2022/07/02(土) - 16:58
高性能な製品をシリアスなアスリートに提供するケミカルブランド、ヴィプロス。プロチームと共同開発を行ったディグリーザー「グゥーキンα」をピックアップし、アルディナサイクラリーの成毛千尋さんにインプレッションを伺った。
数多くの日本人選手、スタッフが在籍し、欧州で戦っていたNIPPOヴィーニファンティーニ。同チームのスポンサーとして共に世界のレースで戦っていたケミカルブランドがヴィプロスだ。選手がレースでパフォーマンスを発揮するためのチェーンオイルはもちろんのこと、メカニックの作業効率を向上させる製品の開発もチームと行なっていたという。
そこで生み出されたのが今回紹介するディグリーザーのグゥーキンαだ。水と反応し乳化するため、クリーナーで洗浄後に水で濯ぐ作業が楽に行えるということが特徴。パーツ表面に油が残ることがないため、脱脂作業にはうってつけの製品だ。
そんなグゥーキンαを日常的に使用するアルディナサイクラリーの店主、成毛千尋さんにインプレッションを伺った。グゥーキンαの美点はどこにあるのだろうか。早速インプレッションに移ろう。
−インプレッション
洗浄作業における革命児ですよ。グゥーキンα登場以前に洗浄で費やしていた労力と時間が何分の一にもなる製品と言っても良いくらいです。作業に特殊な技術、道具は必要ないですし、クリーニング効果は一発でてきめんに発揮してくれます。
何ヶ月も洗車していなく、チェーン周りに汚れが堆積してしまっている場合は、若干手間をかける必要がありますが、一般的なサイクルで清掃するのであれば、洗車時間を短縮することができます。また、チェーンを綺麗に清掃できていないと、オイルの性能を発揮させられません。近年の高性能化するチェーンオイルを使うときは、グゥーキンαの強力な洗浄力は心強い味方になってくれます。
グゥーキンαが出る前はいわゆる石油系溶剤を使うこともありましたが、それらと比較してもグゥーキンαの方が使いやすい。自転車向けに開発されているので、自転車を目的としていない一般的な物よりは車体やパーツの素材にダメージを与えにくいのも好感が持てます。
付け加えると臭いがキツくないこともグゥーキンαのメリットです。今回の撮影は屋外で行ったので、クリーナー自体の臭いが気になることはありませんでしたが、一般的な溶剤では同じように屋外でも鼻をつく臭いというのはつきものです。それと比べると臭いという面でもグゥーキンαは使いやすい製品ですよ。
全方位に性能が高いので使わない手はない製品だと思いますし、コストパフォーマンスにも優れているので、まずは使ってみてもらいたいです。オススメできない人はいないほど、どのようなサイクリストが使っても良いと思います。
使い方について
当たり前のことですが、グゥーキンαを使うときはケミカルを塗布するための道具が必要です。チェーンを洗うときはクリーニングツールを使った方が飛び散らないですし、チェーンのリンク内部の汚れまで掻き出してくれるのでオススメです。それに加えて豚毛の刷毛とか、汚れを掻き出すためのナイロンブラシがあると良いですね。
グゥーキンαは塗布後すぐに汚れを溶かしてくれるので、塗布後に時間を置いて汚れが浮くのを待つ必要がありません。ここが時間を短縮できる理由です。洗浄力の高さがゆえに、ケミカルが汚れを抱えて垂れてきてしまうので、パーツ類は養生するか、スプロケットをホイールに装着した状態で作業するときは、リムにかからないように傾けるといいですよ。その時は新聞紙や段ボールなどで汚れたケミカルを受けるなどして、そのまま流さない方が良いでしょう。
汚れを落とした後はグゥーキンα自体を落とすために水で濯ぐのですが、ボトムブラケットやホイールのフリーハブのベアリングまで水が届かないように気をつけたいです。濯いだ後は錆を呼ばないために、水置換性のオイルを使っても良いと思いますが、晴れの日に作業することはポイントかもしれません。
