2023/05/19(金) - 18:30
台湾発の新進気鋭ヘルメットブランドのケープラスは、近年KU|EYEWEARラインというアイウェアにも力を入れている。第一弾のZEROは軽やかな掛け心地とデザイン性を追求したモデルであり、第2弾のSOLARは調光レンズや交換可能ノーズパッドを採用するなど機能性にステータスを振り分けたモデルだ。今回はSOLARにフォーカスし、クリアフレームのアイウェアを紹介しよう。
アバンギャルドな造形のヘルメットで注目を集め、スタイリングにもこだわるサイクリストから支持を集めたケープラス。近年はミニマルデザインのサイクリングジャージとマッチするNOVAシリーズの限定カラーを次々と展開することで多様なカラーコーディネートを楽しめる存在となっている。
ケープラスはKU|EYEWEARとしてアイウェアを手掛け始め、ファーストプロダクトのZEROではNOVAと同様のカラーリングを採用することで、頭周りの色味を合わせられるようになっていた。そして、ヘルメットと合わせて開発を行うことでアイウェアがヘルメットと干渉にしくくなり、快適に着用できることもメリットだ。
そんなKU|EYEWEARの第2弾としてローンチされたSOLARは、機能面をさらに強化したモデルとして用意されている。特に機能面でフォーカスしたいのはレンズが調光仕様とされている点。日光の紫外線によってレンズのスモーク具合が透過率8%〜80%の変化する調光によって、夜明けや夕暮れなど日差しが変化する時間帯でも快適に過ごせるようになっている。さらにUV400という紫外線カット性能も備えているため、真夏のライドでも目へのダメージを抑えられる。
レンズには非常にこだわっており、眼鏡の生産地として名高い鯖江で加工される物を採用しているという。そのため緻密な計算で開発されたレンズのカーブによって風の巻き込みを減らすだけではなく、レンズ端部も歪みのない視界を提供。ロングライド時も目が疲れにくいアイウェアを実現した。
フレームもグリルアミドのTR90というチタンを配合する特殊な素材を用いて高い機能性を実現している。TR90は柔軟性に富むため顔の大きさに合わせてフィットしやすく、耐衝撃性にも優れているためアクシデント時に破損しにくくアイウェアが原因での受傷を防ぐことができる。
SOLARではZEROよりも無骨なフレームを採用しており、しっかりとした掛け心地と顔にぴたりと合うフィットを実現した。今作では交換可能なノーズパッド式(ZEROはフレーム一体型)としたため、より多くのライダーの顔にマッチさせられるようになった。テンプル部分にはグリッパーが配置され、サイクリング中に激しく揺れてもアイウェアはずれ落ちにくい。
もちろんヘルメット開発で得た頭部への知見を生かしたアジアンフィットが、丸型頭の方に適したフィット感をもたらしてくれることが大きな魅力。どのヘルメットブランドにもマッチするが、アイウェア上面とヘルメットの額部分の形状がしっかりとマッチするケープラスのヘルメットと組み合わせることで、見た目、風の巻き込み防止などでメリットはあるはずだ。
またデザインはクリスタル系フレームかつCrystal WhiteとSmoke Grey、Obsidian Blackというベーシックな3種類。これからカラー展開も増えていく予定とのことだが、ベーシックなカラーリングがまず用意されたことで、シンプルなカラーコーディネートを楽しめるようになっている。
編集部インプレッション
ヘルメット同様にアジアンフィットで作られているKU | EYEWEAR SPALRのかけ心地は、余裕も持ったフィット感という印象を持った。テンプルが顔にピッタリと当たり、そのフレームとテンプルの剛性感からホールド力を感じられるアイウェアが多い中で、SOLARはこめかみ部分を締め付けることなく、リラックスした状態で耳へと掛かる。
耳周りが自然なフィット感がゆえに、ノーズ部分でもしっかりとフレームを支える必要がある。KUの第1弾であるZEROはフレーム一体のノーズだったが、SOLARではシリコンのパッドが備えられ、かつ2種類の厚みから選択可能となっているため、自分の顔に合わせやすなっている。印象としては、鼻にノーズパッドを据えるようなフィット感で着用できた。またノーズパッドのグリップ力は優れているため、顔を俯かせても簡単にはずれてこない。
アジアンフィットモデルの美点は目とレンズの距離が適正になり、レンズに額の汗などが付着しにくくなる。程よい距離が開きながらも丸型の頭に合わせてカーブしているため、風の巻き込みが少ないことも魅力だ。深い前傾でのスプリントでも風がレンズ内側に入ってくることなく、ライドに集中することができた。
またレンズは常に明るすぎず、暗すぎない状態を保ってくれるので、路面状況を把握しやすい印象がある。近年は陰影をはっきりと演出するレンズが多いが、SOLARは程良いコントラストに抑えられている。また、レンズの端でも像が歪むこともなく、これならば長時間の着用でも目が疲れにくいはずだ。フィット性やレンズの性能なども含めて、SOLARは自然に着用できるアイウェアという印象だった。
発売は5月22日(月)からで、先行発売イベントが5月20日(土)、21日(日)に東京都稲城市のクロスコーヒーにて行われる。期間中にSOLARを購入した方にケープラスのオリジナルソックスがプレゼントされる予定だ。実際にSOLARを手に取れる機会となっているため、ぜひ休憩がてら体験してみてはいかがだろうか。
ケープラス KU|EYEWEAR SOLAR
カラー:Crystal White、Smoke Grey、Obsidian Black
価格:22,000円(税込)
SOLAR 先行発売イベント
期間:2023年5月20日(土)、21日(日)
