2022/10/31(月) - 10:27
10月30日に山口県美祢市で開催されたJCL12戦秋吉台カルストロードレース。急坂「カルストベルク」が登場するシーズン最終戦を、10月にチーム復帰したばかりのベンジャミ・プラデス(スペイン、チーム右京相模原)が勝利した。
開幕2年目となる三菱地所JCLプロロードレースツアーも最終戦を迎え、その第12戦「秋吉台カルストロードレース」が山口県美祢市で行われた。2011年の山口国体のロードレースコースを使用して行われた今大会は、秋吉台国定公園を貫く「カルストロード」と、その両端に設定された周回路を組み合わせた1周29.5kmのコース。石灰岩などによりできたカルスト地形は、広大な風景と共に「カルストベルク」と呼ばれる残り1km付近から始まる急坂が登場する。
総距離118kmのレースには前日の「山口ながとクリテリウム」と同様に51名の選手たちが出場した。中島雅人(VC福岡)の飛び出しから幕開けした戦いは、1度目のカルストベルクで早くもベンジャミン・ダイボール(オーストラリア、チーム右京相模原)がペースを上げて好調をアピール。2周目に入ると久保田悠介(ヴィクトワール広島)が単独で飛び出し、この日の敢闘賞(山口マツダ賞)に輝いている。
久保田を捉えたプロトンは2度目のカルストベルクもチーム右京がペースを作り、右京の3名(ダイボール、プラデス、小石)とキナンレーシングチームの3名(山本大喜、元喜、花田聖誠)の計6名が先頭集団を形成する。フィニッシュラインを越えて後続が合流を果たしたものの、3度目のカルストベルクで再び同じ6名が残り、そののまま最終ラップに突入した。
右京の3名に対しキナンの山本元喜が単独になるシーンもありながらも、山本大喜と花田が合流。その後両チームが牽制しペースが落ちたことで総合リーダージャージを着る小野寺玲(宇都宮ブリッツェン)やエンクタイヴァン・ボロー・エルデン(モンゴル、レバンテフジ静岡)らが追いつき、勝負は13名の集団のまま最後のカルストベルクに持ち込まれた。
先に山本元喜が仕掛け、その動きにプラデスやボロー・エルデン、堀孝明(宇都宮ブリッツェン)が追従する。山本はボロー・エルデンと堀を振り落としものの、タイミングを伺っていたプラデスに残り150mで並ばれる。そして、ハイテンポで急坂を駆け上がったプラデスが勝利を掴み取った。
10月に2年振りにチームに電撃復帰を果たし、早速の優勝を果たしたプラデスは「日本に復帰して最初の大きなロードレース。試走の段階から自分に向いているコースだということが分かり、やる気に溢れていた。勝利できて本当に嬉しい」とコメント。「来年は更に高いレベルの走りができるよう準備していきたい」と、10月26日に39歳を迎えたプラデスは来年に向けての意気込みを語った。
個人総合ランキングでは2位の増田成幸(宇都宮ブリッツェン)に365点差をつける大差で小野寺がキープ。最終的なランキング結果はJCLポイントが付与されるツール・ド・おきなわ(11月13日)にて確定する。
開幕2年目となる三菱地所JCLプロロードレースツアーも最終戦を迎え、その第12戦「秋吉台カルストロードレース」が山口県美祢市で行われた。2011年の山口国体のロードレースコースを使用して行われた今大会は、秋吉台国定公園を貫く「カルストロード」と、その両端に設定された周回路を組み合わせた1周29.5kmのコース。石灰岩などによりできたカルスト地形は、広大な風景と共に「カルストベルク」と呼ばれる残り1km付近から始まる急坂が登場する。
総距離118kmのレースには前日の「山口ながとクリテリウム」と同様に51名の選手たちが出場した。中島雅人(VC福岡)の飛び出しから幕開けした戦いは、1度目のカルストベルクで早くもベンジャミン・ダイボール(オーストラリア、チーム右京相模原)がペースを上げて好調をアピール。2周目に入ると久保田悠介(ヴィクトワール広島)が単独で飛び出し、この日の敢闘賞(山口マツダ賞)に輝いている。
久保田を捉えたプロトンは2度目のカルストベルクもチーム右京がペースを作り、右京の3名(ダイボール、プラデス、小石)とキナンレーシングチームの3名(山本大喜、元喜、花田聖誠)の計6名が先頭集団を形成する。フィニッシュラインを越えて後続が合流を果たしたものの、3度目のカルストベルクで再び同じ6名が残り、そののまま最終ラップに突入した。
右京の3名に対しキナンの山本元喜が単独になるシーンもありながらも、山本大喜と花田が合流。その後両チームが牽制しペースが落ちたことで総合リーダージャージを着る小野寺玲(宇都宮ブリッツェン)やエンクタイヴァン・ボロー・エルデン(モンゴル、レバンテフジ静岡)らが追いつき、勝負は13名の集団のまま最後のカルストベルクに持ち込まれた。
先に山本元喜が仕掛け、その動きにプラデスやボロー・エルデン、堀孝明(宇都宮ブリッツェン)が追従する。山本はボロー・エルデンと堀を振り落としものの、タイミングを伺っていたプラデスに残り150mで並ばれる。そして、ハイテンポで急坂を駆け上がったプラデスが勝利を掴み取った。
10月に2年振りにチームに電撃復帰を果たし、早速の優勝を果たしたプラデスは「日本に復帰して最初の大きなロードレース。試走の段階から自分に向いているコースだということが分かり、やる気に溢れていた。勝利できて本当に嬉しい」とコメント。「来年は更に高いレベルの走りができるよう準備していきたい」と、10月26日に39歳を迎えたプラデスは来年に向けての意気込みを語った。
個人総合ランキングでは2位の増田成幸(宇都宮ブリッツェン)に365点差をつける大差で小野寺がキープ。最終的なランキング結果はJCLポイントが付与されるツール・ド・おきなわ(11月13日)にて確定する。
10月30日:JCL第12戦秋吉台カルストロードレース結果
1位 | ベンジャミ・プラデス(スペイン、チーム右京相模原) | 3:06:52 |
2位 | 山本元喜(キナンレーシングチーム) | 0:03 |
3位 | 山本大喜(キナンレーシングチーム) | 0:15 |
4位 | ベンジャミン・ダイボール(オーストラリア、チーム右京相模原) | |
5位 | 石橋学(チーム右京相模原) | 0:23 |
山岳賞
KOM1 | 山本大喜(キナンレーシングチーム) |
KOM2 | ベンジャミン・ダイボール(オーストラリア、チーム右京相模原) |
KOM3 | ベンジャミ・プラデス(スペイン、チーム右京相模原) |
text:Sotaro.Arakawa
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