2022/10/13(木) - 18:54
カーボン製のホイールやステム、ハンドルでお馴染みのエンヴィがロードフレーム"MELEE"を開発。エアロダイナミクスを追求しながらも、幅広タイヤの装着を前提としたジオメトリーのオールロードが日本国内わずか12本のみで展開される。
アメリカのユタ州に拠点を構えるカーボンパーツブランド、エンヴィ。優れたカーボン成形技術を有し、非常にハイパフォーマンスなプロダクトを開発するプレミアムブランドとして手がけた、ホイールはもちろんハンドル、ステム、シートポストといったパーツは世界中のサイクリストから注目される存在だ。
エンヴィはパーツブランドとして名高いブランドだが、理想のエアロロードバイクを実現するために2021年にフレーム開発に乗り出し、アメリカ限定でCustom Roadとして展開していた。そのニュースを知った世界中のファンたちがエンヴィが作るフレームに乗りたくなるのは当然のこと。数多くのリクエストを受け、エンヴィはロードフレームの量産化に踏み切り、今回紹介するMELEE(メレ)を開発した。
ハイパフォーマンスブランドとしての地位を確立しているエンヴィは、フレーム製造を行う工場を厳選し、ハイエンドロードブランドが共同出資する工場と手を組み、MELEEの製造をおこなっているとのことだ。もちろん設計、開発、金型の製造、カーボンシートの製造工程は全てエンヴィが手掛けており、彼らの理想を徹底的に追求したという。
MELEEで優先された性能は効率の良さとスピードだ。ハイスピードで走るために必要なエアロダイナミクスに関してはSESホイールの開発で得た知見が惜しみなく投入され、数多くのカーボン製品の開発で得た素材活用のノウハウによって高効率フレームを実現。エンヴィの製品はどれも性能に定評があり、かつSESホイールとのマッチングを考慮したチューブシェイプのフレームでもその優れた性能を期待できそうだ。
優れたエアロダイナミクスはこのバイクと共にデビューした新型Integrated Aero Stemやカムテールのカーボンシートポストによっても実現。特に新型ステムは、内側にシフトケーブルやブレーキホースを通すことで、空力面で重要なコックピット周りの抵抗低減に貢献しているはずだ。
エアロを重視すると同時に、エンヴィはMELEEをエアロに振り切ったレーシングバイクではなく、乗り心地やハンドリング性能も満足できるオールロードとして開発していることも特徴だ。27mmから32mmまでのタイヤを装着した際にパフォーマンスを発揮するジオメトリーによって、ターマックからグラベルまで最速で駆け抜ける性能を実現した。最大タイヤ幅は35mm。
エンヴィの理想はフレームの細部まで行き届いており、ボトムブラケット規格はユーザビリティに富むスレッド式のT47が採用された。さらに電動式とシマノの機械式コンポーネント、フロントシングルとフロントダブルのどちらにも対応しており、ユーザーの好みに合わせてバイクを組み上げられるのは嬉しい仕様だ。
ハイスピードでライドを楽しみたいサイクリストのために開発されたエンヴィのMELEEは、舗装路が多い日本国内にもフィットする一台だろう。日本国内では10月14日より販売開始予定だが、国内で展開されるのはわずか12本のみ。次回入荷は未定であり、早くても2023年の6月以降とのことだ。気になる方は今すぐにチェックした方が良いだろう。
エンヴィ MELEE
フレーム:ENVE M.O.D Carbon, 12×142 Thru-Axle,Flat-Mount Disc,Threaded T47 BB,Internal Routing, Fender Compatible
フォーク:ENVE M.O.D Carbon, 12×100 Thru-Axle,Flat-Mount Disc, Internal Routing,Fender Compatible
フレーム重量:850g +/- 2% (Size 56, Painted, No Hardware)
シートポスト:ENVE Aero
サイズ (cm):47、50、52、54(初回入荷サイズ)
最小タイヤサイズ:25C
適正タイヤサイズ:27-32C
