2010年7月16日に行なわれたツール・ド・マルティニック(UCI2.2)第7ステージでチームブリヂストン・アンカーの清水都貴がステージ優勝!総合成績でトップに立ち、リーダージャージを獲得した。

ステージ優勝を飾った清水都貴(チームブリヂストン・アンカー)ステージ優勝を飾った清水都貴(チームブリヂストン・アンカー) photo:Team Bridgestone ANCHOR以下はチームブリヂストン・アンカーのレースレポート。

Sainte MarieからSaint Espritまでの106kmで行なわれた第7ステージ。レース中盤、地元マルティニックのエースで、2008年大会覇者のウィリー・ロゾーが強力なアタック。これに反応できたのはアンカーの都貴のみ。

リーダージャージの清水都貴(チームブリヂストン・アンカー)とチーム総合成績リーダージャージの狩野智也(チームブリヂストン・アンカー)リーダージャージの清水都貴(チームブリヂストン・アンカー)とチーム総合成績リーダージャージの狩野智也(チームブリヂストン・アンカー) photo:Team Bridgestone ANCHORここまで絶対にマークを外さなかったベネズエラの山岳スペシャリストは出遅れ、必死の追走を駆けるも1分及ばず。ロゾーとの一騎打ちを制した都貴がステージ優勝を飾った。

このステージまでマイヨジョーヌだったボリス・キャラン(グアドループ)は痛恨の体調不良で遅れ、都貴が逆転して総合1位マイヨジョーヌを獲得。総合2位ヨアン・ミショー(ブールガン・ブレス)とのタイム差は1分17秒だ。

残るは第8ステージ(午前:ハーフステージ99km、午後:15kmタイムトライアル)、18日の第9ステージ。都貴の総合優勝に期待がかかる。


第7ステージ結果
1位 清水都貴(チームブリヂストン・アンカー)
2位 ウィリー・ロゾー(マルティニック)
3位 クリストフ・ベター(マディニナバイカーズ) +55"
4位 マーク・フラビアン(マディニナバイカーズ) +1'00"
5位 オリヴィエ・ラゴ(デジセル・マルティニック)
12位 狩野智也(チームブリヂストン・アンカー) 
14位 伊丹健治(チームブリヂストン・アンカー) 

個人総合(第7ステージ終了後)
1位 清水都貴(チームブリヂストン・アンカー)
2位 ヨアン・ミショー(ブールガン・ブレス) +1'17"
3位 ウィリー・ロゾー(マルティニック)   +1'53"
4位 マイント・ベルケンボッシュ(オランダ)
5位 ダニエル・コレファール(オランダ)   +2'53"
6位 フランクリン・チャコン(SCセスマ)   +2'58"
7位 狩野智也(チームブリヂストン・アンカー)+3'11"

ポイント総合
1位 清水都貴(チームブリヂストン・アンカー)104ポイント
2位 フランクリン・チャコン(SCセスマ)   75ポイント
3位 ウィリー・ロゾー(マルティニック)    73ポイント

チーム総合
1位 チームブリヂストン・アンカー  62h20'06"
2位 マルティニック          +24'06"
3位 オランダ             +32'30"

※「残すは第8ステージのみ」と記載しましたが、18日の第9ステージが最終ステージの誤りです。お詫びして訂正いたします

text&photo:Team Bridgestone ANCHOR