場所:Cross Coffee(東京都稲城市矢野口)
特典:期間中に SOLAR をご購入いただいた方にもれなく KPLUS オリジナルソックスをプレゼント
アバンギャルドな造形のヘルメットで注目を集め、スタイリングにもこだわるサイクリストから支持を集めたケープラス。近年はミニマルデザインのサイクリングジャージとマッチするNOVAシリーズの限定カラーを次々と展開することで多様なカラーコーディネートを楽しめる存在となっている。
ケープラスはKU|EYEWEARとしてアイウェアを手掛け始め、ファーストプロダクトのZEROではNOVAと同様のカラーリングを採用することで、頭周りの色味を合わせられるようになっていた。そして、ヘルメットと合わせて開発を行うことでアイウェアがヘルメットと干渉にしくくなり、快適に着用できることもメリットだ。
そんなKU|EYEWEARの第2弾としてローンチされたSOLARは、機能面をさらに強化したモデルとして用意されている。特に機能面でフォーカスしたいのはレンズが調光仕様とされている点。日光の紫外線によってレンズのスモーク具合が透過率8%〜80%の変化する調光によって、夜明けや夕暮れなど日差しが変化する時間帯でも快適に過ごせるようになっている。さらにUV400という紫外線カット性能も備えているため、真夏のライドでも目へのダメージを抑えられる。
レンズには非常にこだわっており、眼鏡の生産地として名高い鯖江で加工される物を採用しているという。そのため緻密な計算で開発されたレンズのカーブによって風の巻き込みを減らすだけではなく、レンズ端部も歪みのない視界を提供。ロングライド時も目が疲れにくいアイウェアを実現した。
フレームもグリルアミドのTR90というチタンを配合する特殊な素材を用いて高い機能性を実現している。TR90は柔軟性に富むため顔の大きさに合わせてフィットしやすく、耐衝撃性にも優れているためアクシデント時に破損しにくくアイウェアが原因での受傷を防ぐことができる。
SOLARではZEROよりも無骨なフレームを採用しており、しっかりとした掛け心地と顔にぴたりと合うフィットを実現した。今作では交換可能なノーズパッド式(ZEROはフレーム一体型)としたため、より多くのライダーの顔にマッチさせられるようになった。テンプル部分にはグリッパーが配置され、サイクリング中に激しく揺れてもアイウェアはずれ落ちにくい。
もちろんヘルメット開発で得た頭部への知見を生かしたアジアンフィットが、丸型頭の方に適したフィット感をもたらしてくれることが大きな魅力。どのヘルメットブランドにもマッチするが、アイウェア上面とヘルメットの額部分の形状がしっかりとマッチするケープラスのヘルメットと組み合わせることで、見た目、風の巻き込み防止などでメリットはあるはずだ。
またデザインはクリスタル系フレームかつCrystal WhiteとSmoke Grey、Obsidian Blackというベーシックな3種類。これからカラー展開も増えていく予定とのことだが、ベーシックなカラーリングがまず用意されたことで、シンプルなカラーコーディネートを楽しめるようになっている。
編集部インプレッション
ヘルメット同様にアジアンフィットで作られているKU | EYEWEAR SPALRのかけ心地は、余裕も持ったフィット感という印象を持った。テンプルが顔にピッタリと当たり、そのフレームとテンプルの剛性感からホールド力を感じられるアイウェアが多い中で、SOLARはこめかみ部分を締め付けることなく、リラックスした状態で耳へと掛かる。
耳周りが自然なフィット感がゆえに、ノーズ部分でもしっかりとフレームを支える必要がある。KUの第1弾であるZEROはフレーム一体のノーズだったが、SOLARではシリコンのパッドが備えられ、かつ2種類の厚みから選択可能となっているため、自分の顔に合わせやすなっている。印象としては、鼻にノーズパッドを据えるようなフィット感で着用できた。またノーズパッドのグリップ力は優れているため、顔を俯かせても簡単にはずれてこない。
アジアンフィットモデルの美点は目とレンズの距離が適正になり、レンズに額の汗などが付着しにくくなる。程よい距離が開きながらも丸型の頭に合わせてカーブしているため、風の巻き込みが少ないことも魅力だ。深い前傾でのスプリントでも風がレンズ内側に入ってくることなく、ライドに集中することができた。
またレンズは常に明るすぎず、暗すぎない状態を保ってくれるので、路面状況を把握しやすい印象がある。近年は陰影をはっきりと演出するレンズが多いが、SOLARは程良いコントラストに抑えられている。また、レンズの端でも像が歪むこともなく、これならば長時間の着用でも目が疲れにくいはずだ。フィット性やレンズの性能なども含めて、SOLARは自然に着用できるアイウェアという印象だった。
発売は5月22日(月)からで、先行発売イベントが5月20日(土)、21日(日)に東京都稲城市のクロスコーヒーにて行われる。期間中にSOLARを購入した方にケープラスのオリジナルソックスがプレゼントされる予定だ。実際にSOLARを手に取れる機会となっているため、ぜひ休憩がてら体験してみてはいかがだろうか。
ケープラス KU|EYEWEAR SOLAR
カラー:Crystal White、Smoke Grey、Obsidian Black
価格:22,000円(税込)
SOLAR 先行発売イベント
期間:2023年5月20日(土)、21日(日)
場所:Cross Coffee(東京都稲城市矢野口)
特典:期間中に SOLAR をご購入いただいた方にもれなく KPLUS オリジナルソックスをプレゼント
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