2023/01/18(水) - 11:14
サントス・ツアー・ダウンアンダーが3年ぶりに開幕。気まぐれな天候に四苦八苦した初日プロローグで、アルベルト・ベッティオル(イタリア、EFエデュケーション・イージーポスト)が最速タイムを叩き出した。
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ドライコンディションの4番手で走ったアルベルト・ベッティオル(イタリア、EFエデュケーション・イージーポスト) photo:CorVos
コロナ禍によって2020年大会から途絶えていた南半球のロードシーズン開幕レース、サントス・ツアー・ダウンアンダーがいよいよスタート。UCIワールドツアーの第1戦でもある6日間の大会は、初回の1999年から数えて23回目。アデレード市内で行われるクリテリウムレース「シュワルベクラシック」を経て、いよいよ本戦の幕が切って落とされた。
初日はアデレード中心街を舞台にした5.5kmのプロローグ(ヨーロッパからの輸送負担を踏まえ全選手がロードバイクで走行/ディスクホイールなどはOK)。右に左に細かく蛇行するトレンズ川沿いの一般道と遊歩道を組み合わせたコースはとにかくカーブが多く、TTスペシャリストではなくスピードを誇るパンチャー向けレイアウト。しかもこの日は序盤から雨が降り始めたため、コースの難易度は一気に最高レベルへと到達。誰もがスリッピーなコースに手を焼く難しいレースとなった。
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ステージ3位に食い込んだユリウス・ヨハンセン(デンマーク、アンテルマルシェ・サーカス・ワンティ) photo:CorVos
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MTB選手のサムエル・ゲイズ(ニュージーランド、アルペシン・ドゥクーニンク)はステージ5位 photo:CorVos
合計19のUCIワールドチームとプロチームに、オーストラリアナショナルチームを加えた合計20チーム139名がスタート。ダウンアンダー史上初となったプロローグでトップタイム叩き出したのは、4番手出走のアルベルト・ベッティオル(イタリア、EFエデュケーション・イージーポスト)だった。
雨が路面を濡らす前にフィニッシュしたベッティオルのタイムは6分19秒(平均52.243km/h)。以降路面が完全ウェットとなったため特定のコーナーで落車が多発し、ゲラント・トーマス(イギリス、イネオス・グレナディアーズ)らビッグレースを見据える選手たちはリスクを負わずペースを落として走ることを選ぶ。
ウェット路面の中、果敢にステージ優勝を狙ったマイケル・マシューズ(オーストラリア、ジェイコ・アルウラー)は6分33秒、雨が止み路面がハーフウェットになったタイミングで出走したマグナス・シェフィールド(アメリカ、イネオス・グレナディアーズ)は6分27秒、さらにユリウス・ヨハンセン(デンマーク、アンテルマルシェ・サーカス・ワンティ)は6分29秒。最終走者クリス・ハーパー(オーストラリア、ジェイコ・アルウラー)6分38秒でフィニッシュした瞬間、ベッティオルのステージ優勝が決定した。
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マイケル・マシューズ(オーストラリア、ジェイコ・アルウラー)は雨の中果敢に攻めるも10位 photo:CorVos
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ルーク・プラップ(オーストラリア、イネオス・グレナディアーズ)は24位に沈む photo:CorVos
実に2時間以上もホットシートで結果を待ち続けたベッティオル。幸先良い一勝を「嬉しさと驚きを一緒に感じているよ。上手く走れるとは思っていたけれど。まさか勝つとは思わなかった。オーストラリアの天気が僕に味方してくれたよ。サプライズだったけれど、本当に嬉しい。コースレイアウトを覚えるのにも苦労するほどだったんだ」と2019年のロンド・ファン・フラーンデレン覇者は話す。
「このレースが大好きだし、明日リーダージャージを着た自分を誇らしく思うはず。今日はプロローグだったけれど、明日ようやく本当のレースが始まるんだ」とベッティオルは加えている。
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リーダージャージを射止めたアルベルト・ベッティオル(イタリア、EFエデュケーション・イージーポスト) photo:CorVos
ベッティオルがリーダージャージを獲得し、好走したシェフィールドがステージ2位、昨年ワールドツアー入りしたばかりの23歳ヨハンセンが3位。総合優勝を狙うジェイコ・アルウラーのサイモン・イェーツ(イギリス)は26秒遅れのステージ38位、トーマスは45秒遅れの101位、クリス・フルーム(イギリス、イスラエル・プレミアテック)は57秒遅れの126位だった。
気まぐれな天気に四苦八苦した一日。ワインの産地バロッサバレーのタヌンダを発着点とする149kmの第1ステージはすでにスタート済みで、集団スプリントフィニッシュが予想されている。
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コロナ禍によって2020年大会から途絶えていた南半球のロードシーズン開幕レース、サントス・ツアー・ダウンアンダーがいよいよスタート。UCIワールドツアーの第1戦でもある6日間の大会は、初回の1999年から数えて23回目。アデレード市内で行われるクリテリウムレース「シュワルベクラシック」を経て、いよいよ本戦の幕が切って落とされた。
