2023/05/14(日) - 18:09
コルナゴが現在開催中のジロ・デ・イタリアを記念した特別モデル"Gioiello"(ジョイエッロ)を発表。同社のラグジュアリーモデルである"C68"をベースに、トロフェオ・センツァフィーネからインスパイアを得た金箔仕上げのスペシャルバイクは、世界限定50台、330万円で発売される。
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コルナゴ Gioiello (c)アキボウ
イタリアを代表する老舗チクリとして知られるコルナゴ。創業当時から現在に至るまで、レーシングスピリットを絶やすことなくフレームに注ぎ込み、数多くのレースにおいて栄光をつかみ取ってきた。
今回、そのコルナゴから発表されたのは開幕間もない第106回ジロ・デ・イタリアを記念した特別モデル"Gioiello"。イタリア語で「宝石」を意味するモデル名が示すように、スポーツ機材としての枠を抜け出す工芸品のような一台として送り出される。
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コルナゴを示すクローバーも金に (c)アキボウ ![](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2023/05/10/hv-344863520_884119002658634_394699252018045365_n.jpg)
職人による金箔仕上げとされる (c)アキボウ
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プーリーやスルーアクスルキャップ、スポークなど、各部位もゴールドに彩られる (c)アキボウ
ベースとなったのは、コルナゴの最高峰モデルであるC68。本社のあるカンビアーゴで製造される、ハンドメイド・イン・イタリーのロードバイクとして同社の頂点に君臨するラグジュアリーな一台を基に、コルナゴの情熱とクリエイティビティ、そしてジロへのリスペクトが融合し、唯一無二のバイクとして完成した。
デザインのコンセプトとなったのは、ジロの勝者に与えられるトロフェオ・センツァフィーネ。コルナゴはこの特別モデルにおいて、その名の通り無限を象徴する螺旋状のトロフィーの美しさをバイク全体で表現している。
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デザインのコンセプトとなった、トロフェオ・センツァフィーネ。この専用ケースはコルナゴがデザインし、内張りのパターンはGioielloにも用いられている (c)アキボウ
メインカラーとなるゴールドは、トロフィーそのものの色。コルナゴはフレームの半分以上を金箔で装飾。イタリアのクラフトマンシップと芸術性を世界に示すべく、カンビアーゴの工房において1台1台職人がハンドペイントし、手作業で金箔を貼り付けるという工程を経ている。
華やかでエレガントなGioielloを更に引き立てるのが、この職人によるハンドメイドフィニッシュ。そもそも世界限定50台というプレミアムバイクだが、その実一つ一つ異なる表情を見せるGioielloは、そのどれもが世界に同じものが存在しない唯一性に満ちたバイクでもある。
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1台ごとに職人が金箔で仕上げていく (c)アキボウ
フロントフォークにはコルナゴのシンボルであるクラブのエースを用いたエレガントなパターンを配置。これは、今年のジロのオフィシャルパートナーであるコルナゴがプロデュースした、トロフェオ・センツァフィーネのケースの内張りに採用されているグラフィックでもある。
ライン、クロス、クラブのエース、コルナゴロゴの繰り返しで構成されたパターンで、ラインはチューブを、クロスはラグを象徴しており、ラインとクロスの組み合わせによってコンポーネントを表現しているという。このパターンはフォークだけでなく、セッレイタリアとのコラボレーションによるサドルとバーテープにも用いられている。
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トロフェオ・センツァフィーネ専用ケースの内張りと同じパターンをあしらったサドル (c)アキボウ ![](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2023/05/10/hv-344810628_684591823434682_1812159332547286792_n.jpg)
各バイクにはリミテッドナンバーが与えられる (c)アキボウ
各パーツにも手抜かりはなく、セラミックスピードのビッグプーリーには特殊な金加工を施した錫でコーティングした3Dプリントのチタン製特大プーリーを採用。さらに、ハンドルバーキャップやスルーアクスルキャップにも金箔加工が施されるほか、エンヴィのSES3.4のスポーク、ピレリ P ZERO Race TLRのロゴもゴールドに。
そして、最も目を惹くのがボトルケージだろう。トロフェオ・センツァフィーネを再現するようなスパイラルデザインのボトルケージは、3Dプリントで成形されたもの。こちらも総金箔貼りとされ、バイクにトロフィーが装着されているかのようなデザインとされている。
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ハンドルのトップキャップには宝石が (c)アキボウ ![](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2023/05/10/hv-345218114_243274368366017_5450547284277093192_n.jpg)
3Dプリントされるボトルケージ。トロフェオ・センツァフィーネをオマージュした造形だ (c)アキボウ
このGioiello、そしてトロフェオ・センツァフィーネの専用ケースというコルナゴとジロのコラボレーションによって生み出された2つの特別なプロダクトは、各ステージのスタートとフィニッシュ地点にて展示されているという。
このコルナゴ Gioielloは世界限定50台となり、各車にそれぞれリミテッドナンバーが割り振られる。グループセットはシマノ DURA-ACE DI2を採用し、価格は3,300,000円(税込)となる。
