合わせることを可能とした。
金属バルブの持つメリットである高い耐久性はもちろん、バルブコアも交換可能となっているため、破損時の交換やバルブエクステンダーによる延長も可能。高価なTPUチューブだけに、バルブ周りのトラブルで買い替え必要が減ることはユーザーにとっても大きなメリットだろう。
また、非常に軽量なこともエクリプスチューブの特徴だ。軽量モデルのひしめくTPUチューブの中でも、その軽量さは際立っており、40mmバルブの"ウルトラライトロードチューブ"では19.5gという驚くべき数値を誇っている。
折りたたむと非常にコンパクトになるため、予備チューブとしても持ち歩きやすいのもエクリプスチューブのメリット。軽く、コンパクトでありながら、非常に優れたパンク耐性を有しているため、普段使いにももってこいだ。
エア漏れも少ない一方で、ラテックスチューブに迫る低転がり抵抗を兼ね備えており、ヒルクライムからロードレース、はたまた普段のトレーニングライドや通勤まで、あらゆるシーンで活躍するはずだ。
長いダウンヒルなど、ホイールが長時間高温にさらされるようなシチュエーションでは非推奨となるものの、リムブレーキホイールでも使用可能となっているのも嬉しいポイントだろう。
そんなエクリプスチューブだが、ロードからグラベル、MTB、そしてミニベロにも対応する豊富なサイズバリエーションを展開。主要モデルには40mmと70mmが用意されており、使用するホイールに合わせて選択可能だ。また、純正の接着パッチキットも用意されており、パンク時にも修理して使用可能となっている。各モデルの対応タイヤ幅や価格などは下記表にて。
その圧倒的な軽量性を武器に、多くのブランドがラインアップするようになったTPU(熱可塑ポリウレタン)製のバイクチューブ。従来のブチルやラテックスといったゴムベースのチューブに対して、非常に軽量かつコンパクトになり、かつ耐久性にも優れているなど、様々なメリットを持っていることから近年注目されている存在だ。
そんなTPUチューブを他社に先駆けてチューブに用いてきたブランドが、今回紹介するドイツのエクリプス。2011年に設立された気鋭のブランドで、世界で初めて商用ベースでTPUチューブを実用化したパイオニア的な存在だ。
同社はTPUチューブの実用化にあたり、製作に欠かせないチューブ同士の接続部やバルブとの接合に関する特許技術を開発。高い技術を誇るドイツの工場において製造されており、非常に高い性能と信頼性を実現したという。
そんなエクリプスのTPUチューブ最大の特徴は、従来のゴムチューブ同様の金属バルブを用いていること。現在市場に存在する多くのTPUチューブが製造上の理由で樹脂製バルブを用いているが、エクリプスは独自の特許取得技術によって金属バルブをTPUチューブに組み合わせることを可能とした。
金属バルブの持つメリットである高い耐久性はもちろん、バルブコアも交換可能となっているため、破損時の交換やバルブエクステンダーによる延長も可能。高価なTPUチューブだけに、バルブ周りのトラブルで買い替え必要が減ることはユーザーにとっても大きなメリットだろう。
また、非常に軽量なこともエクリプスチューブの特徴だ。軽量モデルのひしめくTPUチューブの中でも、その軽量さは際立っており、40mmバルブの"ウルトラライトロードチューブ"では19.5gという驚くべき数値を誇っている。
折りたたむと非常にコンパクトになるため、予備チューブとしても持ち歩きやすいのもエクリプスチューブのメリット。軽く、コンパクトでありながら、非常に優れたパンク耐性を有しているため、普段使いにももってこいだ。
エア漏れも少ない一方で、ラテックスチューブに迫る低転がり抵抗を兼ね備えており、ヒルクライムからロードレース、はたまた普段のトレーニングライドや通勤まで、あらゆるシーンで活躍するはずだ。
長いダウンヒルなど、ホイールが長時間高温にさらされるようなシチュエーションでは非推奨となるものの、リムブレーキホイールでも使用可能となっているのも嬉しいポイントだろう。
そんなエクリプスチューブだが、ロードからグラベル、MTB、そしてミニベロにも対応する豊富なサイズバリエーションを展開。主要モデルには40mmと70mmが用意されており、使用するホイールに合わせて選択可能だ。また、純正の接着パッチキットも用意されており、パンク時にも修理して使用可能となっている。各モデルの対応タイヤ幅や価格などは下記表にて。
製品名 | サイズ | バルブ長 | 重量 | 価格(税込) |
---|---|---|---|---|
エクリプス ウルトラライト ロードチューブ | 700×20C~25C | 40mm | 19.5g | 3630円 |
70mm | 21g | 3960円 | ||
エクリプス ロードチューブ | 700×20C~25C | 40mm | 27g | 3740円 |
70mm | 30g | 3740円 | ||
エクリプス ウルトラライト ロードエンデュランスチューブ | 700x25C~35C | 40mm | 27g | 3740円 |
70mm | 29g | 4070円 | ||
エクリプス ロードエンデュランスチューブ | 700x25C~35C | 40mm | 44g | 3410円 |
70mm | 44g | 3740円 | ||
エクリプス ウルトラライト ロードグラベルチューブ | 700x30C~45C | 40mm | 45g | 4180円 |
70mm | 47g | 4510円 | ||
エクリプス ロードグラベルチューブ | 700x30C~45C | 40mm | 61g | 3850円 |
70mm | 61g | 4180円 | ||
エクリプス オフロードチューブ | 27.5インチ×2.0-2.6 | 40mm | 63g | 4180円 |
70mm | 63g | 4510円 | ||
29インチ×2.0-2.6 | 40mm | 69g | 4180円 | |
70mm | 69g | 4510円 | ||
エクリプス ミニベロ | 16インチ×1-3/8 | 40mm | 35g | 3630円 |
エクリプス 接着タイプ パッチキット | 935円(2個)1,540円(4個) | |||
エクリプス バルブエクステンダー | 30mm | 880円 |
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