最大タイヤサイズ:35C
付属品:AR BAR、AERO ROAD STEM、AERO SEAT POST
価格:899,800円(税込)
アメリカのユタ州に拠点を構えるカーボンパーツブランド、エンヴィ。優れたカーボン成形技術を有し、非常にハイパフォーマンスなプロダクトを開発するプレミアムブランドとして手がけた、ホイールはもちろんハンドル、ステム、シートポストといったパーツは世界中のサイクリストから注目される存在だ。
エンヴィはパーツブランドとして名高いブランドだが、理想のエアロロードバイクを実現するために2021年にフレーム開発に乗り出し、アメリカ限定でCustom Roadとして展開していた。そのニュースを知った世界中のファンたちがエンヴィが作るフレームに乗りたくなるのは当然のこと。数多くのリクエストを受け、エンヴィはロードフレームの量産化に踏み切り、今回紹介するMELEE(メレ)を開発した。
ハイパフォーマンスブランドとしての地位を確立しているエンヴィは、フレーム製造を行う工場を厳選し、ハイエンドロードブランドが共同出資する工場と手を組み、MELEEの製造をおこなっているとのことだ。もちろん設計、開発、金型の製造、カーボンシートの製造工程は全てエンヴィが手掛けており、彼らの理想を徹底的に追求したという。
MELEEで優先された性能は効率の良さとスピードだ。ハイスピードで走るために必要なエアロダイナミクスに関してはSESホイールの開発で得た知見が惜しみなく投入され、数多くのカーボン製品の開発で得た素材活用のノウハウによって高効率フレームを実現。エンヴィの製品はどれも性能に定評があり、かつSESホイールとのマッチングを考慮したチューブシェイプのフレームでもその優れた性能を期待できそうだ。
優れたエアロダイナミクスはこのバイクと共にデビューした新型Integrated Aero Stemやカムテールのカーボンシートポストによっても実現。特に新型ステムは、内側にシフトケーブルやブレーキホースを通すことで、空力面で重要なコックピット周りの抵抗低減に貢献しているはずだ。
エアロを重視すると同時に、エンヴィはMELEEをエアロに振り切ったレーシングバイクではなく、乗り心地やハンドリング性能も満足できるオールロードとして開発していることも特徴だ。27mmから32mmまでのタイヤを装着した際にパフォーマンスを発揮するジオメトリーによって、ターマックからグラベルまで最速で駆け抜ける性能を実現した。最大タイヤ幅は35mm。
エンヴィの理想はフレームの細部まで行き届いており、ボトムブラケット規格はユーザビリティに富むスレッド式のT47が採用された。さらに電動式とシマノの機械式コンポーネント、フロントシングルとフロントダブルのどちらにも対応しており、ユーザーの好みに合わせてバイクを組み上げられるのは嬉しい仕様だ。
ハイスピードでライドを楽しみたいサイクリストのために開発されたエンヴィのMELEEは、舗装路が多い日本国内にもフィットする一台だろう。日本国内では10月14日より販売開始予定だが、国内で展開されるのはわずか12本のみ。次回入荷は未定であり、早くても2023年の6月以降とのことだ。気になる方は今すぐにチェックした方が良いだろう。
エンヴィ MELEE
フレーム:ENVE M.O.D Carbon, 12×142 Thru-Axle,Flat-Mount Disc,Threaded T47 BB,Internal Routing, Fender Compatible
フォーク:ENVE M.O.D Carbon, 12×100 Thru-Axle,Flat-Mount Disc, Internal Routing,Fender Compatible
フレーム重量:850g +/- 2% (Size 56, Painted, No Hardware)
シートポスト:ENVE Aero
サイズ (cm):47、50、52、54(初回入荷サイズ)
最小タイヤサイズ:25C
適正タイヤサイズ:27-32C
最大タイヤサイズ:35C
付属品:AR BAR、AERO ROAD STEM、AERO SEAT POST
価格:899,800円(税込)
リンク