初日はアデレード中心街を舞台にした5.5kmのプロローグ(ヨーロッパからの輸送負担を踏まえ全選手がロードバイクで走行/ディスクホイールなどはOK)。右に左に細かく蛇行するトレンズ川沿いの一般道と遊歩道を組み合わせたコースはとにかくカーブが多く、TTスペシャリストではなくスピードを誇るパンチャー向けレイアウト。しかもこの日は序盤から雨が降り始めたため、コースの難易度は一気に最高レベルへと到達。誰もがスリッピーなコースに手を焼く難しいレースとなった。
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合計19のUCIワールドチームとプロチームに、オーストラリアナショナルチームを加えた合計20チーム139名がスタート。ダウンアンダー史上初となったプロローグでトップタイム叩き出したのは、4番手出走のアルベルト・ベッティオル(イタリア、EFエデュケーション・イージーポスト)だった。
雨が路面を濡らす前にフィニッシュしたベッティオルのタイムは6分19秒(平均52.243km/h)。以降路面が完全ウェットとなったため特定のコーナーで落車が多発し、ゲラント・トーマス(イギリス、イネオス・グレナディアーズ)らビッグレースを見据える選手たちはリスクを負わずペースを落として走ることを選ぶ。
ウェット路面の中、果敢にステージ優勝を狙ったマイケル・マシューズ(オーストラリア、ジェイコ・アルウラー)は6分33秒、雨が止み路面がハーフウェットになったタイミングで出走したマグナス・シェフィールド(アメリカ、イネオス・グレナディアーズ)は6分27秒、さらにユリウス・ヨハンセン(デンマーク、アンテルマルシェ・サーカス・ワンティ)は6分29秒。最終走者クリス・ハーパー(オーストラリア、ジェイコ・アルウラー)6分38秒でフィニッシュした瞬間、ベッティオルのステージ優勝が決定した。
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実に2時間以上もホットシートで結果を待ち続けたベッティオル。幸先良い一勝を「嬉しさと驚きを一緒に感じているよ。上手く走れるとは思っていたけれど。まさか勝つとは思わなかった。オーストラリアの天気が僕に味方してくれたよ。サプライズだったけれど、本当に嬉しい。コースレイアウトを覚えるのにも苦労するほどだったんだ」と2019年のロンド・ファン・フラーンデレン覇者は話す。
「このレースが大好きだし、明日リーダージャージを着た自分を誇らしく思うはず。今日はプロローグだったけれど、明日ようやく本当のレースが始まるんだ」とベッティオルは加えている。
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ベッティオルがリーダージャージを獲得し、好走したシェフィールドがステージ2位、昨年ワールドツアー入りしたばかりの23歳ヨハンセンが3位。総合優勝を狙うジェイコ・アルウラーのサイモン・イェーツ(イギリス)は26秒遅れのステージ38位、トーマスは45秒遅れの101位、クリス・フルーム(イギリス、イスラエル・プレミアテック)は57秒遅れの126位だった。
気まぐれな天気に四苦八苦した一日。ワインの産地バロッサバレーのタヌンダを発着点とする149kmの第1ステージはすでにスタート済みで、集団スプリントフィニッシュが予想されている。
サントス・ツアー・ダウンアンダー2023プロローグ結果
1位 | アルベルト・ベッティオル(イタリア、EFエデュケーション・イージーポスト) | 6:19 |
2位 | マグナス・シェフィールド(アメリカ、イネオス・グレナディアーズ) | +0:08 |
3位 | ユリウス・ヨハンセン(デンマーク、アンテルマルシェ・サーカス・ワンティ) | +0:10 |
4位 | カーデン・グローブス(オーストラリア、アルペシン・ドゥクーニンク) | +0:11 |
5位 | サムエル・ゲイズ(ニュージーランド、アルペシン・ドゥクーニンク) | |
6位 | ユーゴ・パージュ(フランス、アンテルマルシェ・サーカス・ワンティ) | +0:12 |
7位 | マリウス・マイヤーホーファー(ドイツ、チームDSM) | +0:13 |
8位 | ヤニック・シュタイムレ(ドイツ、スーダル・クイックステップ) | |
9位 | ジェイ・ヴァイン(オーストラリア、アルペシン・ドゥクーニンク) | +0:14 |
10位 | マイケル・マシューズ(オーストラリア、ジェイコ・アルウラー) |
個人総合成績
1位 | アルベルト・ベッティオル(イタリア、EFエデュケーション・イージーポスト) | 6:19 |
2位 | マグナス・シェフィールド(アメリカ、イネオス・グレナディアーズ) | +0:08 |
3位 | ユリウス・ヨハンセン(デンマーク、アンテルマルシェ・サーカス・ワンティ) | +0:10 |
4位 | カーデン・グローブス(オーストラリア、アルペシン・ドゥクーニンク) | +0:11 |
5位 | サムエル・ゲイズ(ニュージーランド、アルペシン・ドゥクーニンク) | |
6位 | ユーゴ・パージュ(フランス、アンテルマルシェ・サーカス・ワンティ) | +0:12 |
7位 | マリウス・マイヤーホーファー(ドイツ、チームDSM) | +0:13 |
8位 | ヤニック・シュタイムレ(ドイツ、スーダル・クイックステップ) | |
9位 | ジェイ・ヴァイン(オーストラリア、アルペシン・ドゥクーニンク) | +0:14 |
10位 | マイケル・マシューズ(オーストラリア、ジェイコ・アルウラー) |
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