ヴィプロス グゥーキンα
容量:1L
価格:1,980円(税込)
数多くの日本人選手、スタッフが在籍し、欧州で戦っていたNIPPOヴィーニファンティーニ。同チームのスポンサーとして共に世界のレースで戦っていたケミカルブランドがヴィプロスだ。選手がレースでパフォーマンスを発揮するためのチェーンオイルはもちろんのこと、メカニックの作業効率を向上させる製品の開発もチームと行なっていたという。
そこで生み出されたのが今回紹介するディグリーザーのグゥーキンαだ。水と反応し乳化するため、クリーナーで洗浄後に水で濯ぐ作業が楽に行えるということが特徴。パーツ表面に油が残ることがないため、脱脂作業にはうってつけの製品だ。
そんなグゥーキンαを日常的に使用するアルディナサイクラリーの店主、成毛千尋さんにインプレッションを伺った。グゥーキンαの美点はどこにあるのだろうか。早速インプレッションに移ろう。
−インプレッション
洗浄作業における革命児ですよ。グゥーキンα登場以前に洗浄で費やしていた労力と時間が何分の一にもなる製品と言っても良いくらいです。作業に特殊な技術、道具は必要ないですし、クリーニング効果は一発でてきめんに発揮してくれます。
何ヶ月も洗車していなく、チェーン周りに汚れが堆積してしまっている場合は、若干手間をかける必要がありますが、一般的なサイクルで清掃するのであれば、洗車時間を短縮することができます。また、チェーンを綺麗に清掃できていないと、オイルの性能を発揮させられません。近年の高性能化するチェーンオイルを使うときは、グゥーキンαの強力な洗浄力は心強い味方になってくれます。
グゥーキンαが出る前はいわゆる石油系溶剤を使うこともありましたが、それらと比較してもグゥーキンαの方が使いやすい。自転車向けに開発されているので、自転車を目的としていない一般的な物よりは車体やパーツの素材にダメージを与えにくいのも好感が持てます。
付け加えると臭いがキツくないこともグゥーキンαのメリットです。今回の撮影は屋外で行ったので、クリーナー自体の臭いが気になることはありませんでしたが、一般的な溶剤では同じように屋外でも鼻をつく臭いというのはつきものです。それと比べると臭いという面でもグゥーキンαは使いやすい製品ですよ。
全方位に性能が高いので使わない手はない製品だと思いますし、コストパフォーマンスにも優れているので、まずは使ってみてもらいたいです。オススメできない人はいないほど、どのようなサイクリストが使っても良いと思います。
使い方について
当たり前のことですが、グゥーキンαを使うときはケミカルを塗布するための道具が必要です。チェーンを洗うときはクリーニングツールを使った方が飛び散らないですし、チェーンのリンク内部の汚れまで掻き出してくれるのでオススメです。それに加えて豚毛の刷毛とか、汚れを掻き出すためのナイロンブラシがあると良いですね。
グゥーキンαは塗布後すぐに汚れを溶かしてくれるので、塗布後に時間を置いて汚れが浮くのを待つ必要がありません。ここが時間を短縮できる理由です。洗浄力の高さがゆえに、ケミカルが汚れを抱えて垂れてきてしまうので、パーツ類は養生するか、スプロケットをホイールに装着した状態で作業するときは、リムにかからないように傾けるといいですよ。その時は新聞紙や段ボールなどで汚れたケミカルを受けるなどして、そのまま流さない方が良いでしょう。
汚れを落とした後はグゥーキンα自体を落とすために水で濯ぐのですが、ボトムブラケットやホイールのフリーハブのベアリングまで水が届かないように気をつけたいです。濯いだ後は錆を呼ばないために、水置換性のオイルを使っても良いと思いますが、晴れの日に作業することはポイントかもしれません。
ヴィプロス グゥーキンα
容量:1L
価格:1,980円(税込)
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