2010年7月10日にフランス領カリブ海の島『マルティニック』で開幕したツール・ド・マルティニック(UCI2.2)にチームブリヂストンアンカーが参戦中。清水都貴と狩野智也が3ステージで2位に入る活躍を見せ、第5ステージを終了した時点で清水が総合2位につけている。

第5ステージで逃げる清水都貴(チームブリヂストン・アンカー)第5ステージで逃げる清水都貴(チームブリヂストン・アンカー) photo:Team Bridgestone ANCHOR以下はチームブリヂストン・アンカーのレースレポート。

全9ステージ中5ステージが終了し、第3ステージ「Fort de France-Trinite 120km」で清水都貴がラスト5kmから2人で逃げ2位、第4ステージは大会中最も厳しい山岳ステージで狩野智也が4人の逃げで2位、第5ステージでは再び清水が自ら再三にわたりアタックを掛け、僅差で2位でゴールした。

白いポイント賞ジャージを獲得した清水都貴(チームブリヂストン・アンカー)白いポイント賞ジャージを獲得した清水都貴(チームブリヂストン・アンカー) photo:Team Bridgestone ANCHORツール・ド・マルティニックには、フランスから2チーム、オランダ、ドイツ、ベネズエラ、マルティニック、グアドループなどから計15チーム90名が出場するUCIアメリカツアー2.2のステージレースだ。

コースは非常に厳しい10~16%の山岳コースが連日続き、ここまで毎日総合リーダーが入れ替わる厳しい展開。ブリヂストンアンカーは清水都貴、狩野智也、普久原奨、清水良行、山本雅道、伊丹健治が参戦している。

献身的なアシストを受けながら清水、狩野が着実に総合順位を上げ続け、第4ステージ終了後、狩野が総合5位、清水が総合7位につけ、第5ステージで自らアタックし逃げを形成した清水がリーダーグループに3分7秒の大差を着けてゴールし、一気にトップから39秒差の総合2位に浮上した。

連日の活躍により清水都貴はポイントリーダーとなり、ホワイトジャージを獲得。またブリヂストンアンカーはチーム総合で1位となり、チーム総合リーダージャージのオレンジジャージを狩野智也が着用している。残り4ステージの走りに期待がかかる。


第4ステージ結果
1位 セドリック・ウスターニュ(マルティニック)
2位 狩野智也(チームブリヂストン・アンカー)+07"
3位 ヨアン・ミショー(ブールガン・ブレス)
4位 マイント・ベルケンボッシュ(オランダ)
5位 清水都貴(チームブリヂストン・アンカー)+2'13"

第5ステージ
1位 オリヴィエ・キュリエ(グアドループ)
2位 清水都貴(チームブリヂストン・アンカー)
3位 ティム・ネデロフ(オランダ)
4位 ボリス・キャラン(グアドループ)
5位 トマ・テレタ(ジャンダルマリ)+04"
9位 伊丹健治(チームブリヂストン・アンカー)+07"

個人総合成績(第5ステージ終了後)
1位 ボリス・キャラン(グアドループ)
2位 清水都貴(チームブリヂストン・アンカー)+39"
3位 ヨアン・ミショー(ブールガン・ブレス)+56"
4位 マイント・ベルケンボッシュ(オランダ)+1'44"
5位 ダニエル・コレファール(オランダ)+2'27"
6位 ウィリー・ロゾー(マルティニック)+2'32"
7位 フランクリン・チャコン(SCセスマ)+2'37"
8位 狩野智也(チームブリヂストン・アンカー)+2'45"
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15位 普久原奨(チームブリヂストン・アンカー)+14'12"
19位 伊丹健治(チームブリヂストン・アンカー)+24'19"

ポイント総合
1位 清水都貴(チームブリヂストン・アンカー)63ポイント
2位 フランクリン・チャコン(SCセスマ)49ポイント
3位 フィリップ・パルミスト(グアドループ)45ポイント

チーム総合
1位 ブリヂストン・アンカー 44h40'10"
2位 グアドループ +3'17"
3位 オランダ +5'54"

text&photo:Team Bridgestone ANCHOR

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