幅広いラインアップを誇るイギリスの総合ケミカルブランド、マックオフから、ロードバイクやグラベルバイクといったエアボリュームの少ないタイヤに向けて開発されたシーラントが登場。瞬間的かつ確実にパンクホールを塞ぎ、落車のリスクを減少させる一品だ。



マックオフ Road & Gravel Tubeless Sealant (c)ダイアテック

高品質かつ印象的なビジュアルのプロダクトが揃うケミカルブランドのマックオフ。ロードバイクからMTBまで、その認知は広まっている。中でもショッキングピンクのバイクウォッシュはブランドを代表する存在で、一度は手にしたことがあるという方は少なくないだろう。

今回は、そんなマックオフから新たなタイヤシーラントとして"Road & Gravel Tubeless Sealant"が登場。その名のとおり、ロードバイクやグラベルバイクのために開発された特殊配合の一品だ。

マックオフ Road & Gravel Tubeless Sealant (c)ダイアテック

マックオフはタイヤシーラントの役割を「命を守ること」と再定義。MTBのように低圧でエアボリュームの大きいタイヤは、パンクした際にも空気の抜けは遅く、その影響は穏やか。対して、ロードバイクやグラベルバイクで用いられるタイヤは、かつてよりワイド化のトレンドがあるとはいえMTBよりは圧倒的に細く、また高い空気圧で運用されている。

そのため、パンク時には一気にタイヤから空気が抜けてしまい、グリップが瞬時に失われてしまう危険性が高い。タイトなコーナーでバイクを傾けているタイミングでのパンクによりグリップが失われてしまえば、落車は免れず最悪は命の危険もあるだろう。

7mmの穴まで塞いでくれる耐パンク能力を有している (c)ダイアテック

そのようなリスクから、ライダーを守るためにマックオフは専用設計のタイヤシーラントを開発した。このRoad & Gravel Tubeless Sealantに求められたのは、空気が流出する一瞬の間にしっかりと穴を塞ぎ、確実に空気を止めること。

マックオフはそのためにミネラルフレークと竹粒子を配合した特殊なフォーミュラを開発。最大7mmまでの穴に対応し、パンクした瞬間に粒子が穴を塞ぐことで空気圧の低下を最小限に抑えるという。最大110psi/7.6Barの高圧に対応しており、その状況下でも想定通りの性能を発揮する。

左が80ml、右が140ml (c)ダイアテック

また、乾きづらいこともこのシーラントの美点だ。合成ラテックスベースで柔らかめのフォーミュラとなっており、使用期間は2~6カ月。生分解性となっているため、外でシーラントが噴き出てしまった場合でも環境に与える影響は最小限に抑えられている。

マックオフの既存モデルであるNO PUNCTURE HASSLE TUBELESS SEALANTとの使い分けとしては、タイヤ幅40C、空気圧50PSIが目安となる。40Cよりで細く、50PSI以上の空気圧で運用するのであれば、Road&Gravel Tubeless sealantが最適な選択となるとのことだ。

左から500ml、1L、5Lのパッケージ (c)ダイアテック

パッケージは最小容量が80mlとなり、140ml、500ml、1L、そして業務用の5Lが用意される。価格は下記スペック欄にて。



マックオフ Road&Gravel Tubeless sealant
容量 / 価格:
80ml / 1,540円(税込)
140ml / 1,980円(税込)
500ml / 4,290円(税込)
1l / 7,480円(税込)
5l / 28,600円(税込)

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