コルナゴ Gioiello
フレーム: Colnago C68 Road Full Carbon
コックピット: Colnago CC.01 integrated
グループセット: Shimano Dura-Ace Di2 R9250
プーリー: CeramicSpeed OSPW 3D Printed Ti OSPW TiN Coated
ブレーキローター: Carbon-Ti X-rotor steelcarbon
サドル: Selle Italia SLR flow carbon Colnago for Giro d’Italia
ホイール: Enve SES 3.4 Gold version
タイヤ: Pirelli P ZERO Race TLR Gold x Colnago for Giro d’Italia
バーテープ: Colnago for Giro d’Italia
ボトルケージ: Colnago for Giro d’Italia
価格:3,300,000円(税込)
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イタリアを代表する老舗チクリとして知られるコルナゴ。創業当時から現在に至るまで、レーシングスピリットを絶やすことなくフレームに注ぎ込み、数多くのレースにおいて栄光をつかみ取ってきた。
今回、そのコルナゴから発表されたのは開幕間もない第106回ジロ・デ・イタリアを記念した特別モデル"Gioiello"。イタリア語で「宝石」を意味するモデル名が示すように、スポーツ機材としての枠を抜け出す工芸品のような一台として送り出される。
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ベースとなったのは、コルナゴの最高峰モデルであるC68。本社のあるカンビアーゴで製造される、ハンドメイド・イン・イタリーのロードバイクとして同社の頂点に君臨するラグジュアリーな一台を基に、コルナゴの情熱とクリエイティビティ、そしてジロへのリスペクトが融合し、唯一無二のバイクとして完成した。
デザインのコンセプトとなったのは、ジロの勝者に与えられるトロフェオ・センツァフィーネ。コルナゴはこの特別モデルにおいて、その名の通り無限を象徴する螺旋状のトロフィーの美しさをバイク全体で表現している。
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メインカラーとなるゴールドは、トロフィーそのものの色。コルナゴはフレームの半分以上を金箔で装飾。イタリアのクラフトマンシップと芸術性を世界に示すべく、カンビアーゴの工房において1台1台職人がハンドペイントし、手作業で金箔を貼り付けるという工程を経ている。
華やかでエレガントなGioielloを更に引き立てるのが、この職人によるハンドメイドフィニッシュ。そもそも世界限定50台というプレミアムバイクだが、その実一つ一つ異なる表情を見せるGioielloは、そのどれもが世界に同じものが存在しない唯一性に満ちたバイクでもある。
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フロントフォークにはコルナゴのシンボルであるクラブのエースを用いたエレガントなパターンを配置。これは、今年のジロのオフィシャルパートナーであるコルナゴがプロデュースした、トロフェオ・センツァフィーネのケースの内張りに採用されているグラフィックでもある。
ライン、クロス、クラブのエース、コルナゴロゴの繰り返しで構成されたパターンで、ラインはチューブを、クロスはラグを象徴しており、ラインとクロスの組み合わせによってコンポーネントを表現しているという。このパターンはフォークだけでなく、セッレイタリアとのコラボレーションによるサドルとバーテープにも用いられている。
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各パーツにも手抜かりはなく、セラミックスピードのビッグプーリーには特殊な金加工を施した錫でコーティングした3Dプリントのチタン製特大プーリーを採用。さらに、ハンドルバーキャップやスルーアクスルキャップにも金箔加工が施されるほか、エンヴィのSES3.4のスポーク、ピレリ P ZERO Race TLRのロゴもゴールドに。
そして、最も目を惹くのがボトルケージだろう。トロフェオ・センツァフィーネを再現するようなスパイラルデザインのボトルケージは、3Dプリントで成形されたもの。こちらも総金箔貼りとされ、バイクにトロフィーが装着されているかのようなデザインとされている。
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このGioiello、そしてトロフェオ・センツァフィーネの専用ケースというコルナゴとジロのコラボレーションによって生み出された2つの特別なプロダクトは、各ステージのスタートとフィニッシュ地点にて展示されているという。
このコルナゴ Gioielloは世界限定50台となり、各車にそれぞれリミテッドナンバーが割り振られる。グループセットはシマノ DURA-ACE DI2を採用し、価格は3,300,000円(税込)となる。
コルナゴ Gioiello
フレーム: Colnago C68 Road Full Carbon
コックピット: Colnago CC.01 integrated
グループセット: Shimano Dura-Ace Di2 R9250
プーリー: CeramicSpeed OSPW 3D Printed Ti OSPW TiN Coated
ブレーキローター: Carbon-Ti X-rotor steelcarbon
サドル: Selle Italia SLR flow carbon Colnago for Giro d’Italia
ホイール: Enve SES 3.4 Gold version
タイヤ: Pirelli P ZERO Race TLR Gold x Colnago for Giro d’Italia
バーテープ: Colnago for Giro d’Italia
ボトルケージ: Colnago for Giro d’Italia
価格:3,300,000円(税込)
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