EFエデュケーション・イージーポストをサポートするウェアブランドのラファが、新たなプログラム"エクセス"を始動することを発表。廃棄素材を100%使用したウェアの数量限定販売や、ジロ・デ・イタリアではEFの選手たちがリサイクル素材が72%使用されたスイッチアウトキットを着用する。



ラファがエクセスというプログラムをスタートさせた (c)rapha.cc

持続可能な社会を実現するために、様々な取り組みが推進される現代。環境への配慮も一層強化され、多くのアパレルブランドがリサイクル素材などを活用したハイパフォーマンスウェアの開発を行ってきており、イギリスのラファもウェア素材や、配送面などから環境へのインパクトを低減する取り組みを実践してきた。

そんなラファが、製品の生産過程で排出される廃棄物の量を減らすことを目的とした新プログラム"エクセス"を始動させる。アパレル産業において必然である生地などの余剰素材を可能な限り使用し、ウェアを仕立てることで廃棄素材の量を減らそうという取り組みだ。

ラファ ウィメンズエクセスプロチームエアロジャージ (c)rapha.cc
ラファ ウィメンズエクセスプロチームトレーニングジャージ (c)rapha.cc



「アパレルブランドとして、私たちのビジネスが完全なサステナブルになるということはおそらく不可能でしょう。しかし、だからと言って私たちが責任の重要性の認識を怠ることはありません。地球への影響を可能な限り小さくするため、常に何ができるかを考えています。」とラファはプレスリリースで説明する。

今回のエクセスコレクションでは、余剰素材であるおよそ2303m分の生地や24kgの糸の他、ジッパーやゴム、サイズラベルを可能な限り使用し、100%余剰素材で作られたプロチームエアロジャージを仕立てている。他にもプロチーム ビブショーツ、プロチーム トレージングジャージ、コットンTシャツ、プロチーム ソックス、ミュゼットがラインアップされる。

ラファ エクセスプロチームビブショーツ (c)rapha.cc

またエクセスプログラムは、EFエデュケーション・イージーポストと女子チームのEFエデュケーション・TIBCO・SVBが男女ジロ・デ・イタリアで着用するスイッチアウトキットにも反映された。チームメンバーが着用するウェアはUCIルールを遵守するために使用される余剰素材は72%に留められたものの、環境に配慮したウェアで世界最高峰のレースを戦うことになる。なお、チームキットの販売は予定されていない。

環境への取り組みをまとめたレポートなどを発信するラファが始めた新たな取り組みのエクセス。スイッチアウトキットのようにカラフルな色合いとされた製品版は直営店とオンラインストアにて販売される。価格等は下記一覧をチェックしてもらいたい。

EFエデュケーション・イージーポストがジロで着用するスイッチアウトキット (c)rapha.cc

EFエデュケーション・イージーポストがジロで着用するスイッチアウトキット (c)rapha.cc
様々なカラーのパネルが採用されている (c)rapha.cc


ラファ エクセス
製品 価格
メンズ& ウィメンズエクセスプロチームビブショーツ 40,000円(税込)
メンズ& ウィメンズエクセスプロチームエアロジャージ 29,000円(税込)
メンズ& ウィメンズエクセスプロチームトレーニングジャージ 17,500円(税込)
メンズ& ウィメンズエクセスコットンTシャツ 11,000円(税込)
エクセスプロチームソックス 3,300円(税込)
エクセスミュゼット 3,000円(税込)
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